全日本TRS第3戦&修善寺オープンロード
5/19(土)
朝5時に中島さんと渋谷で待ち合わせ、そのまま修善寺へ。中島さんありがとうございました。
そして初ベロドローム。これまで様々なバンクを見てきたが、室内・250mバンクは(当然だが)初めて。バンクの設計自体は泉崎をコンパクトにした感じ(?)とにかく不思議なバンクだった。
この日の準備はかなりスムーズだったし、アップもしっかりできていたから選手的にはいい感じで身体が温まった状態で試合に臨めたのでは?と思う。
ポイントレースを観て思ったが、慶應の選手含め強豪校に勝つためにはアタックがかかった時に少しでも早くトップスピードに乗っていくのが必要なように見えた。やはりトップスピードに乗るまでの時間が遅いと基本的に振り落されてしまうので、サイクリングスピードから一気に加速してトップスピードに乗せていく練習が必要なのではと感じた。
オリーブの木泊。22:00就寝。
5/20(日)
6:30起床。すぐにCSCへ。当日組と合流。
朝比奈と一緒にクラス3の観戦へ・・・と思ったが学連の仕事が。とても見たかったが残念。
クラス1・2は着順判定をしつつ観戦。ただ、仕事に仕事だったため、あまりレースに集中できず。
途中までは声出して応援していたが流石に大会役員はやめたほうがいいと言われ、無言の応援を強いられた。
なのでレース展開については詳しく知らず。申し訳ありません。
さらにゼッケン回収でミーティングにも参加できず。皆様ご迷惑おかけ致しました。
自分の反省点は試合一週間前から当日ピストルが鳴るまでの細かい動きについて一年生に説明できなかったこと。
スタート地点まで行くのが遅い、整備不良、携帯ポンプ等装備品の着けっぱなし、前日の食事、試合に対する心構え、ルール等々・・・何一つ教えることができなかった。競技経験者なのに教えられなかった自分に責任があると思う。これは試合以前の問題だと思う。
ですが、一年生も初心者だ、ということではなく、KEIOジャージを着てレースに出ている以上、己を高めにレースに出てください。自転車レースはサッカーやラグビー、野球などとは違ってエントリーした人全員が出場できる珍しいスポーツです。なのでレースを日頃の練習成果の発表会だと勘違いしている選手がいることがありますが、そんな選手は出る資格も無いですし、KEIOジャージを着られても学校の恥になるので去ってください。出るからには克己心を持ってレースに出てください。
さて、余談ですが、僕は中国史が大好きなので、故事等を自分の生活と照らし合わせて生きる道筋にしたりすることがあるのですが、良い例があるので書いておきます。
その昔、中国で天下統一を果たしたり物事を成功させるには三つの「カギ」が必要だと言われています。
それは、「天の時」「地の利」「人の和」の三つです。元は孔子の後を継いだ孟子という人物が言い始めたことなのですが、これを自転車競技に置き換えてみます。
「天の時」・・・天気や風をよく調べ、レース展開のイメージトレーニングをしておくこと。勝負運をモノにすること。
「地の利」・・・初めて使うバンクやロードコースをよく調べ、その特性を頭に入れておく。
「人の和」・・・選手・マネージャーを強化すること。士気を高めること。
今回の遠征で僕が一番大事に感じたのが「地」です。それは何故かというと・・・
今回初めてor二回目の250mバンクだったわけですが、慶應・他校全体的に防げる落車が多かった。また、「慣れない、慣れない」と言ったまま終わったレースもあった。しかしそれはそのまま放置しておく問題ではなく、改善させてその場を支配するくらいのレベルが必要に感じた。また、我々サポート陣もラップタイムの声掛け等に戸惑いを感じたりしていたが、それは250mバンクを恐れるのではなくこちら側からアプローチしていって自分たちのモノにしていかないといけないように感じた。
きっとこれから世界で活躍する選手をそだてるためにベロドロームの試合は増えるような気がする。なので、「慣れない」で片づけるのではなく、次回では一気に場を掌握出来たらいいと思う。
最後になりましたが、宇佐美さん、大橋さん、沼田さん、試合にいらして下さりありがとうございました。
綿井さん、朝比奈、学連の仕事お疲れ様でした。
選手の皆さん、お疲れ様でした。
SECRET: 0
PASS:
朝もう一回文章を読み返してみたのですが、疲れて半分寝ながら書いていたからか、文章がメチャクチャでよくわからないマネージャー報告になってました。
何か不明点があればコメント頂けると嬉しいです。