報告が遅くなってしまい申し訳ないです。いろんなことを考えてました。
全日本選手権U23 5周DNF
まずはレース前までの準備のお話。
個人ロード後から気合いを入れ直し、練習も練習外の部分も頑張った。インカレの時とは比べ物にならないくらい強くなったし(インカレの時が弱すぎた)、体重も管理できて68.5kgくらい。筋肉がついた上でのこの体重なので、いい感じに絞れていたと思う。まあ要するに今の自分が用意できる完璧な状態だった。
前日
西村のブログの通り。試走が出来なくて残念賞。でも、試走をしてもしなくても様子を見るために1周目のくだりはどうせ中盤ちょい後ろくらいにいたと思う(あとはズルズル下がってたと思う)。後ろにいても登りで少しずつ上がって、徐々に慣れていこうと考えていた。
アップ
近くの坂を行ったり来たり、寒いけど太陽は出てるし、ほぼほぼいつも通り。
スタート
10分前くらいに中盤あたりに並んだ。
スタート直後は道がかなり広いのでスコスコ進めた。でも、くだりはじめがどのタイミングで来るのか分からなくてちびってた。まああとは4分経たないくらいで、大きめの落車に突っ込んだ。5-10秒くらい止まった。そこで、集団中盤以降の人は中切れ縦伸びして結構バラバラになってた。
んで、死ぬほど踏んで(5分400w以上だった)集団に追いつこうと頑張った。後からデータを見返すと、このタイミングで自分のキャパを使い果たした感じだった。でも、結局はギリギリ追いつかなくて(見えてはいた)、そうこうしているうちに小原さん含む15人くらいの集団が後ろからやってきたのでそれに乗った。この時、このレースはもう終わったなあって思ってしまった。そういう弱い気持ちってとてもよくないよね。
あとは、微妙なペースで進む集団が前に追いつける感じもなくて、5周分消化しただけだった。
3周目くらいからコースにも慣れてきて、下りをノーブレーキで下れた、平坦区間は自信を持って先頭を引っ張れた、あまりにも小さいけれどこの2つが、今回のレースでの収穫といったところだろうか。悲しすぎるくらいに自分の力を発揮できなかった。(これも自分の実力ではある。)
結局、今年のロードレースを一度も完走していないロード班部員になってしまった。レース直後からそれだけで頭がいっぱいで、去年の今頃描いていた2021年シーズンとは大きくかけ離れた結果に、めちゃめちゃ萎えていた。1週間くらいはかなりネガティブで、いっそのことロードレースは諦めちゃって、得意なTT系に絞る方がいいのかなとか考えてた。
でも、よくよく考えてみればTTもそこまで強くないし(来年はTTも強くなります)、そもそもの話、僕はロードレースを走ってみたくて大学でも競技を続けたのだと思い出した。アタックしたり逃げたり登りで千切ったり、ラスト数秒を争ったり。ああいうのがとてもかっこいいなと思っていたんだと。でもまだ一度もそんなかっこいいことをできていないなって気づいた。まあそもそも完走もしてないけど。まだまだレース経験値が低いのに、うまく走れないのは当たり前で、数回のレースで上手くなるなんて考えてた自分が傲慢だった。
来年こそはロードレースで活躍できるように頑張るしかない。
特に来年は、歴代の慶應で考えても(歴代をよく知らないが)“強い代”になれると思う。ロード班の脚質は地味にバラバラだし、いろんな戦い方ができると思ってる。そして何よりみんな強い。自分もそのいろいろな戦い方のできるメンバーの一員になりたいなと思っている。
今までのスポーツ人生、ダメダメな年の次はいい結果が待っていた。もう一回頑張り直します。
最後になりますが、わざわざ広島まで来てくださった宇佐美監督、平田、そして金銭的なサポートをしてくださったOBの方々ありがとうございました。
ps.
(小原さん)最初の2周、交代飛ばしてごめんなさい。
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