試合報告

インカレロード＠美麻　DNF

半年間のブランクを経て5月の終わりに本格的に練習復帰してから3ヶ月、美麻合宿での立教とのレース走や山中湖合宿での感じから力は9割くらい戻っていると感じていたので、最低で完走、15位以内を目標に出走した。
懸念していた雨や低温からくる筋肉の冷えはビニール袋アーマーやスポーツバルムのおかげでまったくなかった。最初の2周くらいで序盤ちぎれる人は大体いなくなったので集団後方でまったりと待機。本来なら前にいたほうがいいのだけど、多少の中切れがおきても復帰できる自信があるし、集団の中盤や前方は位置取りでストレスがたまるので、終盤まではお休み。6周目くらいから徐々に中央や法政鹿屋日大などレースを動かすチームが前方に集結し出したので、そろそろくるなあと思い7周目に入る前の激坂で一気に前方に位置をあげると予想通りペースが上がっている、読み通り！脚も残ってるしさあ楽しくなってきたぞ！とか思いアドレナリン出てきたところで落車…最初のT字でブレーキが遅くなってしまい単独だったら曲がれたと思うが、前の人とのスピードが違いすぎた。そしてイン側にいたので選択肢はブレーキしながらラインを乱しまくり強引に曲がってみるか、インの草むらを一か八か突破するかの2択しかその時は思いつかなかった。前者はおそらく後続を巻き込んでの落車、後者はたぶん単独落車、ってことでインの草むらへ、雨でぬかるんだ草むらは予想通り滑って落車。できるだけ邪魔にならないようにすぐに立ち上がって待機、吉村が止まって待ってくれていたので行ってくれと言ってから、機材と怪我のチェックをしたら右手中指の爪がやられていて変速とかブレーキに支障ありと右半身擦過傷たくさん。機材は体を張って守ったようでチェーンが外れただけで奇跡的に無傷。しかしチェーンを直している間に集団も行ってしまい怪我も右手の怪我もひどかったのでリタイアした。

雨の中サポートしてくれたみんなや、応援にきてくださったOBの方々、いつも機材を貸してくださり完璧に調整してくれる店長の期待に応えることができず本当に申し訳ありませんでした。待ってくれた吉村もごめん。目標としてきた最後のインカレがこんな不完全燃焼かつ情けない結果に終わってしまったことは悔しさ以外のなにものでもなく、思い出してはあの時の自分に腹が立ちます。ただ幸いなことにツールド沖縄210kmにエントリーしていて、無様な引退レースを取り返すチャンスがあるので、怪我が治り次第それに向けて練習してきます。みなさんこれからもよろしくお願いします。