問題解決から機会開発へ(部内戦③)

タイトルの意味はつまり、部内戦を開催して、それで終わりにしないということ。早慶戦が無くなって全員が同時に活躍できる場が無くなったという問題を、部内戦で解決するだけに留まらず、そこで得たものを次に活かしたい。

部内戦で得たもの、それは慶應義塾体育会自転車競技部に所属している意義を理解したこと。宇佐美監督が閉会式で仰っていたよう、自転車を愛しつつ競技には本気で、それを体感できたことは副産物に留められないほど大きなものだった。

自転車競技は個人の実力がベースにある。そして道があればどこでも出来る。数あるスポーツの中で比較的、チームに所属する意味を捉えにくい競技。その中で、この部活で自転車競技をやる意味を見出すのはかなり難しい。ただ、今回の部内戦で見つけ出した。このチームに居れば自転車競技を愛せるし、競技に全力で取り組める。今後もこの経験を忘れてはいけない。そのためにも継続的に部にコミットする為のモチベーション向上、つまり動機付けに繋げていく必要がある。

では具体的にどうするべきか。選択肢はかなり多く、絶対的な正解はない。

例をあげるとするのならば、石井が開催したブログ閲覧数大会。ブログを書く本来の意味は内外の閲覧者・閲覧数を増やすことではなく、練習内容の共有に過ぎない。しかし、閲覧数を競う、そして景品が出るという大会によって投稿が増え、ブログというプラットフォームを通して部員同士が間接的に会話をする機会が増えた。自転車と、そして部活と向き合う瞬間が増えたと言える。石井の発想は部員に大きな影響を与えた。

そして自分が考えたものとしては、ミーティングでの宿題。12月から1月のミーティングにかけては、第2回慶應義塾自転車競技大会のスタイル及び開催時期について各々考えること。四六時中考えることではないため影響が少ないことは明白だが、僅かでも部と向き合う機会開発になればと思った。

様々な方法で、それが意図せずものでも自然と誰かのモチベーションに繋がることは多々ある。やってみないと分からないことも多く、とにかく部活のことを考える時間を部員同士増やしていく必要がある。みんなで良いチームにしていこう。

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