ジャパンカップオープン男子:14.1km×5周+10.3km×1周=80.8km 結果:完走
まず始めに、慶早戦があったのにも関わらずジャパンカップ出場という機会を与えて下さった川崎監督、部員のみんなには感謝申し上げます。ありがとうございます。
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[試走]
のんびりしていたらチャレンジレース開始20分前になってしまい急いで1周試走した。天候は雨。コース上にはいくつも水たまりがあった。
悪名高い古賀志林道の下りは慎重にいったが、後輪がズルッと滑って落車。幸いかすり傷程度で自転車にも影響ナシ。空気圧は前後輪とも6.2程度で低く設定してたのだが。。。さらに気圧をちょっと抜いた。いつもの感覚で鋭く行きすぎたのかも。もっとコーナーに対して緩やかな角度を描いたほうが良かった。ちなみにタイヤはPro3でした。
下りきってからは平地が続き、アップダウンをこなして鶴CCの登りに至る。直角コーナーが多くて常に気を抜けないという印象。鶴CCの登りは勾配が急で非常にパンチが効いてる。古賀志林道も相当パンチ効いてるけど。
鶴CCからS/F地点へは、テクニカルな下りが続く。古賀志林道の下りで転けたのでさらに慎重に下った。
古賀志林道は大体2~3分の登りで、鶴CCのキツイところは1分ほど?
[アップ]
アップは固定ローラーも持ってきたが、S/F地点前の坂で行うことに。スタート30分前までひたすら往復。途中雨が上がり、気温も上昇してきたのでウィンドブレーカーを脱いだ。
スタート地点には予想通り人が多く集まっており、早めに並んどいて正解だった。無事2列目のポジションを確保できてあとはスタート時刻を待つのみ。
[レース]
前日にスタートリストを見たのだが、メンバーが豪華すぎて若干ビビりながらスタート。
スタート直後からペースがカチ上がる。むちゃくちゃ早い。そのままの勢いで古賀志林道の登りへ。麓からちょっとずつ踏んで頂上あたりで先頭付近に上がって下りに入ろうと思ったのだが、それが出来ない。無理に踏まずポジションを落とさないように注意しながら登っていき、頂上手前100mくらいのちょっと勾配が緩む区間でペースが落ちたので、ここで踏み込んで先頭付近で1回目の古賀志林道をクリア。
かなりビビっていた下りだが、幸い集団のペースも遅くて落ち着いて対処できた。しかし、下りきってからの平坦がむちゃくちゃ早い。52*12じゃギアが足りなかった。コーナーの立ち上がりもクリテみたいだった。
今日は初めにも言ったとおり、わざわざ慶早戦があるのにジャパンカップに来ているのだから、最後まで何もしないのではなく、自分から動いていくレースをしようと思った。決まりそうな逃げの動きには3回ほど乗りに行ったが、しかしどれも不発に終わってしまい中盤以降の動きに備えて集団に戻った。
アップダウンはマイペースで登って省エネ走行を心掛けた。鶴CCも同じ調子で登ったが、ポジションを大きく落としてしまって古賀志林道までにポジション上げられず、下りきってからの平坦で地獄を見た。そのまま中切れしそうだったのでガチ踏みしてなんとか追いつく。
鶴CCでポジションを落とすと、その後非常に苦労するので、鶴CCは毎回頑張るようにした。
3周目か4周目?で西谷選手が鶴CCの一番きつい上りでペースを上げる。発狂しそうになりながらもなんとか遅れずにパス。かなりきつかった。4周目の古賀志林道は発狂しながら登った。この時点でメイン集団は20名ほど。
いつからか気付かなかったのだが、1人逃げており 1人~30秒~メイン集団 という構図だった。徐々にメイン集団のペースも上がりだす。
そして5周目の古賀志林道の中盤で我慢出来ずに切れてしまった。純粋に力不足な結果。
切れてからは本当に体力がスッカラカンな状態になってしまい、次々と集団に抜かれて死に体でゴール。最後の古賀志林道がとても長かった。
今までのレースの中で一番きつかった。ずーっとペースが早くて休む所がなかった。
[反省]
登りの反復能力が弱すぎる。これに尽きる。インカレでもそうだったが、終盤の特にペースが上がっている状態では無いときの登りであっさり限界を迎えて千切れてしまうというのが多すぎる。
他には、走り方が非効率的だと感じた。上手い人は周りのペースに惑わされず一定ペースで上りをクリアして、前と離れたりしても焦って踏み込むのではなく、後続を待って合流していた。自分にはそれが出来ていなかった。
[まとめ]
大した結果を残せなくて心苦しいですが、自分には今回のレースはとても良い経験になりました。
トップ選手と一緒に走れた事によって目標が明確になり、自分が何をすべきなのかわかりました。と同時に、自分の無力さを痛感したレースでもありました。
この経験をバネにして必ずや来年は結果を出そうと思います。
ありがとうございました。
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