インカレロード

●前日

買い出しなど。

水15本、コーラ2L3本と500ml7本、ウィダー、輪ゴム、タオル、カイロ、防寒用アルミシート

ダイソーとスーパーとドンキを回って買い物を済ませた

前泊中、鼻水三兄弟として岳西村と3人で行動したのはいい思い出。

夜、外に出て自転車を積み替えるなどした。智也、山根さん、大前さん、夜遅いのにありがとうございました。

預かったボトルを回収して、テープをはって、KEIOって書いて、氷を入れやすいようにクーラーバックに色々移して、とやっていたらあっという間に日を超えた。ベットに入ってからは、当日の動きを全部メモに書き出して、不安がなくなるまでイメトレした。

これまで、遠征で寝ようとして寝られないことはなかったし、どんな環境でもどんな状況でも寝ることが自分の特技でもあるはずなのに、この日だけはどうしても寝られなくて、色々と考え事をしながら眠くなるのを待った。

 

●当日

天気は良さそうだったが万が一に備えてお湯を1.5L沸かした。出番がなくてよかった。そのあとはひたすら荷物を運搬して出発。部車とぴよぴよ、川野車に人をぎゅうぎゅうに詰め込み6:45に到着。

氷は、一度会場に到着してから智也に車を出してもらい再度コンビニに買いに出かけた。

詳細な個数は覚えていないけど板氷も買うなどして15000円分の氷を買った。

氷の重さでこんなに苦しんだのは後にも先にもこの日だけだろう。

買い出し後はクーラーボックスに氷をひたすら詰めて、補給用品だけ先に補給地点に運び、サポートに取り掛かった。

当日は朝から気温が高かった。アップ中は氷嚢と氷水の用意など、特別なことはなかったはず。人手が少なかったので、各選手を回りながら栗原さんなどにもつきそいをしていただいた。

OB・父兄の方々にたくさんの差し入れをいただきました。ありがとうございました。

スタート前はみんなの前に辿り着けなかった。

岳、西村、山田の体調は大丈夫だろうかと、気にしながらのスタートとなった。

スタート後、代輪代車などなどを運ぶ。

補給地点に到着後は、ドリンクを一通り準備して、補給食もそれぞれ持って、選手が回ってくる頃には全員各位置について選手に場所を伝えた。

補給メンバーは下にななちゃん、智也、上にはりさこちゃんと私。智也は昨年も補給をやってくれたので心配などはなくむしろありがたかった。

私は大前さんと岳の補給食を持っていた。但し、体調不良めんの間で飲み物を渡す人は限定しない方がいいよねという話になり、ボトルは柔軟に誰にでも渡せるようにしておこうということになった。

水とスポドリは2本ずつくらい持って、2人来ても渡せるようにした。選手が上手によってきてくれて、比較的渡しミスは少なかった。

あとあと聞いた話だと、私がもう少し上にいればよかったとのことで、伝達の人にも伝えてくれていたらしいけど、対応できなくて申し訳なかったです。

 

1周目、いつも通りみんなに位置をアピールした。西村と目が合った。西村は目が合うとうんうんと頷いてくれるので、気づいてくれていて安心した。

私の携帯キャリアの電波が美麻に通用せず、LINEがほとんど届かなかったため、栗原さんや智也、りさこちゃんにLINEを見せてもらい、ドリンクや補給食を用意していた。

ロードレースのたびにするやりとりが密かに好きだったから、最後にできないことをちょっぴり残念に思った。

朝から変わらず気温が高かったため、補給はほぼ毎周回渡すことに。基本みんなスポドリをとっていた。

補給食も氷も、言われたらつける➕補給員たちも暑くなってきたことを感じたら伝達の人たちにも叫んでもらったり、頼まれてなくても氷嚢をつけたりして、選手たちが暑さにやられないよう対策した。

この日、想像以上に氷嚢をよく要求された。ネット氷嚢は気をつけないと穴が空いてしまい氷が漏れ出てしまったり、重すぎるとボトルに引っ掛からなかったり、多めに作って使わなかった時にその分の氷をほとんど無駄にしてしまったりと、扱いは難しかったけど、ボトルを渡し終わった後選手の後ろ姿を見ていたら、器用にボトルから外して氷嚢の役割を果たせてたみたいで安心した。

