軸は持っておきたい

2021-10-03

前日のTSSが大きかったからか凄く眠たかったが、寝ぼけた頭では全体練習を休む良い言い訳が思いつけなかった。走り出してみると意外と脚は軽くてz2-z3くらいで心地良く回していけた。

遅刻する1年生が悪いのではなく、理由のない遅刻が許されてしまうような全体練習を作っている僕達上級生が悪い。今一度確認させてもらうと基本的に集合時間というのは練習がスタートする時間であってその時間に到着すれば良い訳では無いのだということを理解してほしい(疲労度によっては寝坊してしまう事もあるしそれを咎めるつもりはないが、通常時は上記のようなスタンスでいてほしい)。楽しむ事が目的な部員がいても結構。僕もできるだけ楽しみたいと思ってる。ただ、同じ部活の中には全日本選手権に向けて本気で練習している部員もいる事を理解してほしい。そういった選手の足枷になるような行為は慎んで欲しい。同じ目標を持てとは言わないが、せめて仲間の挑戦を応援してあげられる思いやりを持っていてほしい。

また、最近は練習前にその日の練習内容(コース、峠のペース、班分け等)をロード班長のこうせいプロが伝えている。ピュイニキのブログにあったように言われた事をただがむしゃらに熟すだけの選手が弊部にいて欲しくない。その日の練習の意図・目的を理解した上で走り、その後目的通りに練習できたか、より効果的にするにはどうすればいいか、などを考えられるようになって欲しい。ただ言われている事をがむしゃらにやっているだけでも才能があれば強くはなれるかもしれない。でも、僕達はプロになる訳ではないのでそのようにして強くなったとして将来に何が残るんだろう。前石井首相も仰っていた事だが、もっと自分から考えて自転車競技に取り組んでほしい。自転車競技の1番の面白さはそこにあると思う。十人十色の勝利に対するアプローチが存在する。努力の仕方は人それぞれで良い。例え練習量が少なくたってレースで勝てるんだったらそれでいい。でも、その努力は受動的ではなくて能動的であってほしい。そういう主体的に考えて行動できる人間の集まりになればきっとかっこいいと思う。最近、大前さんからメニューを貰ってそれを脳死でこなすばかり。今年の学びの一つに「餅は餅屋に」というのがあり、自分で練習メニューを考えようなどとは思わないものの、食事面やテクニック面等、他にも工夫できることがいっぱいあるはず。主体性を失った自分へのメッセージでした。

練習報告に戻ると、牧馬は結構しっかり踏んで自己ベストを20秒更新。ワットも復帰してからでは1番良い感じ。前日にVで入れた刺激が良かったのだと思う。だが、その後はもう踏めなくて雛鶴は圧倒的Tempoを誇るピュイに引きずられた。ピュイはベース~テンポの積み上げがすんごい。来年とかには300w?3時間くらいなら行けるよとか言ってそう。

ZEBRAは行ってみたかったけど、そういう楽しいライドは全日本が終わってから。全日本はきっと耐えるしかないような苦しいレースになる。自分はそういうレースでいつも気持ちが負けちゃうから今から気持ちを作っておきたい。また全日本後にやりたいことリストが追加された。楽しみがあるから頑張れる。

全体練習はもっと良い形にできる。せっかくだから苦しい練習も楽しみに変えていけると最高。きついからやりたくないけど、強くなれるからやりたいみたいな一種のアンビバレンスをみんなで楽しみたい。だからみんな主体的に考えてどんどんアイデア出していこう。きっとそういう姿勢がより楽しくさせる。

p.s. コストコのおっきいステーキを食べたい。

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