意識高い系を目指し始めた

7/21(木)

里山で30s走を10本。ポイントレースを意識して、オールシッティングを5本と普通にダンシングでダッシュを5本、交互にやった。

シッティングとダンシングはかけた場所が少し違くて、シッティングは平坦基調のスピードが乗る直線で、ダンシングは二段坂で。ギアはシッティングの時は52-14、ダンシングの時は52-16でスタートした。

前日の疲れからか、かかりが悪かった。体では追い込んでいるのだが、足がついてきてなかった。というか、この領域に関して進歩が見られない、、、

暑さが増すにつれて、本当であれば瞬発系の領域は伸びが見られるはずであった。もちろん度合いにもよるが、トラックの短距離種目などは、筋肉の温まり方の関係で、暑ければ暑いほどタイムが出るものだ。自分の経験では、真夏は筋肉が最初から温まっているので軽く足を回すくらいでアップが完了できていた。

そういうわけで気温の影響と自身のレースシーズンに向けたパフォーマンスの向上から、この領域も次期に上がるものだと思っていた。しかしながら、私は春先から思った以上にこの領域が伸びていないことに気がついた。もちろんこのような練習をあまりしてこなかったツケがまわったといえばそうなのかもしれないが、非常にガッカリだ。夏に向けて気温が上がってくればPBも勝手にじゃんじゃん更新できるだろうと思っていた自分の楽天的な考えは何だったのだろうか。

柿木さんの講習で言及されていた限界まで出し切るということについて色々な考えが浮かんできた。もちろん”自分の中での限界”まで出し切るというスタンスは絶対に揺るがない、非常に重要なものだと考える。実際に自分自身を限界まで追い込めるやつは強いと思う。

ただし、筋肉の質について考えてみた場合はどうなのだろうかという疑問が浮かんでくる。同じ瞬発系の練習をする際でも、速筋型の人間と遅筋型の人間では、同じだけ追い込んだ場合でも、どうしても筋肉にかかる負荷が変わってしまうと思う。遅筋型の人は決して追い込んでいないわけではなくて、筋肉の性質上、どうしても一発じゃ追い込めない。その代わりにそこそこの強度のダッシュならば何本もできるという現象が発生すると思うのだ。

ちなみに私はバランス型である。簡易検査キットではあるが、一応、遺伝子検査をした。とある人に、自分が最大限のパフォーマンスを出すために、自分がどういう筋肉のタイプかを把握した方が良いと助言されたのがきっかけである。自分が本当に進むべき方向性を見誤らないようにと。自分ではバランス型の中でも遅筋型に近い方だと勝手に思っている。1万円弱でできるので、皆さんもお試しで一度やってみると新たな気づきが生まれるかもしれません。ちなみに筋肉の質はその人がムキムキかどうかとかは関係しない。私は、阿部が実は速筋型なんじゃないかと思っている。全体的なパフォーマンスを見てそう思った。ガタイが良くなったら、トラックレースで覚醒できると思う。

話がそれたが、何が言いたかったのかというと、筋肉の質の観点で見たときに、自分が一発では追い込みきれないのではないかと思っているということだ。なんでもかんでも頭で考えているとセルフリミッターになってしまうが、それでも絶対に同じ追い込みにも個人差が出る、出るというか出ざるを得ないと思う。とにかく、自分の限界まで追い込むというスタイルは取り入れていこうと思うが、本数を鵜呑みにするのはなんだか違う気がするので、様子を見て調整しようと思う。正しいスタイルというものは存在しない。

そして私は決して意識が高い系を目指しているわけではない。何人の方はお気づきかもしれないが、テストやら課題やら、この先に待ち受ける遠征などの諸々のスケジュール調整で、自分の脳みそがオーバーヒートしてしまった。今思っていることを記憶する自信がないのでこうして文章に起こして忘れないようにしている。

気持ちを入れ替えて、言い訳せずに自分が苦手な領域と向き合おうと思う。上の文章は決して言い訳ではない(はず)。

ps.それにしても昨日のヤコブセンのタイムアウト回避の追い込み方はすごかったな。

秋田圭佑

秋田圭佑

総合政策学部2年

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