白馬2日目 クラス1昇格

2022/07/31 白馬2日目 1位クラス1昇格

1日目は睡眠不足でキツかったので22時前には寝た。そう、その時は大前翔というスプリントのある強い選手と同じ組になると聞いて、若干萎え気味で寝た。

朝は6時に起きて寝ぼけながら朝食。しっかり食べればレースの頃にお腹もちょうど良くなるかなという量を食べた。ただ結局足りなくて清水からパンをいただいた。ありがとう。

アップはz2前後で回して、20-10を入れるつもりだった。ただ、1回目の20秒でしっかりと心拍が反応したので、2本だけやった。やっぱり前日はいくらやっても心拍が上がらなかったので、ダメダメだったのであろう。1日目のブログにも書いた通り、1日目のレースが刺激になった。↓1日目のブログ。

レース3分前にサングラスをつけていないことに気づき、立教の鹿島に取りに行ってもらった。奇跡的に間に合いサングラスを装着できた。まじでありがたかった。

レース

自分としてはタイミングを見計らって逃げ切りというパターンしか考えていなかった。正直、大前さん以外の選手にもスプリントのある選手はいたし、1位にならなきゃ昇格できないレースで自分が集団スプリントに持ち込むのは勝率が1番低いと思っていた。

実際レースが始まるとたしかに大前さん中心のレースだった。大前さんが動くとみんな動く的な。前半、様子見で一度ひとりで抜け出して一周してみたが、違うなという感じだった。まあただ自分へのマークは全く感じなかった、一応その確認の意味でもあった。

そうこうしているうちに徐々に人数が減り、大前さんが一度下がって来てくれたタイミングで作戦を共有した。大前さんが集団を縦に伸ばし、みんなの脚が減って来ている中で自分がアタックするというもの。自分は逃げれるタイプだし、大前さんはスプリントがあるので慶應としての勝率を上げるための作戦だった。自分からすれば大前さんは逃げないとわかっているのでチェックする必要はなく、集団で芋芋するだけだった。と言っても全然芋芋できていなくて、大前さんの立ち上がりに自分も脚を消費するおバカになっていた。

そこからはタイミングと残り時間と集団の雰囲気を見て1発かますだけだった。ただ、逃げのことも考えて、絶対に1発で決めたいなーと思いながら様子を伺っていた。

あの田んぼを何周もしているとわかるのだが、若干登り坂になっている1番長いストレートでは、立ち上がりにもがいて、集団が見合う瞬間に若干左に逸れる傾向があった。そしてそのあとまた右に軌道修正してコーナーに入っていく。なので自分はその左に逸れたゆるむ瞬間にガツンと行こうと決めた。早過ぎず遅過ぎず、一気に踏み切ってコーナーに入っていく感じで。

自分で言うのはアレだけど、飛び出しのタイミングは絶妙だったと思う。行ったぞーって誰かが叫んでいたが、あの瞬間に飛びつかなければこっちのもんで、一気に差が離れた。正直1人逃げの方がペースを刻みやすいし、牽制もないので、本当に誰も来なくてよかった。そこからは集団が緩んでいた場所ではしっかり踏んで、ただただ刻んでいく感じで走った。冷静に水も飲んだ。他の組のレースだと15秒差がつくと逃げ切り完全確定という感じだったので、それを目標に踏んだ。ただ結局ずっと8秒差とかで、集団が一気に上げたら一瞬で追いつかれたのだろうなと思う。残り2.5周くらいで、別に自分が逃げ切らなくても大前さんが集団にいるし、最悪吸収されてもいいかと思ったが、これで勝てなきゃ一生クラス1に上がれないと心を鬼にして踏み切った。

結局そのまま垂れずに走り切り、優勝。ちょうど3年前に県大会で勝ったぶりの優勝だった。せっかくなので「慶應義塾」を目立たせようと手を持っていったが、ジャージに慣れていなくて失敗した…。

総括すると、最強の敵は味方だったという話。大前さんがいなければ吸収されていただろうけど、他大学はそれを知ってて僕をみすみす逃したので、勝ちだった。チーム戦ってこれか〜ってなった。

自分よりも大前さんが喜んでくれて、なんかとても嬉しかった。

1日目は最悪の結果だったけど、2日目は最高の結果で終われてよかった。

そのあとは乗り足しに練習に行った。山も綺麗だったけど川がきれいだった。

あと今回は平田が偉大すぎた。平田が来ていなかったら、みんな暑さでぶっ倒れていたかもしれない。少なくとも僕はぶっ倒れていた。いつもわがまま聞いてくれてありがと。

あとは自分は右コーナーが異常に苦手だということがわかった(まあ知ってた)1日目よりも左コーナーで遅れることはなかったけど、右コーナーはめっちゃ遅れてた。今回は1箇所しかなかったから耐えたけど、ちゃんと練習しよう。

以上。

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