湾岸クリテ

12/1(日)

グループ1学校対抗 4位

普通に優勝見えたけど、世の中甘くはないらしかった。最後の逃げに出たタイミングは今回の展開では正解にかなり近かったと思うが、勢いと冷静さが足りなかった。

1400wニキに完敗でした。1km 1:05の境地を目指す。

実は8年前?とかに走ったことある。その時は真夏だった。学連レースは詳しくなかったけど、落車した鹿屋の選手がストレッチャーに乗せられて首固定されながら運ばれてて、大学生のスプリント争いって怖そうだな〜とか呑気に思ってた。今ではこっち側の人間になってしまった。

残念なことに、今回は学校対抗という名前はつくけど我々に順位がつくことはなく、個人で戦おうということになっていた。

レース内容以外のこと書くのがめんどくさいのでいつもより割愛する。12月とは思えない暖かさだった。自分はトラックワンピだが、半袖走ってる選手の方が多かったであろうレベル。風も穏やか。

今回はカッコ良くスプリント決めたかったけど、それは人数が絞れた時のとっておきにしておいて、人数多かったら逃げを決めようと思っていた。目標は優勝だけど、クラス2に落ちないことも自分の頭の中にあって、この辺りの意識が勝ちの意識を遠ざけたかも。あと1歩で勝ちを逃した上に、あと1歩でクラス1残留資格まで逃した。

レースに関して、序盤は大人しくしてようと考えていた。逃げができるっててよりは、集団が勝手に削れていって、最後の方の飛び出しとかは決まるかもな、的な感じで考えていた。もし逃げができるなら、チーム的に動いてくる大学の出方次第かと。強いていうなら今回は早稲田か順天、ワンチャン日大、明治と明星あたりかなと(ほぼ正解)。

コースに関してだけど、昔と回り方が逆になっていた。ジャパニーズが苦手な右回りなので、落車や中切れにはいつもより注意して走った。

レース前半は普通に前に上がれなかった。みんなやる気なさそうにしてた割に、並ぶだけは早くて、普通にほぼ最後尾スタートだった。どのみち最前列スタートはできないシステムだけど。上がりどころが分からないし各大学のエースの兵隊たちがガンガンペース上げるので上がるに上がれなかった。立ち上がりでへばっている選手たちをパスしていって、10周終わったくらいでようやく前の方まで上がれた。

そのあとは集団を繋ぎまくった。逃したくなかったというよりは、集団が緩むタイミングを作りたくなかった。後ろから上がってくる奴がいると治安が悪くなるので、長谷川には申し訳なく思いつつも後方部隊の息の根を止めるために、逃げを泳がせモードにすらさせるタイミングを極力なくすように動いた。中盤すぎたあたりで逃げに出たけど、これも半分は集団が休むタイミングを無くしたいがためだったり。

そんな感じで無情にも逃げなどを潰したり、他大学の兵隊に牽引任せたりしてるうちに、残り10周切っていた。後ろの方はスプリントする足ないくらいまでに消耗させられたけど、人数を思ったよりも残してしまったし、明治の殺戮兵器がちゃっかり集団前方に陣取っていたので、逃げに出るのが現実味を帯びてきた。順天とか日大が終盤になっても波状攻撃仕掛けてくるし、おそらく全員が諦めて牽制に入ってスプリントに備える時間帯がどこかで来るから、そこで飛び出したいと考えた。いつでも飛び出す準備をするために、順番をうまく入れ替えながらずっと5番手以内をキープした。

そして、残り3周でビンゴの瞬間。バックストレートで順天と早稲田が少し後ろに下がって、引きたくなさそうな人たちが後ろだったのでスルッと抜け出した。今回の配信はレースの動きがかなり見やすくて、自分がどんな感じで抜け出したかよくわかる。

スピードがついてたわけではないが、後ろが止まったので一気に差が広がった。公園の円形広場で後ろが離れてるのを確認して全力プッシュ開始。足の残量は十分だったし、早慶戦の疲れで心配だった足の調子も良くて、良い感じに踏めた。

しかしながら、早稲田の筋肉だるまが追ってきていた。配信を見直しているので色々と理解が追いついているが、レース中はどこで追い付かれたかよくわかっていなかった。残り2周のホームストレートで追いつかれたのを確認した。

そこからは後ろに戻ることはできないので全力プッシュ。Kazukiさんが全力で引いてるの見て、大盛りを発射するつもりなのだと理解した。筋肉だるまとローテしたかったが、だるまさんはゼーゼーしてて死にそうで前出てくれなかったので仕方なく先頭固定して残り1周へ。消耗させるために右に振って左に振って、右に振ると見せかけてフェイントで左に振ってなどしてたけど後ろにピッタリくっつかれて。

とにかく逃げ切りを優先しつつ、スプリントに向けてわずかながら足を残しつつ、だるまの出方を伺う。Kazukiさんの牽引を心配したが、意外にもリードは保ったままで逃げ切り濃厚。だるまとの勝負を制するために、意識が一気にスプリントに切り替わったが、後ろのだるまを気にしすぎて最終コーナーのライン取りミスった。スプリント前に思ったより失速してしまい、加速に足使ってたらだるまにマッスルスプリントを噛まされて、ずっと前張ってたので加速する足もなくズルズル後退。

最後までダンシングの中にシッティングを挟んでなんとか踏んでたが、殺戮兵器と、ついでに大盛りまでゴールライン手前で飛んできて、優勝だけじゃなくて無事にクラス1残留権利まで奪われた。無念。俺の湾岸クリテの王の称号が、、、。

ぬるっと抜け出したおかげで逃げが決まったが、そのせいで後ろから山里を追い付かせてしまった。巡行は良かったけど、引き離すときにもっと一気に行かなきゃいけなかった。

たぶん、あの展開だとスプリントが今より多少強くなったところでどうにもならなかった。でも、パワーの上限値が高ければアタック決めるタイミングで有利になるはずだし、集団スプリントという選択肢も残せたわけだから、やっぱりパワーの上限値が足りないという結論。

筋トレの成果なのか、走ってる時の上半身の揺れが少なくなってきた気がする。流石に最後の方は揺れてるけど、そのほかの時間帯は前よりカッコよいフォームになっている。

とりあえず、負けたのは残念すぎるけど、クリリンさんやサッシャさんに名前をたくさん呼んでもらえたのは満足だ。ガラぱさんに名前呼ばれるのとはまた違った嬉しさがある。お台場というロケーションも最高だし、この立地や環境を用意してくださった関係者には感謝したい。

2日間に渡りサポートありがとうございました。

学校対抗としてまた上位に名前を並べられるようにしたい。

早慶戦は書くこと多いので、先にこっち仕上げた

ps.アイキャッチは余計なヤツ連れてきてしまった瞬間

秋田圭佑

秋田圭佑

現状維持は衰退

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