2023/05/28 全学クリテ
2年の時は20位、昨年は落車。
成績は残していないが、スピードに乗った状態からのロングスプリントコースで、自分にとって相性が悪いコースではないと思っていた。
目標は入賞。優勝という目標は距離を感じたし、「ここに向けてたくさん練習してきた」というマインドはなかったので、そんな人に優勝のチャンスは来ないとも思っていた。
でも、慶應チームの誰かで優勝はできると心から思っていた。個人で強い人は他チームにもたくさんいるが、チームの走力だけを考えれば相当上位に来ていると感じていた。
その中で、慶應が他チームにやりたいこと、やられたくないことは明確で、チームにとってやられたくないことが自分にとってはやりたいこと、だったので、自分は自分のために動いて、結果的にチームのためにも動けるようにという気持ちで出走した。
簡単に言えば、慶應が逃げに人を乗せられず、集団スプリントに持っていけないというのが渋い展開で、自分は逃げでの小集団スプリントでポイントを稼ぎたいという考えだったので、とにかく逃げに乗ることを意識した。
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試走1周して風向きを確認しつつ、アップでいつものローラー。心拍もすぐ上がり、脚へも適度な負荷がかけられたので、ベロトーゼ履いて逃げの意思を固めてスタートラインへ。
最初の180度を終えて、一気に先頭へ出た。宇佐美さんが立っていたところを先頭で通過し、周りを見つつ、次の飛び出しの発生を待っていた。その飛び出しで明治が行ったが、少ない人数なので見送ってしまった。結局そのまま先行して得点を取っていたのでここは判断ミスだったかもしれない。
2周目は疲れたので休憩。3周目はスプリントに加わるも20番手くらいで無駄脚。次のスプリント後すぐに逃げようと思い、3周目はぬくぬくしながら、スプリントで位置を上げて、緩んだ瞬間に単独でアタック。たしか、山田と西村がスプリントしていた周だと思う。そのままぐんぐん集団とは距離が開き、泳がされてる頃かなと思い後ろを振り返ったら、5名ほどが追いかけてきていい感じ。一度吸収されたが、再アタックに飛び乗って、そのままいいペースで回し続けて、ラスト300mへ。と言っても、自分と明治と日大くらいしか実質踏めていなかったので、そこまでにかなり脚を使った。後ろの集団がチラチラと見えていて、でもそんなの気にせずにもがいたら、ギリギリで追いつかれて死亡した。まあ川野が点数を取れたのなら問題なかったが。
5周目はもがいたが届かず。
6周目は位置を上げようとしていたタイミングで目の前で落車。ギリ歩道に逃げれたのでコケなくて済んだ。そのタイミングで集団からは置いてかれたので44位でゴール。
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今回のレースはすごく楽しかった。2年の時の神宮で2位になった時、白馬で逃げ切って勝った時、そして今回のレースは走っていてとても楽しかったと個人的には思っている。前方で選手の顔色見ながら逃げが発生するあの瞬間がすごく好き。
そして、学連のクリテの逃げで自分がこぼれ落ちることは99%無いと強く思えた試合だった。下手したら学生最後のクリテだったので、クリテの逃げというものに乗ることはもうないかもしれないが、とりあえず。
正直、自分がロードで入賞するならこの大会が一番可能性があるなと思っていた(今もそう思っている)。というか長距離ロードはかなり厳しいものがあると思っている。まあそれでも頑張っちゃうんですけど。
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今回の試合は本当に誰かが優勝すると思っていた。でもその誰かが自分であるとは思えていなかった。
でも、山田や川野が本気で日本一を目指していて、すごく刺激になった。
自分にとって、実質残りのチャンスは全学とインカレの2回しかない。
もっと頑張ります。
ps.参考パワー↓

久しぶりに心臓ドキドキで、20分190とかだった。
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