東日本day1

2023年5月6日

TSP

3日前に体調を崩して寝込んでいたので身体もすっかりoffになっていた。当日も体調が優れず。

体調を崩すような理由がなかったので、原因がわからない。でも、ここ最近ずっと踏めない感が続いていた。自分の身体が思うように動いてくれないストレス、にはもう慣れたしまった気が。

短距離はアップが命なので、実走か固定ローラーでしっかり負荷をかけたい。固定ローラーが人気だったので実走で。できる限りいつも通りの身体になるように登りで徐々に負荷をあげつつ、スプリントを挟んで上半身も起こす。

とてつもなく身体の調子が悪いのに、踏むとなぜかMAXパワーだけは高い。フレッシュだからだろうか。PBを出しかけるレベル。

でも感覚と身体の動きが噛み合ってなく、ぎこちない感じ。最大限の調整はしたけど、まぁ最悪なコンディションで出走。

前回に引き続き、スタートは上手くいった。うまく集中できるようになったし、ここ3回連続でうまく行ったことが自信になった。もうミスらないと思う。写真で見返すと自分だけあまりにも身体が前に出てる気がする。でも、これあんまり頑張らなくても進むから好きなんだよな。

重要な三歩目までもよく、とてもスムーズに一走の後ろに着くことができた。しかし、ここで一度スプリンターレーンの下側までおりてしまったのが反省。1コーナーすぎで第二加速に切り替わるタイミング、そこで下にいたせいでやや遅れを取ってしまった。そのせいでバックストレートがかなり苦しかった。ただ、第3コーナーで座ってからはむしろかなり余裕があり、詰まってしまった。他大学はもっと2走がギアをかけていて一周かけても追いついてない学校もあったが、その方が良いのだろう。

交代後、追い風に押されつつ、再加速して最高速に。半周は結構スピードに乗れてる感覚もあってよかったと思う。ただ、第二コーナー以降、体の動きが良くなくちぐはぐした感じだった。確実に減速してしまっていたし、力を出せていなかった。

タイムもまぁって感じのタイムだった。返しで垂れていなければ悪いタイムではない。体調が万全ならどのくらいタイムが出ていたのか気になったりする。先週の松本トラックでの壮太朗の2層のタイムとほぼ同じだが、バンクコンディションや一層との距離感などで単純な比較が難しい。ただ、個人的な感覚としてはやはり壮太朗の方が粘れるんじゃないかと思っている。強い大学は3走が全く垂れない。そういう人たちは1㎞TTでもほぼ垂れないわけだけれども、うちにもそういう人材が欲しい。それに一番近いのは壮太朗だと思う。

持久力みたいなところはロード選手の方が秀でていると思われがちだけれども、そうじゃない気がしている。ロード選手が粘れるのはあくまで有酸素域の話。詳しくは知らないから憶測なんだけど、おそらく無酸素領域をつかえるキャパシティみたいなものがあって、短距離に特化している選手ほど、それが大きいから無酸素の持続力も長いんじゃなかろうか。そもそもの絶対powerが大きいから3走のターンまでに疲労しにくいっていうのもあるかもしれないけど。

健三は初のTSPお疲れ様。練習でやっていない事を求められ、難しい部分もあったと思うが、この時期に東日本規模の大会で団体種目に出られたことに価値がある、と思う。課題も見つかったと思うので、修正し、来年と言わず、今年のインカレ前にはレギュラーを争うレベルに成長してほしい。

この日はTSPのみ。夜ご飯は消化に良さそうなものだけにしておいた。いいホテル、いい湯だった。菊の湯おすすめです。


今回のTSPの目的は他校との現状比較だったので、その目的は叶えることが出来た。現状としては、やはり2,3走のタイムが全然違うな、という感じ。自分の100%の速度が彼らにとっては90%くらいで、もっとトップスピードを上げていかないとお話にならない。フィジカルだけじゃなく、技術、機材、大会準備、メンタル、食事。もっと突き詰められる部分は多くて。みんなが面倒がってやらないできることをすべてやればちょっとは戦えるんじゃないかという期待。

最後の年にタイム競技に取り組むようになって、新たな発見が多くて面白い。でもタイム競技はタイムが伸びなくなると途端につまらなくなる。そうならないように、突き詰め続ける。

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