マイ・フェイバリット・ひみつ道具

 遅くなってすみません。芳賀です。

 時差こそあれ、ともにマレーシアNo.1野球チーム「ハリマオウ」で汗を流した直くんから戴いたお題は「ドラえもんのひみつ道具を1つだけ使えるとしたら?」です。
 これを読んでいる一般社会と隔絶されたチャリ部の皆さまに置かれましては、ドラえもんが何色かも知らないような方がほとんどだと思うので、まずは秘密道具の何たるかを説明していく。

『ひみつ道具は、「ドラえもん」作品に登場する、未来の道具を指す総称。ドラえもんの道具には、ドラえもんの製造時からポケットに既に組み込まれていた物もあるらしい。実際は未来のデパートからドラえもんが追加で購入してくることがしばしばある。ほとんどは安物であり1回きりの使い捨てである。(中略)なお、作者はドラえもんのひみつ道具の3分の2くらいがレンタルであると発言している。』(Wikipedia「ひみつ道具」より引用)

 つまり、ひみつ道具といっても現代に置き換えれば「青い狸がオリ○クスでレンタルしてきて腹にしまっているだけの安物」であり、さして「ひみつ」というべきものでもない。しかしながら、のび太少年のあらゆる「ナンと化してよドラえも~~ん!!!(咽び泣く)」に応えてくれる道具の数々は私たちに夢を与えてきた存在であり、みんなの憧れであることは疑いようもないのである。

 前置きはさておき、どんなひみつ道具があるか見てみよう。

 はじめに欲しくなったのは「アンキパン」である。文字を転写して食べると完璧に覚えられる。4年になっても前期だけで20以上の単位を取得せんとするシリアス・ステゥデントの私にぴったりではないか。しかし1枚で覚えられる内容に限りがあるのが欠点で、しかも排泄すると忘れてしまう。のび太が食パンをのどに詰まらせて死んでしまうオチまで覚えている読者も少なくなく、その意味で有名なひみつ道具の1つといえる。   

『ドラえもん』2巻より

 私は無類の食パン好きであり、おやつに食パン一袋をよく与えられていたのでアンキパンユーザーにめちゃくちゃ向いている。課題である1枚当たりの面積不足は文字データを圧縮してPDF化し、ペーストして食べる方法を考えたが、アンキパンは電子データに対応していないようなのでボツとした。

 結果、私が最も欲するひみつ道具は「家の感じ変換機」である。これさえあれば我が家をどんな雰囲気にでも変更できる。

『ドラえもん』31巻より。ネーミングは完全に放棄されている

 我が家を訪れたことのある方はご存知だろうが、私の部屋はまず暗すぎて一度でも泊まったら鬱になること請け合いである。今こそこのひみつ道具でこの暗鬱な空気を取っ払い、勉強するときには解放感MAXの「LAのCaféな感じ」、ボーッとするときには美しい風そよぐ「庄内平野のど真ん中な感じ」に変貌させたいんである。とにかく旗の台と日吉以外の場所に私を連れて行ってほしい。
 COVID-19全盛のこの世の中において、家にいながらあらゆる空間に自分を置けるこのひみつ道具は非常に価値があるわけです。替わり映えしない日々に刺激を与えてくれるこのひみつ道具を私は推したい。以上!

次は神保君いきましょう。テーマは「子どもの頃に起こした失敗」です!よろしくお願いします~。

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