加須

20km Ave 44km/h、265w 188bpm

何も言えん。想像以上に遅かった。

暑い1日だった。会場についた時点でスタートまで2h切っている感じ。とりあえず、受付行ってから色々準備などをした。自分の車だとどこに何が入っているかわかるから便利だが、1人でローラーだったり諸々準備すると意外と時間がかかる。

なんだかんだでちゃんとしたアップは20分ほどしかできなかった。灼熱の中のアップで、黒いワンピを着ていたこともあってかすごく暑かった。汗が止まらなかった。心拍数が気持ち高めだった気がした。2分走を8割くらいの力感で1本だけ入れた。前日に結構踏んだので、筋肉自体はこれでしっかり温まってた気がする。傘さしてうちわで仰いでくれるサポートのありがたさを実感。

スタート順は全体の真ん中くらい。今回優勝したWの方の一つあと。15秒間隔でスタートしていった。

行きが追い風基調、帰りが向かい風基調で、風向きや気温などを考えるとまさに典型的な加須の予行演習といった感じだったと思う。4月としては灼熱だけど。

スタート後は、チラチラ神村さんとの距離を確認しながら走った。意外と道がボコボコしていて、草とかも生えていたので、前見た時はできるだけ路面が荒いところをチェックすることを意識した。

予想よりは早い段階で目標ペースくらいに乗っけることができた。行きは50km/hくらいで走れれば良いかなくらいに考えていた。行きは追い風の下り基調50km/h弱くらいということで、よくよく考えると計算ミス。この速度じゃ全然ダメったことを今回理解した。思ったよりも加須って登り下りしている。あとは復路が想像以上にキツい。基本はこの風向きになるだろから、6月の本番の参考にしたい。

頭をしっかり包み込むようにして走れたと思う。頭を上げてでもグイグイ踏むより、多少出力を落としてでも頭をしっかり下げたほうが速い気がしてる。あくまで感覚だけど。

スタートから2,3kmくらいまでは割と良いペースだったと思う。神村さんともイーブンくらいで走っていた。飛ばしすぎないように、足もセーブ気味で走った。

ただ、このあたりから異変が起こった。心拍数がやたら高かった。スタートから3kmの地点で190を超える状態が続いていた。

最近は、タイムトライアル系の練習すると足が先にくるし、過去のTTも足が限界を迎えることが多かった。心拍数が上がり切って苦しいという場面はあまり無かった(バンチレースは普通にあるけど)。だから、飛ばし過ぎ=足にくると予想していて、足をどこまで残すかということだけを考えていた。でも、今回は何故か違った。

とりあえず、ペースを2km/h前後落とした。でも、心拍数が全然落ちる気配なし。これ以上落とすのは良くないと思い、46km/hのペースを維持していた。

ストラバによると、往路はAve47.3km/h、279w、189bpm。

数字で見ても、苦しかったことがわかる。折り返し手前で一つ後ろでスタートした方に追いつかれた。さらには、折り返しの手前で明らかに前にスタートした組と差が開いていて、自分が遅いことを察した。もちろん最後まで全力は尽くしたが、気持ち的には戦意損失していた。

復路はただただ耐えるだけ。Ave41.5km/h、251w、186bpm。

ペースを落とさざるを得なかった。折り返しは無難にこなしたが、シフトがいつの間にかインナーに入っていて加速でもたついた。セミシンクロナイズドシフトなので、ギアを下げすぎると勝手にインナーに落ちてしまう。

最初の方は45km/h弱出ていたが、風向きと強さの問題でどんどんペースダウンして、いつの間にか40km/h前後で走っていた。心拍数自体は落ちてきていたが、内臓が痛かった。マラソンの時の脇腹痛に近い感じの痛みが肺周辺に来ていて、謎に胃とかの周りも苦しかった。なんとかゴールした。

走っている最中はあんなに苦しかったのに、終わってみると足はまだまだ走れる状態で、悔しさが込み上げた。

原因はわからないが、暑熱順化が追いついていなかった説が濃厚?あとは、走る直前にカフェイン取る必要は無かった気もした。もしかしたらバッドデイの可能性もある。足の調子の良さは間違いない気もしたので。

結果はボロボロだったが、収穫もあったと思う。

まずはパワーデータが取れた。ちなみに、前日はパワメの電池変えてから校正せずに走ったので、昨日の値と今日の値とは乖離があると思う。今日は66~67kgぐらいだったが、レシオ4倍でAve44km/hでた。300w出せば、47km/h前後に乗る気がする。想像以上に出力が低かった。パワメが下振れしている説もあるけど、今回はフォームもしっかり意識できたので、あながち合ってる気もする。本番はジャージが少し良いやつになるくらいしかアイテムは変わらないので、この値をそれなりに参考にしたい。あと、思った以上に復路がキツい。往路でしっかりタイム稼ぐつもりじゃないとダメだと思った。もちろん、復路も垂れてはいけない。

あとは、先ほども書いたように加須の雰囲気を思い出した。去年が中止になったので、なんだかんだで2年ぶりにコースを走った。走行感や、風が吹いた時の速度感などを掴めた気がする。あとはペース配分。

6月の本番に向けて気持ちは黄色信号だが、なんとしても改善したい。負けるわけにはいかんし、負けたくない。ライバルにもだが、まずは自分に。もちろん順位を狙いたいが、自分の力を可視化できる機会なので、自分が納得できるタイムを出したい。

その後は、某遊水池まで車で移動し、2hほどベースライドをしにいった。人が多くて走りづらかった。世間はGW。私たちは、明日は授業、、。ちなみに、実は30minも走っていない。前輪が謎のパンクしたため。レースで使っていない、練習輪。

横風区間で真っ直ぐ走れなくて、そんなに風強いか??と思っていたら、パンクしていた。今日は何してもダメな日だなと思い、心が折れたので、おとなしく車まで戻ってそのまま帰った。運よく、駐車場から一番遠い地点でパンクしたので、帰るのが大変だった。

結局、草か何かのトゲが刺さっていた。タイヤにめり込んでいて、全然気が付かなかった。

今年度は残念な結果しか得られてないので、今週末は良い週末にしたい。

秋田圭佑

秋田圭佑

総合政策学部3年

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