北400〜2024バンク初乗り〜

2/11(日)

外でのバンクは実に3ヶ月ぶりらしい。

先週雪が降ったので、バンクは日当たりも良いし大丈夫だと踏んでいたが、バンクまでの道中に雪が残っていてたどり着けないなどのシナリオが待っているのではないかと不安だったが大丈夫だった。ただ、凍結などがあったので、油断したら崖下行きでしたね。

本当はそこそこポカポカした天気になる予報だったのに、1日を通して極寒だった。下界ですら日中は8度くらいの予報だったので、バンクは最高でも5度くらいだった気がする。風も重くて体が動かない一日だった。自分たちの他に選手の方しかいなかったのでQOLは高め。スタート前に小雨がぱらついてかなりうざかったが、バンクが少ししっとりする程度で済んだので許してやろう。

メニューはおおかた自分が組んだ。久々のバンクだし、基礎がなってないので基礎練を中心にした。また後で書くが、やはり基礎が出来ていないので次回のバンク合宿も基礎練中心で良い気がした。主導した立場として色々考えることがあったので忘れないうちにブログに残しておく。

まず、今日は自分含めてバンク練は2024初だった。本当は1月にもやる予定だったが、境川凍結などのかくかくしかじかな事情でようやく初乗りに漕ぎ着けた。

自分は受け継がれしサーベロ初乗り。ローラーでは乗っていたんだけれども。実走してみて、色々メカトラブルもあったので、ここで発見できてよかった。ちなみに自分はバイクのポジション合わせを目的としていたのでそこまでガチガチにメニューするつもりはなかったので基礎練も許容した。他の人がどう思ったかは知らんけど。

話を本題に戻すと、基礎練にした理由はいくつかあって、伝えたつもりだったけど伝えてないものもあったかもしれないし、伝わっていなかったところもあるかもしれなかったので書き起こしてみる。

まず、基礎練は基礎が出来ていないから行っているわけだが、基礎といっても色々ある。正直、自転車にとにかく時間をかけて乗らないと身についていかないものもあるが、このバンク練という短い時間の中で身につけることができるものは限られる。だから、特に優先して身につけて欲しい(欲しかった)ものを三つあげる。

①ライン取り

②車間

③ペースの把握

まず、①のライン取りについては言葉の通り、スプリンターレーンのギリギリを綺麗に描き続けるラインを取って欲しかった。室内バンクだとこれが最適解とはいえないが、北400に関してはごく普通の400バンクだったので、できる人は普通に出来る技。ただ、予想通り出来てない人がかなり多かった。自分とかだと、250や高速域だとまだブレてしまうのだが、普段のアップの周回練などからライン取りを意識している(するようになった)ので、最近はだいぶ良くなって来ている気がしている(当社比)。このくらいのペースであれば風が強かったり、前の人がフラフラしていない限りはほとんどブレることはない。とりあえず、これは今回というか、すぐに直ったり身についたりするものではないと思う。ただ、毎回のメニューはもちろんだが、周回練から意識すれば誰でも身につけられると思う。これをきっかけに、周回練をただのアップだとは思わずにライン取りなどを身につける場としても活用してほしいし、その意識を持って欲しい。

次に②の車間。これは出来てる人もぼちぼちいたが、やはり一年生がグダグダだった。経験値的にしょうがなくはあるけど。

車間については意識してほしいことが二つあって、

・単純にできるだけ車間を詰めること

・車間が詰まったときにバックを踏むのではなく、ホイールを刺して対処すること(時と場合にもよるけど、今回みたいに縦一列の「周回練習」は、相手の動きが予測しやすいし回避しやすいから、ホイールを刺してもそこまで危なくないし、後ろで走る人にとっては速度の上下が少なくて走りやすい)

だった。

前者については、前が詰まった時に多少車間が空いていた方が走るやすいから開けているといってる人がいて、これについては自分が最後尾かその周辺で走っている時なら良いけれども、後ろに人が連なっている時は後ろがガン詰まりする原因になるので自分のポジションを考えて使い分けて欲しい。レースではこういう走り方をすることでエネルギーを節約できることもあるので絶対悪ではないが、後ろに人がたくさんいる時は基本迷惑になっている。とりあえず、車間は無理ない範囲で詰める意識をしていきたい。ちなみに自分は車間を詰めるのが苦手。前を走っている人の信頼度にもよるけど、今回はバンク歴が一番浅いであろう高橋が自分の前のことが多かったので怖くて詰めきれなかった笑。