この方法を教えてくれた方ありがとうございます。実践しようと進めてくれた方ありがとうございます。

私は位置的に選手が最後に通り過ぎる補給員だったので、みんなが渡せてたらあまり出番はないかなあなんて思ってたし、序盤は実際そうだったけど、徐々に西村、岳が私のところにボトルを取りに来てくれてとても嬉しかった。たぶんわざとだろうなと思ってた。

終わった後、みんなから取るようにしてた〜と話すふたりも思うことがあったんだろうなあと感じた。取りづらい場所だったかもしれないのに、ありがとう。

中盤から終盤にかけては、飲み物に加え、ウィダーも渡せるようポケットにいくつか用意しておいた。

コーラも岳?が欲しいと言い始めたのを皮切りに、各自毎周回1本は用意しておくようにした。

大前さんは、絶対私のことを見つけて補給食を取りに来てくれた。足が攣りそうだと分かった時は、要求されてないときもマグオンをつけた。そこに書かれたメッセージも含めて、サポート陣の想いが伝わって欲しいと思った。

 

今回の補給に関しても、反省点は多い。

まず、川野の機材トラブルでバタバタしていた周あたりでActivikeが途中で底を尽きてしまってこちらもバタバタだった。当日は気温が高く、全員が毎周のようにスポドリを取りに来ていたり、氷をたくさん入れたあと薄まらないように追加で粉を入れたりとしていたことを考えると、1袋では足りなかった。2袋買っておくべきだった。すみませんでした。

部車にアクエリアスのダンボールがあることを思い出し、山田に急いで運搬してもらって代用した。

次に、微妙な位置に立ってしまっていた。これは先に書いた通り。

それと、ドリンクに入れる氷の量をもっと増やしてもよかった。(氷の購入数をもっと増やす) 氷を入れてドリンクを作り、さらに渡す直前に氷を入れていて、それでももっと氷の量を増やして欲しいと言われた。言われた時にはもうこれ以上は板氷を切り崩さないと持たないくらいには氷の在庫が少なくなっていた。途中で野崎さんにも頂いたのに。

最後に、ボトルに氷嚢も補給食もつけるのはさすがに邪魔そうだった。一回やってしまった後外しづらそうにしているのが見えたし、大前さんにも言われたので、すぐやめた。

未だに、後悔が残ることばかり。

 

最後の一周、大前さん川野西村のゴールの瞬間を見届けたい気持ちもあったけど、それよりも最後の最後のしんどいところで少しでも声援を送りたくて智也小原さん高栁と補給地点に残ることに決めた。

川野、大前さんと通過し最後に西村を見届けた。

智也が競走部出身ということをすっかり忘れていて、

つられて一緒に走ったら3年間でいちばんの筋肉痛になった。

レース終了後は、結果を知らないままピットの荷物を回収して、陣地まで戻った。ピットまで意外と遠かった。行き来してくれた智也、ありがとう。そして重い荷物を持ってくださった先輩方、ありがとうございました。

駐車場までの道を辿りながら、陣地は今どんな空気だろうかと考えていた。

泣きたくないなあ、と思いながら、とぼとぼ荷物を運んだ。

陣地に到着して、西村や岳の涙につられそうになるのを必死に堪えながら、お疲れ様を伝えた。

西村に話しかけられた時は本当に危なかった。

この日まで、全日本当日のIDパスを携帯に挟んでいた。全日本の時の悔しさを忘れないためでもあるし、インカレロードにむけてのお守りでもあった。

ついに、これを外す日が来てしまったなあー、と

引退を受け止めた。

私は補給だったので、補給地点以外の状況は分からず振り返りも補給がメインになったけど、LINEグループを見返して改めて伝達メンバーの心強さに気づく。部員全員をフルで伝達に回した今回の配置は素晴らしかった。

私にはこのサポート配置は考えられなかっただろうなあと、情けなくもそう思ったし、川野平石の信頼関係がこの配置に現れているなあ、と感じてた。

 

ロードレースでは、私は補給以外のサポートをしたことがない。

初めてロードレースに帯同した時は、補給をやったことも、説明をちゃんと受けたこともなかったにもかかわらず、当日いきなり補給をやらせてもらうことになった。あまりのできなさに見かねた佐々木さんが私の背中を物理的に押したほどに、補給が苦手だった。

選手にたくさん補給の練習に付き合ってもらって、試合でも補給ができるようになるにつれて、ボトルが選手に渡りそれがエネルギーとなっていくことの喜びを覚えた。ありがとう。

ロードレースの回数は多くはなかったけど、ずっと補給をやらせてもらえて、この競技でみんなのサポートができて幸せだった。

 

 

 

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