試合結果

6/12 全日本学生選手権 181km
52位

日々の練習距離があの程度では完走できないと思っていたが、完走できた。木祖村2daysで道と勝負所がわかっていたのもあるが、皆さんの応援と早川さんがいつも練習してくれるおかげです。本当にありがとうございました。途中補給でクソ切れてごめんなさい。森君もボトルくれてありがとう。

応援、サポート、ご指導下さった宇佐美監督、川崎監督ありがとうございました。マネージャー陣も2日間ありがとう。

〜成長〜
ここで千切れたらやばいところで出し惜しみせず全開で走れた。特に６、７周目あたり。僕は木祖村二日目やAACA、オープンなどにおいて、そこが頑張るべきところだとわかっているのに、100％以上出し切るつもりで必死に走る事が出来ず終わっていた。追いついた後どうせまたちぎれるだろうとか考えているのか、それとも自分でストッパーをかけているのかわからないが一番改善すべき問題だった。ただ、今日はコースが同じである事もあって木祖村で千切れた情けない瞬間が脳裏に浮かび、必死になれた。体幹がきつくなり、そういえば先週から体幹やってないな、やっとけばよかったなとか弱気になりつつも、いつか絶対ペースダウンがあるはずだと言い聞かせてストレッチして誤魔化して耐えた。こんなのはそもそも話題にする必要もないような当たり前の事だが、一番大きなターニングポイント。

それ以降もちらほらペースアップが起こり少しずつ人がいなくなっていた。登りで痛いのなんの騒ぎながら千切れていく人がいた。しかし、せっかく序盤のペースアップに耐えたのにここで完走を手放すのは本当にバカらしいし、何よりあの時必死になって集団に食らいついた自分に申し訳が立たないという気持ちが先に立って、当然僕は集団についていった。

完走を目的とする弱者なので、上位を目指す人たちとは実力も臨み方も何もかも違うのだが、気持ちの持ちようが今までとは違ったレースだった。それだけにメンタルスポーツである自転車レースにおいて完走という結果を伴わせる事ができたと思う。結局のところ一番の問題は自分。

〜レースで気をつけた点〜
目の前の人から遅れない。離れすぎない。
前の人と人の間に隙間があったらすかさず入って隙間を埋める。集団に自分を嵌める。
無理をして上がろうとしない。簡単に上がれるところで簡単に前に上がる。
落車しない。落車を予期する。巻き込まれても焦らない。
綺麗に、イージーに、集中してコーナーを曲がる。
ペースダウン後の登りは前の方で登り、焦らない。
常に目の前の事に集中するよう自分に言い聞かせる。
成り行きに任せて最後の一周に入るまではどこまでもついて行く。

〜改善点〜
登りが遅いのでインナーに落とせなかった。回転数とトルクを高次元で両立させないと誤魔化しが効かないし、そもそも勝負にならない。

〜最後に気づいた点〜
攣る気配がなかった。早川さんのいろはすのおかげ。