インカレトラックday1

岳 4㎞IP

前日にサポートの確認をしたら次々と要望が出てきた。普段はこだわりがないようで大切な時のこだわりは強いタイプ。でもそういうのの積み重ねが自身の根拠になってるんだろうなぁ。

そのついでに明日は頑張るぞー!的な事を話していたが、その時点では岳が4位に入れるとは思っていなかった。まじで。きっと誰よりも一緒に走ってきたTPメンバーも同じだったんじゃないかと思う。7,8位、良くて6位くらいを想像していたはず。山形の天才児には驚かされてばかりだよね。

直前まで中でサポートしてレース中は外から半周ラップを計測。最初の1kmも速かったし、そこからの粘りが凄かった。突っ込んでも垂れない、岳の強みが上手くはまったんだと思う。

岳の凄いところは練習で一回も計測していないのにこの結果を出せること。これと言ってIPに向けて練習していたような印象もあまりない。でもワットバイクで5分走はしていたみたいだし、バンクで本番想定のペースで刻むこともしていた。計測はしなくてもしっかり要素分解した練習が出来ていたからこその結果なのだろう。でも一回も測らずに本番とか怖くないんか!笑

宇佐美監督も仰っていたけど、IPという単純な脚力勝負で全国トップレベルの選手が部いることの価値は大きい。岳と同等に走れれば全国で勝負できるフィジカルが備わっているということにもなる。みんなまずはそこ目指していこ。

こうせい オムニ予選

同じく前日にサポート確認。食事の好き嫌いが激しかったり、練習のスタイルだったり、普段は割とこだわりがあって、でも大切な時はあくまでいつも通りなタイプ、らしい。そういうところが職人感を漂わせてくる。

レース中はマディソンの練習にポイント掲示を担当することになった。しかし、ポイント集計係との連携がうまくいかず誤った情報を知らせるのは逆に良くないと思い、宇佐美さんからの伝達のみに絞ることにした。

ただレース中、得点版を探していたようで大変申し訳ない事をした。こちらの判断で選手が情報を得る手段を一つ、減らしてしまった。ポイント集計も難しく集計完了時にはすでに次のポイント周回だったり。

一度は練習してから本番に臨むべきだった。サポートとしてレースに臨む意識が欠落していた。どれほど重要な大会であるかは理解していたし、選手がどの程度この大会に懸けていたかも知っていた。だが、ただ知っていただけだったのかもしれない。

マディソンに活かそう。

TP(大前さん)

恩師のサポートに付かせていただいた。人生で一番気を遣ってゼッケンとチェーンを張った。大前さんはゼッケンの安全ピンは全て縦付け派だった。こだわりみつけた。そういえばなんで大前さんは三本ローラーでアップしたがるんだろうか。こだわりがあるんだろうか。

インフィールドに移動してからは決輪、予備輪の空気入れ。選手をしてて一番いやだったのは自分の実力以外の要因によって結果が出ない事だった。どうしようもないから。だから選手の言い訳にならないように使う確率は低くても毎回代輪の空気圧も直前に最適にしようと思う。インカレ期間中はシビアになってるバルブもあるのでお任せしなかったけど、1,2年生マネも普段の練習から空気入れやっていこうね。

TPのレース中はインフィールドから声出し。安定感のある走りだった。あれだけ負荷の大きい2走をいきなりできるのを見て、大前さんの調子がかなりいいのを知った。もっと上のタイムを目指すこともできたと思うが、確実にポイントを取りに行く堅実な走りだった。来年はもう一つ上を目指したい。きっと行けるし、行かなきゃいけない。同じ事の繰り返しに意味はない。

以上、一日目。

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