2020年は激動の一年であった。
コロナに始まり、オリンピック延期、安倍首相の辞任、鬼滅の刃、佐々木さんの進級、栗原の留年……。
私はというと、短距離専念、基準獲得、インカレ出場、留年の危機……。
今年も自転車といい単位といい学生証といい恋心といい、落としものが非常に多い一年となってしまった。
その原因のひとつは欲にまみれていることだろう。
これは越年してはいけないので、本日で蹴りをつけるべく、覚悟を決めた。
gを108本登って煩悩を消し去り、菩薩になろうと。
手始めに10本ほどアップ。この時点でメンタルがぐらつき始める。
続いて10本。メンタルが決壊する。
続いて10本。メンタルが修復した一方、脚が無くなり始める。4月に100km走って以降、大台を超えていない自分にとってgだけで170km走るのはもはや無謀としか言いようがなかった。
もう10本やることさえ困難になり、5本ずつが限界に。身体中から悲鳴が聞こえ、腰がうーうー言い出す。
登って降りるのに7分くらいかかるようになり、人間の限界が見えてきたので半分までは頑張ろうと目標を修正。
そんなこんなで6時間かけて54本登ったわけだが、身体の限界を感じ取れ、イルミネーションに浮かれている人たちを包み込む優しさを手に入れられた。
これだけで十分ではないか。
愛と慈悲の心をもって生きていこうではないか。
108本出来なかったのは悔しいが、欲を捨て去ることができたならいいではないか。
清く生きていこう。
頑張ろう、2021年。
92km,2985up
p.s.今田美桜と結婚したいンゴね。
コメント