修行報告

12/9

寒空の中、清正公と2人で出走。凍てつく風に吹かれながら極限まで近づくことで融合、自転車はタンデム、体はムカデ人間となり、冬の大地を這いずり回った。

まず都民。ここだけはタイムを狙う感じだったが、普通に踏めなさ過ぎて千切れ、一度限界まで行ってしまうと全然回復せず、ダメダメだった。

そのまま裏都民を降って柳沢の頂上までノンストップで4倍くらい。もうこの時点で既に足がキツく、柳沢の後半は200w出すのでもキツかった。ちょいハンガーノック気味になり、茶屋で昼食をかき込む。

復路は全引きしてもらい、まず今川峠とかいう20%近くある峠を登ることに。その後は斜度お察しの鶴峠だが、コースに10%近い登りか下りしかないので、どこが峠なのかもよくわからない。左を見ると遥か高くに道が見える、その絶望と言ったらもう。

ここで日が暮れる。マイクラの世界での暗くなっていく絶望を、まさか現実世界で味わうことになるとは。

真っ暗な中、山道をくぐり抜け、気づいたら裏和田の麓に。気合いで登り始めるが、体は動かない。しかし、これは練習ではなく修行。何wで走ろうが関係ない、登り切るのが重要なのである。

後半のキツイところは時速5キロくらいでなんとか倒れないように走行。こんなペースじゃ日が暮れ………ってもう真っ暗だったわ。

無事登り切った後の表の下りは地獄だった。寒いし暗くて何も見えない。無事ハンガーノック気味になり、ファミマでパンをかき込む。ココアを流し込んだら軽く火傷したのか、舌が未だにヒリヒリする。取り敢えず、グローブとシューズカバーの購入を決意した。

調子の悪さも相まって、今までで1番キツかったように思える。230km4100upも蓼科で走った時を普通に超えてた(正直距離より獲得標高と勾配の問題)。やっぱり強い人はメンタルも常人離れしてるんだな。これでメンタルをまた一つ強靭なものにすることが出来たので、引き続き乗り込んで行きたい。

TSS466卍


12/10

昨日のせいか吐き気、頭痛、足の痛み、舌のヒリヒリがキツく、三本ローラーですら乗る気になれなかった。リアルに命削ってるのでもうしばらく嫌や…

取り敢えずこの苦しみを忘れず、普段の練習の時に思い出せばより強くなれる気はする。

小原慧

小原慧

新入生に負けないように体力戻します

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