正直、自信を失った。想像以上に完走の壁は高かった。
完走するにはもはや日本トップレベルの実力をつけなければならない(体温管理、耐性含め)。
10/17 全日本大学自転車競技大会 6/17 DNF NP260
感想としてはただただ悔しい。
振り返ってみると、そんなにパワーが出ていない。寒さか。
個人ロードの反省を生かし、ローリングの時点でほぼ先頭に出て5周目までは集団先頭付近で走る。
この時点では余裕があった。下りで何事もなく先頭に出れた。
6周目、ナショナルチームが逃げを吸収しようとペースアップを行う。
ここで急激に辛くなる。休む場所がなくなり、心肺が上がりっぱなしになってしまう。ずるずる位置を落とし、心臓破りの坂で文字通り、心臓が限界突破してしまう。
あの集団が離れて行ってしまう時の悔しすぎる光景は脳裏から離れない。
もうこの時点でレース終了。もう追いつかない。けど一周でも多く走るため死ぬきで走った。
パワー的には千切れるペースではない。終わった時は寒さの影響はないと思っていたが、パワーも出ず、心肺がこんなにもダメだったので寒さの影響はゼロではなかったのかもしれない。レース後ずっと暖房の前でガクブルしてたし。
レース自体、個人ロードよりはるかに完走者の少ない過酷なレースであった(25人しか完走しなかった)。
これは低体温症の続出、異次元のナショナルチームの出場など近年のインカレではなかった現象が起きていたことが要因であると思うが、どちらにおいても強ければ関係のないことである。
何より気象への意識の低さは大いに反省しなければならない。
ホットクリームを持ってきてくれた谷口は偉大だった。
これからどうしていけば今回のようなサバイバルなレースで生き残れるのか今の段階ではよくわからない。
ただ入賞した筑波大の斎藤さんは週400kmをメニュー走でこなしていた。
大学、学部、学年によって練習に費やせる時間が違うのは仕方のないこと、
ただ最大限の努力をしなければ望んだような結果は得られないということを改めて感じた。
自分はこれから就職活動が本格化しそれほど練習量は確保できないかもしれないが、できる限りの努力はしていこうと思う。
逆に1〜2年の皆様は決して現状に満足せず、練習量も質も出来るだけ多く、高くできるよう努力してください(DNF人間に言われたくないだろうが)。
来年に向けてとりあえずの目標
来年のインカレにピークを持っていこう。FTP5.5倍目指そう。5分400w目指そう。クラス2入賞しよう。
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