良い練習は良い休養と良い練習相手から

28 積み下ろし積み込み サイクリング

身体がとても重く全然起きられなかった。最後の積み込みに盛大に遅刻したのち、甲子園優勝のありがたみを感じた。

積み込みで決戦林を回収してから帰宅せずに矢野口へ。車を止めて1時間ほど脚を回した。27日は30分ほどローラーで脚を回しただけだったが、会場の空気感に疲れたのかオムニアムの疲労が抜けきらなかったのか、あまりいい睡眠を取れなかったからか、酷く脚が重かった。

29日

この日もかなり身体が重く朝をほぼ失った。雛づるに行く予定だったが、行っていたら確実に身体が終わっていたと思う。気温が高かったので練習は夕方に回して溜め込んでいた事務作業を消化した。LEAPの方もほぼ活動できていないが、インカレ終わるまで応援してくれている同期に感謝。

16時から乗り始め。

tcで1時間走ったあと、Vを3本。身体を起こすのが目的。昨日はまるで踏めなかったが、この日は徐々に身体が元に戻ってきた。Vは朝練と同じ数値で登ったら速度が全然違った。レシオが大幅に向上していた。この日はまだ本調子ではなかったものの、全日本前に比べるとやや絶対値が落ちているのを感じた。あれだけ強度の高い朝練を繰り返していたのだから当然だが。

1人で登るVは主観的強度が高く、練習相手のいる朝練のありがたみを感じた。

30日

最後の練習は車を出して山梨の西湖で。直前の呼びかけにも関わらず、参加してくれた選手、サポートに来てくれた智也と清水はありがとう。

さいこを1時間周回してから10分取れる登りでメニュー走

5min全力走を一本と30−15×10を2set。5分走は中谷にコバンザメさせた。2分くらいは着いてきて欲しかった。序盤は6.5倍が出ていて絶対値でのPBも狙えるかと思ったが、普通に垂れた。その後のインターバルは調子が良く感じたものの、10本目のきつさは異常だった。5分走などの継続的エフォートに比べるとインターバルの方が仕上がっている印象を受けた。

そのあとは富士山を登る予定が、通行料を取られるとのことでbつの峠で。今回の練習は今後の全体練のロールモデルとなることを期待しており、あまりに金銭の負担が大きくなるのはコンセプトに合わない。

途中道を間違えながらも2本登って40分弱sstをできて良かった。6川が調子を戻してきているように感じた。ただあそこでのペースは頑張らない最速のペースなので、気合いに頼らずベースの出力を上げていって欲しい。もちろん気合いも重要だし、六川の強みであると思うが。

その後は河口湖に降ってから西湖へ移動。ケイリン選手が登りで先行してきてクラス1の威厳を見せつけていた。短距離への転向を決めて1年でケイリン入賞してしまうのは素晴らしいが、中長の立場からは中長のままでいたらどれだけ強くなっていたのか考えてしまう。

時間から考えて西湖は2周。最後に上げて終わりたいなと思っていたが、ケイリン選手がそれをお膳立てしてくれた。平坦基調でドラフティングがよく効くところだったから着かれたら捲られると思ったが、こうせいは直前まで先頭を牽引していたので、捲っては来なかった。完全にそこで終わる予定だったが、ケイリン選手が鬼のローテを始めた。やや膝が渋くなりだしていたが、騙し騙し完全に出し切った脚を回した。

ローテが終わってからは少し足と心肺を回復させたあと、40秒の全力走。11倍と5時間の練習の最後にしては悪くない数値だった。

これにて現役ラストの練習が終了。実力の合わない部分も多く、休憩が多くなってしまったが必要な強度に刺激は入れられたのでよしとしよう。今回はインカレ前最後という事で車を出してこの練習を実現させたが、弱ペダの時は毎週末これと同じかそれ以上のクオリティの練習を繰り返していた。

ロード班長である六川にはその事実を念頭において全体練習をデザインしていって欲しい。

練習後は少し泳いでアイシングをしてほうとうを食べて帰宅。いい練習にはいい練習相手と良い休養がセットで。この環境で競技をできた事に感謝。

ここからは調整に入る。色々な人に支えてもらって史上最高の身体と史上最高の機材になった。

スタートするまで気は抜けないが、ここまでできる限りのベストな選択をしてきた自信がある。あとはこの準備を最大限発揮するのみ。

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