引退ブログ

山根さんと同期のみんなへ

ご卒業おめでとうございます。誰か一人くらい一緒に残ってくれてもいいのに薄情なものです。

面接が終わり、卒業式に向かう電車で書いているのでまとまりのなさと誤字等についてはお許しください。

大学に入学したのがついこの間のような気もするし、遥か昔のことのような気もします。でも、ここまでの4年間を思い返すとそのほとんどが自転車競技部で形成されていて、本当に自転車一色の大学生活でした。まだ半年あるんですけど、、。

さて、いつのまにか去年のインカレからよりも今年のインカレの方が近くなってしまいました。このままでは私が引退ブログを公開するよりも先に現3年生が引退してしまいそうなので、このタイミングで公開したいと思います。

部活で得たもの

1つ目が、自分を信じる力です。出来るかどうかわからない事に対しての向き合い方を学びました。

「練習ハ不可能ヲ可能ニス」

「できるまでやればできる」

最初から日本一になれる選手なんていません。最初から自転車に乗れる人もいません。でも、それを信じて取り組み続ければ、いつかできるようになるのだと知った事。これは今後の人生における財産になると思います。

でも、高い目標を掲げその達成を信じて取り組み続ける事は本当に苦しい事だと思います。自分には才能がないから、センスがないからと諦めてしまう方が楽な気がします。

でも、私は17年間そこを信じてここまで続けてきて良かったと思っています。一度、身体の調子が悪くなり、入ってきたばかりの新入生にも勝てなくなってしまった時、このまま辞めてしまおうかと思いました。いや、一度はやめました。でも、もう一度戻れるんじゃないかと信じて戻ってきて正解でした。

2つ目が、人です。恩師、先輩、後輩、同期、ライバル、サポーター。自転車を通して多くの出会いがありました。そして、それに支えられてこれまで生きてきました。

私は本当に恵まれていたんだと思います。

Team-K

846Limited2020

慶應義塾高校サイクリング部

高体連代表チーム

TEAM KANAGAWA

稲城Fietsクラスアクト

弱虫ペダルサイクリングチーム

U23 JAPAN national team

那須ブラーゼン

そして慶應義塾体育会自転車競技部

これまで所属してきたどのチームも素敵な人ばかりでした。多くの人の支えがあって今の自分があることを改めて感じます。

3つ目の祝福される勝者を目指す「フェアプレーの精神」については、自分であるぞ!というのが恥ずかしいので割愛します。

まさにスポーツが与える3つの宝を得ました。何をやっても良くて、何をやらなくてもいい大学生活の4年間に私はこのチームで自転車を選んでよかったと心から思います。

部活は良い想い出か、将来への糧か

これはどっちもなんだと思います。自信を持って良い4年間だったと言えますが、後悔ばかりです。もっと自分が大人なら、もっと頑張れたなら。TPで順位決定戦に行けなかった事、半年間競技を離れていた事、インカレで総合入賞できなかった事。後悔は尽きません。

でも、良い思い出も含めて将来への糧とします。ライバルに負けないためにも常に全力でありたいと思います。

宇佐美さん

7年間本当にありがとうございました。宇佐美さんの事を他の部員がどう思っているのかわかりませんが、私には厳しいというより甘々だった気がします。本当に寛容に好きなようにさせていただきました。監督が宇佐美さんでなければここまで充実した4年間にはなりませんでした。本当はインカレで総合入賞して宇佐美さんを泣かせたかったですが、それは後輩に託します。まだまだこれからもよろしくお願いします。

先輩方

まず初めに本当に生意気で大変申し訳ございませんでした。土下寝です。今から考えるとなんて寛容で大人で素晴らしい先輩達だったのかと頭が上がりません。時に厳しいご指摘も頂きました。本当に愛のある先輩たちに囲まれて幸せでした。直接御礼を言いたいので飲みにつれていってください。

後輩たち

生意気なのが数名と同い年も数名いるけど、全員かわいい後輩です。最後の年にインカレに向けて集中していく過程でやや置き去りにしてしまった事はごめんなさい。でも、文句も言わずついてきてくれてありがとう。これから新たな時代を作っていってください。あと一年間、ほかのOBOGよりも近くで見せてもらいます。

同期

私は幸せ者です。いい同期に恵まれました。先輩からも後輩からも良い代だと言ってもらえることが多いし、実際そうなんだと思います。でも、上手くいったこと以上に仲がいいからこそうまくいかなかった事の方が多い気がします。それでも私は本当にこの代でよかったなあと思っています。

両親に恵まれました。サイクリングが趣味の父親と寛容な母親の元に生まれなければ、自転車競技に出会うこともここまで続けることもできなかったばずです。

兄に恵まれました。常に勝てない存在で、全国優勝してそのままサラッと引退してしまうような兄を持たなければ、ここまで悔しい想いで自転車競技を続けることもなかったと思います。

結局何が言いたいのかわからなくなってしまいましたが、私にとって本当に価値のあるかけがえのない4年間と17年間でした。それを一緒に過ごしていただき、本当にありがとうございました。

個別でお礼をしたいので個人へのメッセージは控えておきます。また落ち着いたら修正するかもしれません。自分語り編もあるかも。

今回はここで失礼します。

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