6/17(土)
セーフティライド研修&マディソン講習会
まずは午前中に行われた実地研修から。
内容は走行時の基本的なマナーや注意事項、プラスαの内容の座学とエリミネーションスクラッチレース座学で1番衝撃的だった内容は、ウォーミングアップ時の周回練習はスプリンターレーンではなくステアーラインで回るのが世界基準だということ。世界選手権などで日本人選手がスプリンターレーンを回っていたところ会場からのブーイングがすごかったらしい。(スプリンターレーンは名の通り高速域でもがいたりする人が使うレーンという認識だからだそう。)
その後は2グループに分けて周回練30周(ラスト10周は終わりにかけて全力で)
そしてエリミネーションスクラッチ(模擬練習レース)をおこなった。
ギア比は3.2未満(自分は46-16で)の縛りがあったのでかなり脚を回さないといけなくて疲れた。
練習レースの結果は3位。初めてエリミネーションを走った感想としては、位置取りがとても重要で難しかったのと、まわりの動きを常に把握しないといけないのが大変だった。自分はあまり把握できずに、毎回もがいて無駄足を使っていたことがビデオを見返してみて判明した。
午後からは、マディソン講習に参加した。午前と同じように座学の後に実際にバンクに入り交代練を行った。阿部さんとペアで、最初は初めての経験で怖さだったりうまくいかないことが多かったけれど走っていくうちに自然に交代できるまでにはなった。
6/18(日)
境川TRS ポイントレースクラス1,2に出場した。中野さんや六川さんが交渉してくださったおかげこのクラスで出れたので感謝しかないです。
目標は予選突破して決勝進出。
自分の出走時間は昼過ぎからだったので、午前中は先輩方の応援や軽くローラーを回したりなどした。
前日の疲労で脚に乳酸がたまりまくっていたのでそれを少しでも解消する目的でローラーを軽く回した。
ギアは52-14を選択。理由としては予選が6kmしかなくかなりハイペースになりそうだったから。
結果的にギア選択はよくて、集団内では割と楽に走れた。
レース全体の振り返り。
まず予選の距離は6km(400mバンクだから15周、3回ポイント周回が設けられた。)
自分としては2回目のポイント周回でポイントを取る計画でスタートした。
一回目のポイント周回の前の周で日大の選手がアタックしてそれに明星の選手がついた。その時点で自分は集団の先頭だったが反応が遅れて少し後に追走。ここもそうだしここからの走り方がかなり反省ポイント。
反省点①まず反応が遅れたせいで前の2人との差が広がってしまったこと、即反応すべきだった。すこしばかし周りに期待してしまっていた自分がいた。
反省点②その後集団をけん引してある程度集団が勢いづいたときに先頭を変わるべきだった。結果的に3コーナー分以上牽いて無駄足を使ってしまった。走りながらも最後まくられて集団につきなおすのに脚使うはめになるってわかっていた。しかしポイント周回で外からかけてくる選手もいるし危ないからどうしようと考えてる間に上がれずそのまま先頭固定で走ってしまった。
実際そのまままくられて集団後方でポイント周回を消化。
ここで脚はだいぶ売り切れてしまった。その次の周は一回目のポイント周を一位通過した明治の選手がそのままの勢いで逃げようとしたのでペースが上がり集団は縦に伸びた。めっちゃきつかった。
何とか集団につけたが直後にカウンターで誰かが仕掛けたらおそらくそこでちぎれていたと思う。
そのまま二回目のポイント周回までは特に大きな動きはなくひたすら削った脚と上がった心拍を整えようと努めた。が、気づけばポイント周。例えるならメニュー後半にかけてレスト時間が短く感じるインターバルトレーニングのようだった。
また集団が縦に伸びてきつい状態になった。集団につけていたのでそのまま耐えられると思っていたが
脚が売り切れて踏めなくなってしまっていて徐々に前の選手と離れ中切れを起こしてしまった。
ここでも改善点はあった。中切れを起こしたのはバックでのこと。第三コーナーはいってすぐに上にあがるべきだった。自分の後ろには同じ組で走った中で一番強かったであろう明治の選手がいたので、早めに変わればよかった。実際のところは第三コーナーから第四コーナーの間の中盤に明治の選手に声かけられるまであがらなかった。ここでうまくローテを回せていれば集団復帰できたかもしれない。
一回目のポイント周と二回目のポイント周での反省点はいってみれば同じような内容であった。
それは上にあがる判断が遅すぎたということ。思えば二回目のポイント周回時、走ってる最中はきつくて思考が追いつかず後ろに選手がいることすら把握できていなかったと思う。もっと頭を働かせて状況把握をすべきだった。うしろの選手にも迷惑をかけたし本当に申し訳なかった。
その中切れが起こった後ろの集団にもつけずにゴールまで一人で走ることになった。
ラップはされなかったのでDNFにはならなかったが、一人で走っている最中は精神的にも体力的にもつらくてただ絶望を感じていた。
新入生宣誓式で言われたことを思い出した。体育会生は慶應の名を背負って大会に出られることを誇りに思ってくださいと伝えられた。しかし、永遠に残るであろうリザルトに予選最下位慶應の名を刻んでしまった自分は、慶應の名に泥をぬってしまった責任感しか感じなかった。
成長曲線的には理想通りに上がってはいるがそれに甘んじないでもっと上を目指す練習をしないといけないと思った。自脚をつけてレースを動かせるような選手になりたい。
おそらく大学4年間の自転車競技のなかでこの初戦の結果は自分の中でずっと忘れられないものとなるはずなので、何もできずレースを終えた今大会の悔しさを忘れずに精進する。
今回の反省点はすぐに改善できるものもあるので全学ではこの反省点を特に意識して走り、決勝進出をめざす。
レースの反省はここまでとしてその他の反省をしてみる。
まずレース後体調が悪くなったこと。おそらく暑さに加えて日光にさらされ続けたせいで熱中症気味になり医務室にいくはめになった。このとき理子ちゃんが飲み物などを持ってきてくれて面倒を見てくれた。助かりました。
今回はマネージャーが足りていたので大丈夫だったらしいが、マネの仕事が忙しくなっている場面でレースに関係ないところで脚を引っ張るようなことがあればチームに迷惑が掛かってしまうので反省。
必要以外できるだけ日光に身体をさらさないでテント内などの日陰にいるべきだと感じた。
反省点がありすぎて言いたいことを書ききれたかわからないが、長くなりすぎたのでこのへんで終わろうと思う。
マネージャーをはじめサポートしてくださった方々、車の運転をしてくださった六川さんと阿部さん
ありがとうございました。
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