前日のJBCFに続き、この日は120㎞のレース。朝は体が冷えていたのでほぐれ過ぎない程度に温泉につかった。
スタート時間が13:00と微妙だったので朝飯を抜いて10時ごろに早めの昼食。ローラーでガシガシ踏まなくてもアップオイルを塗ったり、ビニールをジャージに挟んだりしていたら自然と汗が出て暖まったので既にピキッてる脚にはありがたかった。
僕はレース中にトイレに行きたくなっちゃう系の選手なので、今回も予めトイレに行ってたら安定の集団のお尻スタート。でも、何故かニュートラルが終わる頃には集団の先頭にいたよね。
120kmもあるので最初の逃げには乗らなかった。というか、普通に脚が重くて乗れなかった。でも、メンバー的に留目と平井さんとサトケンさんの実力が抜け出ていたし、留目の性格からして逃げメンバー内でセレクションを掛けて何人か落としてくるだろうと読んでいた。幸いにもWの山田たくみと日大の仮屋さん(サトケンさん一人では不安っぽい)と連携を取ることができてあまり多くのギャップを与えないようにコントロール。
予想通りにポロポロと落ちてきた後は日体大が1/4くらいしか走っていない序盤にも関わらず、組織だった追走を見せて一気に差を縮め、逃げを吸収。結果的には日体大は最後の勝負に絡めなかったけど、あそこであれだけ動けるのは結構強いんじゃないのかな。今後要チェック。ていうか、前日の愛三といい、シマノといい、青ジャージのチームは組織プレイしがち。
その後は常に前にいて危険な逃げはチェックに入るようにしていたが、さすがにアタックのすべてを捌くことは出来ない。途中、仮屋さんが飛んでいった時は埋もれてしまって追走が掛けられなかったけど、そのアタックが強烈過ぎたおかげで誰もついていけなかったので決定的な逃げにはならずに済んだ。
序盤から動きすぎたせいで60kmあたりで既にかなり消耗していたが、こうせいと小原さんがずっと少し後ろあたりに居てくれて消耗度合いを聞いたら二人共最後まで残れそうな感じだったし、特にこうせいはスプリントになればチャンスがあるので安心してDNFできると思った。
というのも流石にもう全員DNFなんていうみっともない結果報告はしたくないし見たくない。だから、みんながリタイアしそうなら僕は最低限完走しなければならないから自ら展開を作るようなことは出来なくなる。だから今回は二人が居てくれて本当に良かった。
その後は逃げ切りを狙ったアタックを心臓破りで毎回トライ。だが、みんな脚を残しているしペースが遅いせいで心臓破りしか辛くないのでなかなか切り離すには至らない。4度目くらいのアタックでようやく逃げが決まった。メンバーは中央の岩田星矢、早稲田の山田たくみ、エカーズの平井さん、日大の谷さん。逃げを決定的にするためにバックストレートもがち踏みして一気にタイム差を稼いだ。追ってくるとしたら乗せられていない日体大か明治だったが、いずれも序盤に脚を使っていたので追い付くことはないだろうと思った。ちなみにこうせいが集団を抑えてくれていたらしい。ありがとう。
大体80km地点で決まったと思われる(覚えてない)逃げはそのまま40km逃げ切った。差が1minを超えた時点でこれが勝ち逃げになるとわかったが、残り3周あたりからずっと脚が攣っていて心臓破りは毎回千切れそうで勝てる気はしなかった。だが、幸いにも全員きつかったらしく最終周になっても心臓破りでアタックはなく勝負の行方はゴールスプリントへ。当たり前にみんなが僕を警戒していて前に出されてしまう。今回は普段よりゴールが上に設定されていたので残り150mまで待ってもがき始めたが、痛恨のチェーン落ち。衝撃でペダルも外れたし、その瞬間ハムストが攣った。それで逃げ集団のけつの5位。でも、普通に脚がなかったのでスプリントできていても勝てはしなかっただろう。
今回、序盤から最後まで積極的に展開を作り続けられた。そして中央と日大のチームプレイを掻い潜って個人の勝負に持ち込む事が出来た。インカレに向けて良い感触を掴むことができたのではないかと思う。中央と日大がチームプレイをしてきたとしても十分に戦える。そう思えた。ただ、結果的には負けてしまっているし、これが170kmになるのを考えるとまだまだ実力が足りていない。
能力的にはやはりFTPの低さが課題である。集団にいる時はFTP以下で走っている時間が長いので心臓破りを毎回先頭で通過できたが、逃げにいる時はFTPを超えて踏んでいる時間が多いのでFRCが回復しなくて心臓破りで大したペースじゃないのに千切れそうになる。大前さん曰く、僕の強みは高いFRCだそう。なのでそれを活かすためにも、もっとFTPをあげて逃げ集団内でも余裕を持って走れるようになりたいな。
また、攣った原因としては普通に脚が限界を迎えたからだと思うが、CODを飲んでいたらわんちゃん攣るのがもっと後だったかもしれないので今度からは忘れないように気をつける。補給に関しては完璧過ぎたし、タイム差やレース状況も毎周教えてくれて助かった。サポートの皆様、ありがとうございました。
今日のレースは本当に楽しかった。結果が出れば嬉しいのは嬉しいけど、それよりも自分でレースを作れたりするともっと嬉しい。ロードレースの一番面白い瞬間はただレースに出ている時じゃなくて「自分がレースをしている」と感じるときだ。でも、レースをする為には一定レベルの強さと相手とのコミュニケーション、勝負所を見極める能力が必要でそれは練習の中で身に付けられるものではないと思う。改めてロードレースというのが単なるパワーゲーでは無い事を確認できたレースだった。
なのでみんなも練習ばかりしていないで、出られるレースには出来るだけ出るようにしたらもっと良くなると思う。エントリー費も移動費も高いし、調整で練習予定が崩れたりするから躊躇うのはわかるけど、せっかく練習では強いのにレースで走れなかったら勿体ない。また、脚が他の人と比べて劣っていても走り方を身に付けられれば勝てるようにもなるので、どんどんレース出ようねってお話でした。
長くなりましたが、ここまで読んでくれた皆さん大好きです。
p.s. ハイキューの「勝負事で本当に楽しむためには強さがいる」って言葉好き。
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