試合結果:第2回Jatco 富士山サイクルロードレース2023 富士クリテリウムチャンピオンシップ

(画像:©︎mont_tr26様より提供)

3/4-5(土-日)に富士市臨港富士線にて開催された第2回 Jatco富士山サイクルロードレース2023富士クリテリウムチャンピオンシップの結果を報告いたします。

◉3/4(土) 予選

第5位 大前 翔 (医4・慶應)

第6位 西村 行生 (経3・慶應)

第12位 山田 壮太郎 (法政2・青山)

第20位 佐藤 岳 (法政3・山形南)

DNS 川野 碧己 (経3・慶應)

◉3/5(日) 決勝

第23位 大前 翔 (医4・慶應)

第29位 佐藤 岳 (法政3・山形南)

第43位 山田 壮太郎 (法政2・青山)

第51位 西村  行生 (経3・慶應)

1日目に行われた予選1組(JCF)、予選2組(JBCF)、予選3組(JICF)の上位25名が出場した富士クリテリウムチャンピオンシップ決勝。当校からは大前(医4)、西村(経3)、佐藤岳(法政3)、山田(法政2)が順調に1日目の予選を勝ち進み決勝出場権を獲得しました。

序盤は大きな縦長の集団となって進みます。小さな逃げが勃発しますが、大きくリードが広がることはなく集団に飲み込まれてゆきます。

雨によって路面が濡れ全体的にコーナリング速度が落ち、コーナーによって隊列が減少し集団内で順位を下げた選手が徐々に振り落とされてゆきます。

8周回目で愛三工業の選手1名がアタックを仕掛け攻めの姿勢を見せます。スプリントに持ち込む作戦を立てるチームは少ないと言う事前の見立て通り、集団内でスプリントのために足をためる選手は少なく序盤からレースをかき乱すような動きが目立ちます。

気温は10度、雨足はだんだん強くなり、選手たちは厳しい状況に置かれることとなります。

その中で当校の選手4名は、集団内で位置を落とすことなく残り18周を迎えます。

14周回目に生まれた1人逃げが、また集団のペースを速めます。4人の逃げが先頭集団前方の選手を誘発し、追走の2番手集団を生みます。11人の大きな逃げと慶應4名を含む後方の大集団という構図でレースは展開します。

割れかけた先頭集団がまた一つになるという動きを繰り返しながらレースは後半戦へと進みます。後方集団が先頭へと上がってこない中で、勝ち逃げとなるのではないかという空気が漂い始めます。

残り6周を迎えたところで先頭との差は33秒とさらに開いてゆきます。

愛三・ブリヂストンの選手3名が後方集団で3名ずつ揃えてきて追走体制を整えますが、先頭の逃げとは周回ごとに2秒ずつ差が開きます。残り2周で差は40秒、逃げ切りが濃厚となります。

先頭集団は1人逃げが捕まらず、そのままゴールに一番手で入ります。

集団は数十秒遅れで先頭の背中を追います。大前、佐藤、山田、西村はそのまま集団内でゴールを迎えました。

 

 

1日目の予選では、出走した4名全員が健闘し決勝へと駒を進めました。
2日目の決勝戦では、雨や落車といった苦しい状況に置かれ悔しい結果となりましたが、実業団も出場する国内でもトップレベルのレースにおいてこのような経験ができたことは非常に大きな収穫となりました。

最後になりましたが、大会関係者の方々、会場に駆けつけてくださったOB・OGの皆様、応援してくださった皆様、誠にありがとうございました。

これからも応援よろしくお願いします。

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事

アーカイブ

月を選択

最近の記事

  1. 春休みが終わる

  2. 練習報告

  3. まだ冬なのか

  4. 館山ラストday

PAGE TOP