インカレロード

9/16

インカレロード 

距離150km

結果:34位 トップと+20s

台風により延期になったが、無事に開催された。開催してくだったことに感謝。

場所は美麻から群馬サイクルスポーツセンターへ変更。

過去に2度レースで走ったことがあり、個人的には走り慣れたコースだったので安心感を持って挑めた。

レース前の振り返りから。

まずは前日。カーボ多めの食事をとり、ホテルではできるだけリラックスできるように心がけた。1時間ほど実走して軽く脚を回した。

22:00に就寝したが4:30にピタッと起きてしまったので6時まで取り敢えず目を瞑って横になった。最近は7時間寝ようと思ってもそれより早く起きてしまうので困ってる。まあそれも含めいつも通りなので問題はない。

朝食をホテルのバイキングでとり、会場へ。

出走時間から逆算して、試走後はそのまま並ぶ感じになると分かっていたので会場着いてから着替えて即アップ開始。

今回は群サイということもあり、序盤のペースがかなり上がると見込んでしっかり心拍を上げることを意識した。

メニューは15min L2で回した後、ランプアップで2minごとに20wくらいずつ上げてftpまで。合計5回のランプアップをした。2minのレストを挟んで10-20sもがきを4本。

アップの時点で心拍の上がり方が異常でかなり苦しかった。気持ちが少しマイナスに傾いたが、今はキツイがここで耐えたら試合も楽に運べると思い最後まで遂行した。アップなのにキツイメニューをやっている気分。実際きつい笑。

182bpmまであがった。その後心拍が140から一向に下がらず動揺したが、気にせず少し休んで1周試走した。3年前と色々と景色が変わっていてビビった。禿山になっていた。

試走後トイレをすまし余裕を持って整列所へ。ここらへんでかなりの雨が降り出した。

サポートの方に傘をさしていただき助かりました。両輪のタイヤの空気を2プッシュ抜いておいた。

アップ時には雨が降っておらず、レインジェルを塗らない判断をしたのでミスったと思った。が、スタート地点にて阿部さんが持ってきてくださったので直前でお腹と手足に塗り込めた。神サポートありがとうございました。スタート直前に身体が冷えてる感覚があり、寒かったのでレインジャケットをお借りしてスタート。

3年前の代替大会が脳裏によぎりその判断をした。実際のところ走り始めると寒くはなかったので途中で脱いだ。

今回はローリングがないためなるべく前の方でこなすことを意識したが、結構中途半端な位置で序盤苦しんだ。

一番ヤバかったのは、補給ゾーンの位置がホームストレートのかなり手前でスピードが乗っていた為、序盤にボトルを全然取りに行けなかったこと。実際2.3周使って場所を確認するくらいしか出来なかった。途中である程度分かったので最初の補給を取ろうとしたが、雨で滑る&高速すぎて弾いてしまった。この時点で今日はやばいと察した。ボトル2本入れてきて本当に正解だった。

とりあえず最初の1時間30分くらいはボトル交換なしで耐える形になったが、2回目以降は、高柳さんと息がぴったりあって最後までミスらずに完璧にボトルを渡していただいた。めちゃくちゃ助かりました。3.4回くらい受け取ったのかな。途中からはボトルを落とす気が全くしないくらいバチっと受け取れた。手に吸い付く感じがした。

心の中ではボトルを1本受け取る毎に、「これでまた1時間生存時間が伸びた」と安心していた。

レース展開はというと、序盤に日大一名が大抜け出しする形になり最大で5分くらいの差になった。集団はかなり落ち着いていたが、所々で縦伸びする場面があったので脚を使わないように集団前方に上がって心臓破りをこなしたりした。

レースも時間が経つにつれて走り方が染み付いてきたので、セーフティにこなせた。

100キロを超えたあたりで脚が攣りそうになった。これは毎回そう。結局インカレ当日も同じかーって思ったが、ツーランというミネラルタブレットを持っていっていたので気持ち程度に摂取した。これがかなり効いたみたいで、次の周の心臓破りで脚が元に戻っていた。

それ以外にもダンシングを用いて前側の筋肉に負荷を分散させたりした。

後半、中々縮まらない逃げに対し各校のエースたちが追走集団を形成し抜け出す形になった。当初のプランでは後半の各校エースの抜け出しの動きに遅れないように集団前方をキープすることだったが、この動きがあった時は集団中程に位置してしまい乗り遅れた。明治の牽引により集団は一つになったものの、抜け出したメンバーを見る限り強力であったため、本来ならそこの時点で勝負アリであった。
ラスト2.3周でハムが攣りかけながら何とかダンシングとかで別の筋肉を使うようにして心臓破りをこなしたが、ラストは脚全体が動かなくなった。

最終周の心臓破りで脚が攣って集団から遅れ、そのまま分断された集団ゴール。毎回100kmを超えたあたりで攣りそうになるので、何とかしたい。
集団スプリントor心臓破りのパンチ勝負なら上位に食い込めると思っていたのでかなり悔しいが、これも実力。

来年は入賞以上の結果を残せるようにより一層気合を入れて取り組む。

南魚沼での合宿も直前に控えているが、今年の後半の最大目標レースであるジャパンカップオープンが10月にあるのでそこで結果を残す。勝ちを狙っているので気持ちを切らさずに臨みたい。

長くなりましたが、今大会の開催に際し、運営してくださった方々、サポート、応援をしてくださった方々、本当にありがとうございました。来年は恩を結果で返せるように強くなって帰ってきます。

p.s. アイキャッチはレモンわらびを咥えてコース脇にいた高橋を見てる様子。ここで毎周高橋が大きな声で応援してくれたので気持ち耐えれた。心臓破りのキツイ場面での健三さんの応援もかなり元気が貰えた。

中谷 研斗

中谷 研斗

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