tojサポート

リタイヤしたからといってtojは終わらない。

今度はサポート部隊としてtojに参戦した。初めの方はリタイヤしたレースのサポートをするということであまり良い気分ではなかったが、実際にサポートをやっているとそれなりに楽しかったし、勉強になることもありすぎた。

自分は金田さんというマッサージャーの方と一緒に主に補給のサポートを行った。まあ要はボトル渡しだ。

tojのサポート部隊ということで補給所の周りでサポートしているのは基本的にトッププロチームを渡り歩いてきた本物のサポート係の人たち。自分はど素人の補給員。

ボトル渡し自体は何かあった時のために過去に練習していたし、普段は補給を受け取る側として補給の雰囲気はわかっているので難なくできたが、金田さんには補給はボトル渡し自体よりもポジション取りが重要だと言われた。

周回レースだと補給ができるのは最初の数周を過ぎてからなことが多い。選手もレース中はポジション争いがあるが、補給係も補給開始の数周までにポジション争いをする。ロードレースだと登りの途中に補給所が設置されていることが多いので各チームは選手が登ってくる速度や勾配を考えてベストポジションを取りに行く。

今回は金田さんと自分の2人でサポートだったので金田さんが前の方でスポドリを、自分が後ろの方で水を持って待っているという形になった。暑い日は冷たいコーラなども補給につめた(選手は気持ち悪くなるので一気飲み注意)。一人で補給を捌くときは選手に事前に中身は何が良いかを聞いておくが、余裕がなければ的当に渡しているらしい。

金田さんには補給が始まるまでの数周の間に自分のポジションを確立することが大事だと教わった。その数周の間に補給はできなくとも自分がどの辺りで構えているのかを走っている選手にしっかりと認知させておくことが大切らしい。

また補給をする際は周りの補給員と誰彼構わずコミュニケーションを取っていると言っていた。補給に関するルールは天候などによってコロコロ変わるのでしっかりと情報を共有して最新情報を掴むためらしい。

補給の前後は忙しいが補給を待っている間は暇だし今回は曇りだったのでまだ楽だった(相模原は雨でキツかった)が炎天下の中で待つのはすごく大変だと言っていた。補給所は日陰がない場合も多々あり、今回みたいな補給所がスタートゴールと離れている場合はその場を離れられないのでなおさら大変だった。

普段は当たり前にサポートの人から補給を受け取っていたが、改めてサポートのありがたみを感じた。

ちなみにユーラシアは最初の2日間でボトルが10本以上なくなってしまった。

選手のボトルを捨てる場所が問題?かと思われる。選手側もボトルをしっかりと補給員に回収してもらえる場所に投げたり、チームメイトと連続で補給所に突っ込まないようにしたりするなどの配慮が必要だと思われる。

秋田圭佑

秋田圭佑

総合政策学部2年

最近の記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


アーカイブ

月を選択

最近の記事

  1. 春休みが終わる

  2. 練習報告

  3. まだ冬なのか

  4. 館山ラストday

PAGE TOP