どうも卒論中間発表レポのことで頭がいっぱいの石井です。
本を読んでいていいなと思った一文を書かせていただきます。
「指導者が経験を積むうちに、深みを増すというのは幻想である。(中略)指導者が高い位置につく前に得た確信というものは、知的資本であり、その地位に留まる間この指導者は、この資本を消費することになる。指導者となれば沈思熟考している暇はほとんどない。」(『ニクソンとキッシンジャー 現実主義外交とは何か』大獄秀夫著 中公新書)
3年生や4年生になるとここでいう指導者という立場になる訳で、ここでいう「知的資本」を消費することになる。3-4年生では運営する側になるので持てる知識を発揮していくことになります。
1-2年生の時期の経験や、考えたことが「指導者」という立場になった時に生きる訳です。この時期に部の運営に対して主体的かつ当事者意識を持ちながら生活できていたかが運営側になった際に試されるということです。
実際に私は1-2年生の時に「こうしたい」、「もっと上手くやりたい」と言った思いを募らせてきました。そして部の運営を任されてからはその思いや考えを実現するために改革しました。それが成功したこともあれば失敗したこともありました。でも何もやらないよりはマシだと思います。
何が言いたいかというと漠然と競技人生を過ごすのではなく、いろんなこと考えながら競技人生を送って「知的資本」を溜めてくださいという老害の意見です。
前置きが長くなりましたが、練習報告させていただきます。
1/3 茅ヶ崎〜葉山往復 44km
2021年初乗り。やっぱり湘南の海沿いは走っていて気持ちいいよね。
1/7 小山田一周TT
小山田大 20:42 Ave.234w NP301w
気晴らしに小山田。途中トラックに阻まれたにしては好タイム。ワットも悪くない。まだディエゴには負けないな。
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