8/2
目標はもちろん昇格。結果はもちろん昇格。
試走の時点で自分の得意なコースであることが確定した。少し保険を掛けながら同じ組の高島さんと作戦会議をした。自分は比較的スプリントができる選手なので、TTが得意な高島さんに1日目のテンポレースで昇格してもらって2日目に自分で取りに行くことが大雑把なプランだった。東近江のNAFUの動きの再現的なイメージ。
アップはいつも通り短いダッシュで足を目覚めさせて、ユニフォームの中に氷を詰め込んだ。気温は若干高かったようだが、自分は涼しく走ることができた。足も初めから元気に動いた。
風は一番長い直線のホームストレートでそこそこ強い追い風。コーナーが多くて長い直線が追い風なのであれば、踏めば踏むほど自分と同等かそれ以上に相手の足に負荷をかけることができるし、クラス3ではローテーションがうまく回らないので集団が集団として機能しない。
マークしていた選手は、順天堂大学のRY選手。高校の時から何度も一緒に走っていたのでそこそこの足がありそうなことは分かっていた。日大の選手も強いという噂を聞いていたが、全学のスクラッチの決勝で集団からちぎれていたので、あまり警戒はしていなかった。
検車は定刻の少し前から始まっていて、最前列スタートを逃した。これが失敗だった。自分たちは1組目で開会式に立ち会わないといけないということで、召集の時間が早まった。宣誓とかを聞いてからスタート。
自分は高島さんの後ろにくっついている状態でローリング解除。その直後、高島さんと並走していた選手が高島さんと接触して落車。自分はその選手に突っ込んで落車し、田んぼに落ちた。即座にブレーキして回避しようとしたが目の前でコケて来たので、どうにもできなかった。
どの大学の誰なのかとか当時はどうでもよかったので覚えていないが、多少は広い直線の道で数センチの横の動きに対応できずに落車するのはどうなのかと思う。クラス3は色んな意味で危険。
目の前でコケた選手が、その選手のバイクのレバーと自分のスポークが絡まっているのを力で無理やり取ろうとしているが見えたので、離してって言って自転車を奪って優しい手つきで丁寧に解いた。放っておいたらホイールを破壊されていた。
肩から落ちたので、鎖骨に異常が無いかを確認した。チェーンが落ちてたので戻した。
相手は初心者だろうなと思ったので、”優しく”「落車に巻き込んでくれたおかげで1周休めたよ、ありがとう。フレッシュだぜ!!」と言って、ニュートラルを使って集団最後尾に復帰した。捉え方によっては嫌味になるが、本心からの言葉だったのでポジティブに捉えてほしいと思う。
ニュートラルで待機している時に冷静にメイン集団を見ると、ちょっとだけマークするつもりだった日大の選手が集団のペースを上げていて一列棒状だったので、周りが多少は足を使っている中で、怪我無しメカトラ無しで元気に集団復帰できるのはかなりアツい展開だった。
一緒に落車した人はパンクしていて再出走できていなかった。ドンマイ。
集団最後尾に復帰した瞬間にホームストレートで一気に5番手まで位置を上げた。その時自分の後ろに高島さんを連れていた。ホームストレート後のコーナーを抜ける時、後ろから落車の音が聞こえて後ろを見たら高島さんがコケていた。レースに復帰してくれることを信じてメイン集団から少し先行していた4名の選手を捕まえに行った。
自分の真後ろで落車が発生した関係で、集団から少し先行することができたので、逃げに即座に追いついて5人で走り始めた。逃げのメンバーには、スタート直後に集団にダメージを与えてくれていた弱マークの日大の選手と、要マークの順天大RYが含まれていたので、自分が合流した時点で勝ち逃げになることが確定していた。
ローテを回せば逃げ切れるので、ローテを回そうと言っていたが周りの人たちが全然踏んでくれなかった。自分にローテが回ってきたときに自分のペースで踏み始めたら、逃げの選手たちが全員いなくなっていた。どういうこと??と思いながらそのまま踏んだ。
相手と差がついたのは、コーナーだったと思う。周りの選手たちがどのような走り方をしていたのかは知らないが、自分はコースのアウト側の草の上からコーナーのイン側に切り込んでアウト側の草に抜けていくという走り方をした。スピードを落とさずにコーナーを抜けられたおかげで、後ろの選手と1車身以上の差を毎回のコーナーで付けることができた。走り方のイメージはシクロクロスのマチューファンデルプール。
ポイントを始めのポイント周回から連続で3点獲得したので優勝は確定して、残り2周は鼻息でのんびり流してポイント全取り独走でゴールした。あまりにも余裕で面白いレース展開があったわけでもなかったので、勝っても嬉しくはなかった。最近、良いリザルトを残せても嬉しくないことが多いのがあるあるになっている。もっと熱い戦いをして満足したい。
8/3
クラス2 6位
宿で、寝てるときに冷房で喉を破壊されたくなかったので、冷房を切ったら暑すぎてやばかった。
アップは前日と同じ感じでやった。レース前に実走で少し乗ったら、前日の落車で肩から打撲のような症状の痛みを感じた。そのためシッティング縛りでいこうということにした。
1日目で昇格したので無理をして走っても無理をせずに走っても何も得られないし何も失わない。肩の痛みが出るまではクラス1への昇格を狙っていたが、急遽目標と戦略を完走レベルまで落とした。クラス2の体験学習的なノリ。
クラス2は、足だけで言えばそこそこ拮抗しているイメージがあり、やばそうな逃げには対応した方がいいかなとか思ったが、面倒だったのですべて強そうな選手たちに追走をお任せすることにした。作戦はスプリントが伸びそうな野中の発射台。
スタートしてからは中切れが起きるか起きないかのギリギリの場所で走った。シッティング縛りだったので、コーナーの時に自分だけブレーキングを少し遅らせて草むらから一気に前に上がるのを繰り返して足を残した。割と鼻息だった。
終盤に差し掛かるあたりで後ろを見ると野中がいなかったので自分で狙いに行くことにした。前の方に上がってアタック合戦に巻き込まれるのが嫌だったので、最終周回まで定位置に隠れていた。
ジャンがなった瞬間から集団内で位置を上げ始めたが、集団前方はペースが上がっていて所々で中切れが起きていたので先頭が見える位置まで上げるのにかなり足を使ってしまった。最終コーナーの手前で集団5番手につけたが、位置を上げるのに足を使い切っていしまって全くスプリントが伸びずに後ろから来た選手に刺されて6位になった。
悪くはなかったがよくもなかった。知っている選手たちと走れたので楽しかった。
サポートありがとうございました。
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