蓼科合宿

・1日目

91km 2158mup NP180w tss240

本日のライドは、序盤に1時間にも及ぶ急勾配区間が待ち構えていた。自身のテンポ走ペースを厳格に遵守しつつ走行したところ、想定以上にスムーズにクリアすることができた。結果として、この区間で1時間あたりのベストパワーを更新していた。この成果は、終始ペースが大きく変動することなく、安定した走行ができたことに起因すると考える。

主要な登坂区間を終えた後のアップダウンセクションは、非常に厳しいものだった。登りでは先行する選手から遅れまいと粘り、下りではリカバリーをするというサイクルを繰り返した。登坂時の強度は、感覚的にはL4下限に達しており、自身の耐乳酸能力を試す良い機会となった。最後まで食らいつくことができたことに、手応えを感じている。

最終局面では、宿舎前の2周回コースに挑んだ。視覚的に追い込まれる長い直線の上り区間では、テンポ上限からSST(スイートスポット)の強度を維持した。

ダウンヒルにおいては、段差を的確に回避し、コーナリングではタイヤのグリップを最大限に活かすことができ、ラインを綺麗にトレースすることができたと思う。

本日の走行で、身体には相当な疲労が蓄積したと感じる。tss240で翌日に回復する気がしない。大腿四頭筋、臀筋、ハムストリングス、腹筋、腹斜筋に筋肉痛を覚えている。また、山中湖での疲労が完全に抜けきれていなかったことを再認識した。間の4日間で追い込む練習をすべきではなかったと思う。未だ足のフレッシュさは十分とは言えない。今日の疲労を確実に回復させるべく、十分な栄養と睡眠を確保する。このリカバリーによって、明日はより良いコンディションで臨めることを期待する。

・2日目

本日の練習は、朝からの疲労感、特に臀筋と大腿四頭筋の著しい疲労から始まり、心身ともに厳しい状況だった。腹筋周辺にも筋肉痛を覚えたことから、昨日の高負荷な練習で体幹が機能していた証左であり、成長の兆しとして捉えている。疲労回復のためにできる限りのことは尽くしたものの、今日の練習を通して、より一層のケアが必要であることを痛感した。

92km 2020up NP167w tss226

昨日のように連続したアップダウンではなく、15〜20分程度の登りが断続的に現れるルート構成だった。練習中の強度はSSTを維持することに努め、急勾配ではVO2max領域に達する場面もあったが、全体的には斜度変化に応じてSSTを維持できたと思う。

練習終盤には、えいしゅんの後ろに付き、最後まで走り切ることができた。彼がペースを調整してくれたおかげで非常に質の高い練習になった。

この度の練習では、長時間SST強度を維持したことで、ペダリング技術が向上したように感じている。これまではこの強度だと踏み足に頼りがちだったが、引き足や上死点の通過でもトルクをかける感覚を掴むことができた。腹筋、腹斜筋、背筋に筋肉痛があるのは、まさにこの新しいペダリングフォームが身につきつつあることの表れかもしれない。

一方で、いくつかの反省点も残った。ライド終盤にハンガーノック気味に陥ったのは、補給がジェルに偏り、固形物の摂取が不足していたためと推察される。また、ライド後は極度の内臓疲労と脱力感に襲われ、リカバリー行動(入浴など)が十分に取れなかったことも課題だ。これは、今後のレースでパフォーマンスを最大化するためにも、改善すべき重要な点だと認識している。

・3日目

体の調子としては、全身ボロボロ。足に関しては階段の登り降りでさえ辛い。腹筋周りの筋肉痛も引き続き。また、前日の練習の終盤でハンガーノックっぽくなったので、朝食は米を昨日の2倍食べた。これであんぱんをライド後半まで温存して乗り切る作戦。

96km 1995up NP162w tss235

今日の練習メニューは宿前4周と1時間超の登りを1本。

宿前は初日の練習で登りがキツイのは分かっていただけに、4周はハードだった。登りでは5分走を2周回目から行った。ただ1周回目の様子見でL4で登るだけでも心拍が上がってしまい、脚もキツかった。だが何とかついてはいけた。2本目は体が限界に近くて、登りきるだけでもやっとで、登り終わった後のタイミングで倒れてしまった。ただそこで休めて回復したので、気を取り直して練習を再開した。次の周回は全てのラップの中では一番ペースが良かった。登りのラストでてっちゃんとスプリントになり、最後まで追い込めた。4本目は3本目よりも遅かったものの、一定のペースで回せたと思う。でも遅い。自分はVO2が弱いんだなと気づくことができた。来るべきクラス3のレースに向けて、この夏でVO2を強化したいと思う。

1時間越の登りについては、登る前は距離や時間が分からなかったので、L2上限ぐらいで走行してラストにペースアップをしようと思った。結果的には淡々と踏むだけであっさり終わってしまったので、イマイチ追い込みきれなくて後悔している。登っている最中はL2と言っても、心拍は普段よりも15~20ぐらい高くて、疲労を感じた。登りで追い込みきれなかった分、ラストはてっちゃんと本日2回目のスプリント勝負をした。上ハンだったが、上手くもがけたと思う。パワーは思ったよりでていなかった。

この合宿を通して、中強度の練習を沢山行えたと同時に、VO2が弱いという課題を見つけることができた。また、疲労を抜くための回復の重要性を認識できた。残りの夏は、VO2の強化を主軸に、ftpの引き上げを見据えて練習に打ち込むことにする。

サポートありがとうございました。練習に集中できました。下ハンの練習を見てくださった方々もありがとうございました。良い練習になりました。

岩月太郎

岩月太郎

独立自尊

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