チップ

6/19(水)

成長を感じたとともに危機感も感じた。

今回は、事前にローラーでアップして周回練に使っていた1タームを浮かせる作戦。実際、けっぱに履き替えさせる手間も省けるし、3タームしっかりメニューすれば練習にもなるしで、割と良かった気がする。ローラーの設営とか手伝ってくれた人に感謝。

チップでの練習は実は久々で、たぶん2ヶ月ぶりくらい。南山がふっ飛んだ時が最後。国際トラックは走ったが、DHバーは使っていないので、今のDHバーで250走るのは2回目。

体は、オーストラリアが作るペースを覚えていて、ブイブイ踏んでしまった。

・F5000 5:33  

53-14

本番よりも後ろ一枚落とし。隊列確認。最初の方にコンタクトが飛んでいき、目が慣れるまで車間を詰められなかった。この日はコンタクトが合わなくて、最終タームで再度飛んでいった。

DHバーに関しては、ポジションは2ヶ月前に入った時よりもしっかり出せているし、DIYもしてもらったし、握り方を変えてみたらなかなか良い感じになった。

自分が2周引きで、他の2人は1周。本当は17秒切りくらいでずっと走ろうくらいのノリだったが、思ったよりも速いペースで引き継がれた。みんな余裕あるのかと思い、軽く踏んだつもりが15.3とかまで上がったいて、かなりペースアップしてしまったらしい。そもそも、前はかなり頑張らないとこの速度域にいけなかったのに、余裕もってここまで加速できるようになっていた。

この上げでちょっと崩壊気味になったので、2回目は上げすぎないように16秒前半くらいで抑えた。徐々に慣れてきて、車間も詰められるようになってきたが、怖い。他の3人を信用できていない。

・F3000 3:11

53-13

自分はずっとやりたかったのだが、渋られていて出来ていなかった4倍以上のギア。かけ下ろしで踏めなければ、スタンで使うことはできない。ペースは、16秒に乗せないようにと言った感じで。

全体として、ペース乗ってた時は適正ギアだったが、ペースダウンすると足が回らなくなってきた。厳密にいうと、1回までなら上げ直し可能だけど、2回以上の上げ直しはキツい。

1回目は、六川さんから引き継いだペースを生かしつつ加速して15.2まで上がった。少し余裕残しつつ踏んだので、しっかり踏めばたぶん14秒台で引ける。

南山のペースダウンで詰まりすぎて、めっちゃ膨らんで中谷を殺しかけた。前詰まった時に車間調整するの苦手。すみません。

2回目は、1秒以上のペースダウンしてたので、頑張って15秒台まで上げ直した。巡航は得意だが、上げ直しはあまり得意じゃない。

最後に1周だけカチ上げて終了。ジュニアナショナルは、IPをこのペースで走るから、これじゃお話にならない。

・F4000 4:21

53-13

とりあえず、4000mをちゃんと走ろうの会。結構疲れてしまっていた。

F3000の反省を元に、1回目の上げを15.5くらいまで抑えた。

2回目は、2周目の引きで座り心地に違和感を感じて、ちゃんと踏めなくてペースダウンしてしまった。終わってから見てみたら、ここでズレたかは定かではないが、サドルが前のめりになっていた。ガッチリボルトを締め直しておいた。次回からちゃんと走る前に確認する。

3回目以降はグダグダだった。16秒乗っているのに、そこからさらに落とされたらどうしようもない。自分も、それなりに疲れてしまって、上げ直すための足を使い切っていた。

タイムは4:21。今までの自分達からしたらこれでもだいぶ速いらしくて悲しくなった。

一部のメンバーには伝えたが、少なくともA基準保有者が2人はいないと、TPでの入賞は厳しいであろう。出来たとしても、おこぼれに預かる形になると思う。

色々とアドバイスをいただいた。反省は色々あるが、自分はコーナーの入り口が下手くそな気がする。特に人の後ろいる時、恐怖心から膨らみがち。もっと切り込んで、後ろに迷惑かけないようにしたい。

もちろん、数字的にみても格段に速いペースで走れるようになっているが、それよりも身体のブレが圧倒的に少なくなったことに自分でも成長と驚きを感じている。ポジションの問題か、ついに筋トレの成果が出てきているか。いつも動画で見るとブレブレで、かっこ良くない自分のフォームが好きではなかったが、少しだけ自分のフォームがカッコ良く見えた。空力的にはまだまだ向上できるけど。

危機感としては、個人種目の練習ができていない事。オムニアムは、チップでレース走らないと意味なくて、チップで走り方の練習するというよりはフィットネス向上が重要になるからそんな心配していないが、IPは自分が今どんなペースで走れるか見当もつかないから心配。スタンも心配。1人で走るのと、みんなで走るのでは全然違う。

自分は今年が実質的なラストイヤーとなると思っている。4年になってからももちろん頑張るつもりだが、やはり競技にさける時間を考えると、フィットネス的なピークをもってくる事ができる可能性が一番高いのは今年だと感じている。部として求められているもの次第ではあるが、本当は個人でどこまで行けるのか試したいと思っている。

インカレは良くも悪くもチップスター。伊豆ベロ使えるならまだしも、ナショナルに占領されてしまっては、経済的に潤っている大学とそうでない大学で差が広がるばかりだよね。

ちなみに、レースにお金をかけるのは賛成だけど、合宿はそんなに賛成ではない。ロード合宿とか。特に、うちの合宿は自分を高めるためではなく、練習しない人が出ないように拘束するみたいなスタンスな気がしてて行け好かない。すごい練習環境がいいわけでもないし。まあ、蓼科は高地合宿には良いけど、自分は家が遠いから行くハードルが高い。レース活動がなくなれば選手としての意義がなくなるが、合宿がなくなっても何も困らない。

長期休みのバンク合宿とかは、まだ分かる。うちの部員はは住んでる場所がバラバラで、一回一回集まるハードルが高いし、バンクも近くないから、大会とかが近ければ価値があると思う。ただ、平日にせっかく川崎とかに入れるのに、土日にバンバン合宿とかやるのはよく分からない。お金がある人は行ったら良いけど、そうじゃない人もいるのを知っていたから、強制でのバンク練に待ったかける自分がいた。

自分は、ありがたいことに親に金銭面でサポートを受けている。とはいえ、自己負担がゼロというわけではないし、移動がキツい。集合場所までが遠い。そこからバンクまでも近くない。1人だから、送り届けてくれる人もいない。どれだけ疲れても、怪我しても、トラブルに見舞われても、自力で何とかして帰らなければいけない。

なんか便乗してつらつら文句書いてしまったが、もちろん、バンクに入らないとインカレに間に合わないのは承知している。ただ、お金をかけるなら、それに見合うリターンがみんなにあるのかを考えなければいけないなと感じた。

秋田圭佑

秋田圭佑

現状維持は衰退

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