8/30-9/02 全日本大学対抗選手権
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4kmIP (51×15) : 4″57’307、12位(18人中)
アップは固定ローラーとロードで。15分間じっくりと身体を暖め、5分間限界まで上げきる。最初から突っ込むのではなく、終盤に向けてあげていく。10分間流して、〆に1分間シッティングでもがく。それからピストに乗り換えて3本ローラーをたらたらとスタート時間まで流した。
装備は後輪ARAYAで。前輪は直前まで迷ったが、風が強かったので下沖OBのZipp404をお借りした。
ラップ29’5sを超えないように出来るだけ一定ペースで走るようにした。「焦るな」、「びびるな」、「全力を尽くせ」という事を何度も心の中で唱える。集中してスタート。
1周目は狙い通り。2周目はやや早かったので3周目でラップタイムを安定させる。4周目からはひたすらペダリングに全神経を集中させて同じリズムを刻む。イメージ通り終盤までタイムを落とす事無く走りきれた。
結果は屋外ベストから-4秒の4分57秒台。目標の56秒には届かなかったが(もっと言えば入賞)、現段階でのベストな走りができたと思う。とは言え、悔しい結果に終わった事は言うまでもない。
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4kmTP (51×15) : 4″40’506、14位(17チーム中)
アップは4kmIPと同様に固定ローラーとロードで。5分程度のTTには激しいアップが必要だが、ピストと3本ローラーだけではそれに対応出来るだけの負荷は掛けられないと思う。あくまで自分の場合は。
目標は4分30秒台。装備およびギアは4kmIPと同様。自分は1周牽きでタイムを安定させる役割。並びは、成相さん→大越→村上→堀田の順。2、3周目は26秒台後半で周り、4周目からは27秒台で。しかし途中の2周は28秒に落ちてしまった。自分の番でタイムを27秒台に戻す。そこからは27秒台で回れた。
目標だった30秒台に届かず、良くも悪くも練習通りの結果。しかし4人全員とても良い走りができたと思う。来年以降もこれまでの走りを維持出来れば入賞出来るレベルには到達出来ると思う。
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ポイントレース40km (48×14) : DNF
まったく何も出来なかった。そもそもスピードが全然違った。それ以外に書ける事がない。
スプリントに絡める自信がまったく無かったので、中盤から逃げを狙っていきと思っていた。しかし、序盤から有力選手を含む逃げが決めかかっていたので、ブリッジして乗りにいった。
乗ることは出来たが、ペースが早くてみるみる脚が削られていく。そこからさらに有力3選手が飛び出していき残った選手は再び集団に吸収される。吸収されてからはひたすら回復を図ったが、そもそもペースが早いので回復出来ない。結局1/3あたりで降ろされた。半分も走れなかった。
それなりに走れるだろうとタカを括っていたが、全国のレベルは自分のレベルとはほど遠いものだった。力不足以外に言葉が見つからない結果となった。
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ロードレース (18km×9周=162km) : DNF
結論から言うと落車でDNF。一番狙っていた大会でとんでもないミスを犯してしまった。
目標は一桁台。攻めのレース展開に持ち込んで、その代償でDNFになっても構わないという所存で挑んだ。皮肉にもその通りになったわけですが。。。
序盤に逃げが形成され、中盤まではメイン集団で脚を温存する。今大会は全体を通して落車が頻発したので絶対に集団前方に位置取るようにした。5周目の時点で逃げとのギャップは1.5分ほど。6周目に入った時点でそろそろ決定的なペースアップが行なわれるような雰囲気を感じ取った。
実は言うとこの日は最初から調子が非常に悪く、集団はゆっくりペースなのに辛い状況がずっと続いていた。このまま集団に居ても有力選手達が一気にペースアップしたら着いていく自信が無かったので、早めに抜け出して後ろから来る有力選手のパックに乗ろうと思った。で、6周目の登りでアタック。当然集団からは放置され、頂上時点で20秒程のギャップを得る。
下り~平坦はエアロポジションを取ってひたすら踏み続ける。合宿中でもこの練習はしっかりしてきた。全身の力をペダルに込める。道が開けた場所で後ろを振り返るが集団は見えない。このまま行ける。
そう思っていた矢先、コーナーで前輪が浮き砂に取られ滑る。そのまま地面に叩きつけられて橋の欄干に激突。明らかなオーバースピードだった。気付いたら医務室のベッドの上に横たわっていた。
何も出てこないとはこういう事か。自分が一番大切に思っていたレースで愚かなミスを犯してしまった。単独落車だったのがせめてもの救い。救急車の中でもいまいちこの現実が信じられなかった。
☆まとめ☆
自分は4競技に出場したが、振り返ってみるとしょっぱい結果しか残せなかった。自分の認識が甘かったという事だと思う。いろいろな人の支えによって自分は競技をできている訳で、そういった人達に”結果”という形で恩を返せなかったのが非常に心苦しい。
今回のインカレで自分が抱いたこういった澱みを来年のインカレでは一片の悔いなく晴らしたいと思う。
これまで素晴らしいサポートをしてくださった河西さん、田丸さん、恩田さん、鈴木、荒井、方山。自分のわがままに付き合ってくれた寛大な先輩の方々、優しい同期の皆。そして忍耐強くて可愛い後輩達。入院の手続きやら、帰りのフェリーの予約や大阪~東京までの運転を1人でしてくれた川邊。
鹿児島まで応援、サポートにに駆けつけて下さった橋本先生、川崎監督、宇佐美総監督夫妻、清水コーチ、連日手厚いサポート&アドバイスをして下さった下沖OB。そして全ての自転車部OBの皆様。
書き出していくときりがないですが、本当にありがとうございました。また来年にむけて精進していきたいと思います。後輩には頑張って欲しい。
とりあえず怪我の方はだいぶ良くなったので、ぼちぼち自転車に乗ろうと思います。
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落車の派手さの割に怪我が大事に至らなかったようで、ほっとしています。
ポイントについては49*14が標準だったかな?インカレは1校1名なので個人選よりむしろ遅くなるものですが、競合レベルが相当上がって来ていること、また遅筋と速筋のバランスみたいなものが違っていたのかもしれないね。まあロード重視ならそれもある程度仕方ない。
秋シーズンの目標レースを決めて、ぜひ1ケタ台の結果を残しましょう。
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自転車も無事で本当に運がよかったです。
ポイントのギアについてはもう少し普段のバンク練で煮詰めとくべきだったと反省しています。自分の走り方ではもう少し重くてもよかったと思います。
秋シーズンではジャパンカップやチャレンジロードを目標にしていきたいと思います。