富士クリテ予選

23位

ギリギリ予選通過。本当に危なかった。

色々ヤバかった。とりあえず、今シーズンはこのレースを更新するくらいキツいレースはないんじゃないかと思うくらい、千切れた瞬間はキツかった。心拍数が限界迎えたレースが久々すぎて、とりあえず言葉では言い表せないキツさ。

去年までは予選も決勝と同じコースでやっていたらしいが、今年は予選に関しては富士川滑空場の滑走路を往復するだけの至ってシンプルな1.4kmのコース。30周の予定だったが、集団が分断しすぎて、完走者が予選通過ラインの25位に満たくなりそうということで、最終的に途中で10周くらい減らされたが。

とりあえず、今日イチのやらかしはGoogleマップの到着地を間違えて設定したせいで、沼津の街中の公園に到着したこと。昨日は駐車場動線の目印になる公園をちゃんと調べて、今朝はそれを押したつもりだったが、どうやら間違えて沼津市内にある同じ名前の公園を触ったらしい。沼津も富士市も方向は同じなので、到着時間に少し違和感を覚えただけで全然気が付かなかった。運営のトラブルで時程が30分後ろ倒しになったことと、元々時間に余裕を持っていたこともあり、なんとか受付に間に合った。次から気を付けます。

これだけ急いだが、自分たちは最終組なので、受付の後は割と暇だった。試走をして、準備して、アップして。今後のことも踏まえて、今回は実験的にスマートトレーナーを持参してアップしたが、良かった。アップに集中できる。持ち運びが大変なので、毎回とは言わないが、大事な大会の時は持参したい。特にTT 系の種目の時。

肝心のレースは歯車が噛み合わなくてズタボロだった。歯車が噛み合わないというか、普通にコンディション悪すぎた。単なるバッドデイではなく、色々重なった感。

とりあえず、直前にバンク合宿が入ったのはやはり良くなかった。神宮ほどは狙っている大会ではないし、今後の事を考えて合宿を優先したけど、レースまでのコンディショニングという面では当たり前すぎるけど良くはなかった。中1日休めるとはいえ、合宿の片付け移動とかレースの準備とか積み込みとかあるわけで、実質リカバリーにはなっていない。

足の疲労をすごく感じたわけではないが、心拍数の上がり方がいつもと比べて尋常じゃなくて、病み上がりみたいな感じだった。疲れている時か、一定期間休んだ時の感覚。たぶん、疲労が抜けてないんだなという感覚だった。

後はクリート位置。実は、クリート交換してから一回も実走できてない。ローラーでは使ってたが、違和感はあって、ローラーなので違和感あるのかなと思っていたが、そういうことではなかったらしい。トラックでは別のシューズ履いているので、バンク合宿を挟んだことで感覚が余計に狂ってしまい、クリート位置がおかしいことに気がつけなかった。ダンシングは真っ直ぐできないし、ペダリングも上手くできない、おまけに腰痛いしで全然力を出せなかった。具体的には、いつもよりガニ股な設定になっていた。元々はペンで線を引いて交換していたが、今回はクリート外してから、その線が削れて消えてしまったことに気がついた。今度線を引き直そう。今日のダウンの時に修正して、たぶんしっかりポジションが出た。

言い訳が多くなったが、レースの振り返りをする。

スタートはちゃっかり最前列を獲得した。最初の1周は前を維持していたが、例のクリート位置が合わなくてウニウニしていたら後ろに追いやられた。そこからは満足に立ち上がりでダンシングできないせいで位置をしばらく上げあられなかった。後ろでぶん回されたのでそこそこ疲れてしまった。心拍数も、この辺りで限界の一歩手前。9周目になって、ようやく前に上がったが、立ち上がりからの横風で中切れ。前を埋めてもらっていたが、心臓が限界を迎えてそれにも着けなくなり、千切れた。

キツすぎたのもあるが、最後尾にいることに気づき、その1周後に千切れた時に終わったなと思ってしまい、気持ちも切れてしまった。川野さんだったか?が、準備したレースほど粘りが効くとおっしゃっていたが、今回はその逆。準備ができていなさすぎて、気持ちがこうもあっさりとプツンと切れてしまった。

集団が予選通過人数より絞られる前にに千切れてしまったので、諦めムード入っていたが、宇佐美さんの鼓舞と、伝達をよく聞いてみると、自分の後にポロポロ前から落ちてきた選手をうまくキャッチしていけば予選通過が見えることに気づいてしまったこともあり、再奮起。

心拍数も整ったところで本格的に追い上げを開始。クリート位置は相変わらず気持ち悪かったが、選手を確実にパスしていったら、いつも間にか25位のイスを日大の北嶋選手と2人で争う位置まで再浮上。が、向こうがメカトラでいなくなったので、予選通過ラインの25位で単独で宙ぶらりんに。前に5人の小集団、後ろにも5人の小集団。ワタクシ秋田選手は過去一の気合を発動。スプリントして前の安牌グループに合流成功。残りの周回はそのグループで消化して無事にゴールした。

ちなみに、人数減りすぎて完走者(26人)は全員予選通過させてもらえるオチがあったので、後ろのグルペットにいても問題なかったかもしれないが、そんなの結果論なので気合いで持ち堪えた自分を褒めるととともに、伝達してくださった宇佐美さんや西田さんには感謝したい。

色々と残念レースすぎたが、とりあえず予選通過したのでよしとしよう。頭の中で描いていた予選通過の仕方とは全然違うけど、、、。まあ、こんなコンディションでも予選上がってしまった事を明日の自信にしますね。明日次第で気持ちがどちらに転ぶかわからないが、神宮へ向けての気持ちは黄色信号。明日の結果が良かったら青信号に変わります。

とりあえず、初のさわかやへ行き爽やかな気分に。アスリートへの道は遠い。

ps.早稲田大学の神村選手、ブログ見てくださっていますか。明日の自分は今日の自分とは一味違いますよ(冷や汗ダラダラ)。

秋田圭佑

秋田圭佑

総合政策学部3年

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