後者については高橋とか、自分の目の届く範囲で走ってた人には声をかけたけど、前が詰まった時にバックを踏むと、これまた後ろが詰まりやすい。ホイールを刺すのが安全か、ちゃんと刺すスペースがあるかを判断してからにして欲しいが、バックを踏むのではなく、ホイールを刺して速度が合うまで刺しっぱなしにしておくのが足への負担も少ないし、集団の伸び縮みも少なくなるから「周回練」では特に効果的だと思う(バック踏まれてから加速されると、その人は着き直せても、後ろにいる人たちがとんでもなく伸びて足を使う)。

最後に③のペース。これは、自分は無意識のうちにやっていたので最初に伝え忘れてしまったが、走ってる速度感で大まかなペースを把握して欲しいということ。250や333は怪しいが、400なら自分に関しては、だいたい走っている感覚でペースを把握できる。

マネージャーには最初の周回練のタームで、前半の20周のペースをあえて読んでもらわなかったが、これはみんなのタイム感覚がどれくらいあるかを把握するためでもあった。たぶん、前出た時にタイムの上下が激しくなる人は、ここの感覚を掴めていない可能性があると踏んでいる。もちろんそれだけではないことを前提に。

タイムを掴むということに関しては、ライン取り以上に、意識するか否かで、身につくかどうかが劇的に変わる部分だと思う。向かい風で詰まるのと、本当にタイムを落として詰まるのはわけが違う。最初の周回練でとんでもない加速度でペースが上がっていった時間帯があったが、それはこの部分を勘違いしている人たちのペースアップの声かけが原因だと感じた。250とかだと、この勘違いは起きにくいが、外バンクだと風があるので、こういうことが起こり得る。

長くなってしまったが、基礎練で意識して欲しかった&今後も意識して欲しい内容はこんな感じ。個人的には、次回のバンク合宿も基礎を中心にしても良いと思えるレベルだった。もちろん、徐々に大会も近づいてくるのでメニューもやりたいが、ここで基礎を固めないとシーズン本番のTPなどはグダグダになるだろう。

全体総括的なことは書いてしまったので、練習の振り返りは自分についてのみ書く。

周回練*30(アップ)

サイズがドンピシャ?なのもあるがサーベロは走りやすいし、軽く感じた。プラシーボかもしれないけど。

周回*40(徐々にペース上げる)

40秒くらいから入って最後は30秒フラくらいまで上げる。最後の方が前ももがキツすぎるし、サドルからずり落ちそうで走りづらいなと思っていたらサドルが前のめりになっていた。サドルの固定ボルトが緩んでいた。バンクの補修痕の段差でガツンとなった時にサドルに違和感を感じていたので心当たりがあった。トラブルあっても千切れることはない。

周回vol2*40

vol1よりもペース上げ目で。最後は20秒台に乗るくらいと。結局乗らなかったけど。

ちゃんとボルト締めたが、また緩んできて残り10周で離脱し、3周で復帰。レースならニュートラルの範囲内だな。サドル周辺を触ったり、サーベロユーザーに相談したりして、なんとなくの対処法が見えた。とりあえず、一番簡単なもの試したらその後のタームでは動かなくなった。次のバンクまでにはしっかり対策したい。

その後はDHバーでプラプラしてポジションいじり。DHに関しては、まだポジションを出しきれていなかった。

1本F2000をやったが、全然ポジションが合っていないくて踏めなかった。

レンリンで51-13の重ギアかけてみたが、極寒&風重コンディションで本当の重ギア練になった。2:33とかだったらしい。

ポジションを大幅に変えてプラプラしたのちにF2000の2本目。

TP練している3人を追いかける形で。たぶん1本目とペースは同じくらい。なんとなくポジションが決まってきた。

最後に六川さんと健三とTPでF4周

ハンドルが少し低い気がした。今度のバンク練で調整すれば割とよくなりそう。DHの高さ変えた時に肘の幅が変わってしまったかも。いつもより狭くて安定感がなかった気がする。

疲れすぎない程度に刺激が入ったので良かった。

サポートありがとうございました。

秋田圭佑

秋田圭佑

総合政策学部3年

最近の記事

コメント

  1. 川野碧己
    • 川野碧己
    • 2024.02.13 12:52am

    とてもわかりやすく言語化されていて素晴らしいなと思いました。秋田くんは前主将のように文章で伝える力がありますね。これをみんなが読んで理解できているとより良いですね。

    夏からの成長ぶりに驚かされてばかりです。引き続き、怪我のないように頑張ってください。

  2. 秋田圭佑
    • 秋田圭佑
    • 2024.02.15 5:14pm

    ありがとうございます。口でもわかりやすく伝えられるようになりたいところです。今後も頑張ります。

CAPTCHA


アーカイブ

月を選択

最近の記事

  1. 東日本day1

  2. 自己紹介

  3. 調整

  4. 練習報告

PAGE TOP