挑戦するということ(全学クリテ) 

結果:4位入賞(8p = 2p+6pt)

作戦

目標は全国優勝だったので、プラン通りにいかないことを考慮に入れ、毎周回挑戦していくことにした。

序盤から逃げも容認させたくなかったので、前で展開していった。(最初の1周はav.275w NP320w) ほかの周回よりは力を使ったが、めちゃくちゃきついわけではなかった。スプリントは位置取りが後ろだったこともあり、まくりきれなかった。要素的には、①追い風②去年よりレベルが高い を感じた。おそらく6着前後?

2周回目は1周回目の反省を活かし、少し前に位置取りスプリントをしたが、まだ届かなかった。正直、余力を残そうとして、中途半端にスプリントをしてしまったことが適切ではなかった気がする。こちらも7位前後という中途半端な順位。

2周回終了時点で0pという絶望的状況に陥った。しかも脚は2回もがいてしまっていた。レース中にいろいろ頭によぎったのを鮮明に覚えている。「優勝めざしているなら、ここで取れてないの詰んでるわ、、」とか。しかし、ここで切り替えられたのが、まだ救い。次でポイントとれたら、気合が発動するかなと。脚つかっても取りに行こうと。

3周回目は前々ではじめたが、前に届かず3位。京産の田村君らへんのスプリントがほんとにつよくて、かけはじめるタイミングが250くらいからなのに垂れないという。去年は全体的に残り150mくらいから余裕をもって捲ることのできる距離感だった。今回は250mからフルもがきしないといけないという距離感。この文言が去年と今年のレベルの違いを端的に表していると思う。

ここでだいぶ脚にきて(まだ耐えられるレベルではあったが)、一度位置を下げた。4分くらいしたら回復したので、位置を上げた。スプリントに混ざろうかと思ったが、ポイントが4周回まえまでは割と分散していたのもあり、この周回は見送り、最後しっかり取り切ろうと考えた。

5周回目のあとに、ポイント的に川野、西村さん、岳さんあたりが自分よりポイントを取っているならアシストに徹しようと考えた。そこで西村さんに聞いたら、全員並んでいるということだったので、自分で勝負しに行くことにした。(結果論ではあるが、今回はそれでオッケーだった。)

6周回目からだいぶカオスになっていたが、位置取りに関しては自信があったので、とにかく周りの選手にどいてもらい10番手くらいを維持した。(想像しやすく解説すると50km/hくらいで身体がよくあたるぐらいタイト、実際明治と日大の人がケイリンぐらいバチバチやっていた)最後はとにかく自分に全神経つかって瞬時に最適なラ選択ができるようにした。400₋250が結構大切だった。気がする。250からは力勝負という感じ。岡本君の番手に入ったが、後ろでも結構踏まされた。130くらいから捲ろうと横に出たが、そこからが、キレがなく(脚を無意識的にけっこうつかっていたのかも)、前にはでれず、後ろでもがくことしかできなかった。正直岡本君がだいぶ強かったという小学生の感想しかでてこない。たしかに愛三の岡本隼さんを捲っているスプリント力があるから当然といったらそうなのかもしれないが。

最後は「まだまだ足りなかったのかー」という気持ちでゴールラインをきった。去年よりは積極的に展開出来て、脚もあったが、それ以上に周りが去年よりも強かった。まだあと一回だけチャンスが与えられているので、来年は今年よりも準備をして(就活も前々からおこなっておきたい)、臨みたい。

来年の自分へ。CTLは100以上にしておけ。TSBも-5くらいにおさめておけ。考えられる勝負パターンを列挙しておけ。3か月前からロードの意識的に身体にしておけ。

東日本が終わってからは、食事も気をつけて(脂質と過度な炭水化物はひかえた)、人ともあまり会わないようにして、風邪をひかないようにも意志的に取り組んだ。身体のケアも含め。授業も”効率よく”参加し、多大な犠牲をはらった、、、。代償が直視できないほど大きいが、それに見合うだけ真剣に取り組めたと思う。しかし、その期間が足りなかったのは事実だ。もっと前々からin many aspects意識して取り組まなければならなかったと思う。しかし、久しぶりに自転車競技にたいしてまっすぐ向き合えた1-2か月だったと思う(平時よりもしっかり取り組めたという意味)。そして、結果は残せなかったが、やっぱり楽しかったし、しっかり悔しいし、充足感もto some extent感じることが出来た。

ちょい疲れたので、すこし休んで、全学トラックに向けて再度集中できるようにしていきます!サポート等ありがとうございました。

Photo by 慶應マネ(阿部?)、Yuhi Obata さん、K.kazumaさん

山田 壮太郎

山田 壮太郎

法学部政治学科4年

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