草津ナイトレース

先づ“悔”より始めよ

建前の目標だった完走はクリアしたが、走りはあまりにも情けなかった。自分が参戦することによって供出役員を出していただく必要があったり、他大の方々にも協力していただいたりして色んな方の時間を奪った上でのこの結果。頭冷やしてスイッチを入れ直します。

自分は2組目だった。そのため1組目を3周ほど観て空気圧だけチェックして検車を終えるとほぼ最後尾。後方はもっとキツイとはよく聞いていたが、競技は違えど川崎マリン(後日投稿予定)ではそれほどキツくなかったので危機感が少なかった。

スタート後、後方はやはり集団の伸び縮みの影響をモロに被って辛かった。序盤4、5周で心肺がギリギリになり大きなダメージを受けてしまった。じゃあ早いうちに前方に上がればいいだろという話だが、自信が特に無かった。無論実力も伴っていないが、まだ余力があった序盤には自分を足手まといするような気持ちがあったように思う。それは雨天での走行経験の少なさかもしれないし、直近の練習量かもしれないし、初めての学連の集団でのレースだからかもしれない。前で展開をしている自分のイメージが全く付かなかった。

中谷先輩は時々勝つことをイメージしてレースに出るという話をしてくださる。そもそも今回“完走”を目標に掲げていた時点で積極的に動けなかったのは当然な気もする。確かに勝てる選手の実力には到底及ばないが、そういった気概が無いと展開に加わるなんてできやしないと感じた。

4周ほど走ると下りカーブでも滑らない自信が付いたり(試走で確認しろよという話だが、路面水量がかなり増えて自分の浅い経験では参考にできなかった)集団にも慣れたりして、ようやく動ける心持ちになったが、その時点で自分の心拍はかなり限界を迎えていた。

とりあえず前半使いすぎた心肺が超キツイ+パンチが無い立ち上がりがキツイ+路面へのお気遣いで私奴のチープブレーンは(応答なし)になっていた。

川崎マリンは心も身体も割と余裕があったので、ここは無駄に踏まない、前に出てもらって埋めてもらおう、ローテ回したくないからこの辺にいよう、などなど色々考えつつ動いたが、今回はただただ必死だった。レース強度もコースも全く異なるものだし、今回は立ち位置的にも休めなかったので、始めに大きなダメージが入るのは致命的だと感じた。

お気持ちとスタート位置だけが問題だったのかというと全くそうではない。パワーは出なければインタバで上がった心拍は戻ってこないし、必要な能力が根本的に足りていないことを痛感した。自分にとってベストタイミングで先輩のブログやネットの記事を紹介していただいたので、エッセンスを叩き込んでいきたい。

話は戻るがレース後半は、上がりたい→やっぱり立ち上がりが限界→でも後ろじゃ苦しいままだし早いうちに上がりたい、という最悪のジリ貧サイクルを繰り返し、周回を重ねる毎におおよその立ち位置が徐々に下がっていった。上がりたくても上がれない前方集団を見ていると、自分の方が明らかに長くもがかされていて少し違う種目をしているようで、レース後半は無キャムーブへの後悔が募っていった。

最終周に入る直前に、このまま集団のお尻でゴールしても結局悔しい気持ちは同じだからと思い、ラストスプリントの坂で多少ポジションを上げたが、最終周の登り出してすぐの時点でタレて集団からはドロップアウト。こうして一応順位はつきました。

序盤中盤終盤隙のない走りを東近江でできるように、東近江対策に重きを置いて2週間でできることをしていきます。

髙島 和真

強くなるために来ました

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