8/21 蓼科→家
185km
交通量と気温を考慮して山荘を2時半に出発した。もちろん街灯などなく、月明かりだけを頼りに下っていると目の前に鹿が現れて危うく生類憐みするところだった。ミッドナイト蓼科は洋画のホラーのような雰囲気が漂っていたが、気にしないようにしてみた。
交通量が少ないのでドラフティング大会は止むを得ず中止となってしまった。しかし普通にふんふんしていたらいつの間にか甲府を通り過ぎて登り始めていた。甲府で雨に降られた気もするがきっと気のせいだろう。
今日の私はご機嫌で、前回バベルの塔でも登っているのかと思うくらい長かった笹子峠も気づけば頂上だった。長いトンネルを抜けるとそこには朝陽が差し込んでいた。長い夜もいずれ終わるのだ。
そこからも踏めるだけふんふんして家にたどり着いた。蓼科と家は日々近づいていることが判明した。
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