試合結果

第19回全日本選手権個人タイムトライアル・ロードレース大会 MU23
[成績]31位/34人 18:09.534 Top+1:41’038 40.97km/h
[Lap]往路7:58.968 32位/復路10:10.566 31位(Lap Clipより)
[パワーデータ]
0:18:22/12.34km 47.7% 270.8w 48.5 : 51.5 (11.9+12.6)N*m NP284.8w
IF:1.035/TSS33 W’103%
[バイクデータ]
F:シュワルベ ULTREMO HT 22mm 7.2bar with BORA ONE 35mm
R:Continental Competition 22mm 8.0bar with FFWD DISC

事前の試走と、これまでのパワーデータを基に、目標タイムを17分台後半に、目標ワットを275w前後、そして、上位20位に入り、来年の全日本出場権を獲得する事を目標に。天候は曇りで時々小雨が降るが、路面はドライ。
来週の全日本ロードに向け、コンディションはベストではないものの、かなり仕上がってきている状態なので、しっかり出し切り、来週につなげることを意識してスタート。スタート前は普段より緊張していたが、スタート台に立つと自然とリラックスでき、良い集中力のままスタートできた。

序盤の下りで、一気にスピードに乗せるつもりが、少し恐怖心があった為か65㎞/h位までしか伸びず、予定よりやや踏んでいく。スピードに乗せないと、最初の登りが大変なので、300w前後でやや踏みすぎなあたりを狙っていき、最初の登りは、アウターのまま、ダンシングも交えながらこなす。
最初の直角コーナーはDHバーのままクリアし、平坦区間は、少しだけ登り基調なので、本来パワーがある選手の場合、差をつけるポイントになるのだろうが、僕の場合、最後の登りまで脚を残す必要があるから、260w前後で抑えめで、かつペダリング効率を意識しながらこなす。
折り返し地点では、やや突っ込みすぎてタイムロスするが、持ち直して今度は280w前後で踏み回す。少し後ろから詰められている感じがあったので、やや酸欠になるあたりで我慢する。再び直角コーナーを経て、下りでスピードに乗せる。登りは惰性でこなし、その後の平坦で少し踏み直す。
上り坂へのコーナーは減速せずにそのまま入り、ギアをインナーに落とし、ダンシング。予定通り、400w超で踏んで、一気に追い込む。その後、酸欠状態から脚と頭を戻すために、2秒ほど220w前後で休んだのち、アウターで踏み直し、最後は限界付近で踏んでいく。データを見る限り、しっかりW’を下げきれていた。

最終的には、予定watt/timeよりやや低いものの、上り坂で出したこれまでのベストよりわずかに高いパワーで自分の実力を出し切ることができた。ただ、ソフトによっては、NPが280wを超えており、かつTTではNPと平均パワーの差が少ないはずなので、もう少し予定ワットを上げても良かったかも知れない。ただ、今回は、リズムがつかみにくいコースで、ゴール前のプロフィール上、ギリギリまで計算された走りをしなければ大崩れをする可能性があっただろうから、この点はどうしようもない。

ともかく、全国レベルで、自分の絶対的なフィジカルが、トップレベルの選手とどの程度の差があるのかわかる、良い機会となった。まだまだ、トップ層との差は極めて大きいが、実力が急につくことはありえないので、引き続き、コツコツ積み重ねる以外無い。
来週の全日本ロードは、ずっと目標にしてきたレースであるとともに、インカレロードの試金石として、極めて重要な意味を持つので、コンディションをさらに上げていき、全力でぶつかっていきたい。

今回、試合前に、ポジション・フォームチェックをして下さった、ラバネロの高村監督、パワーメーターの調整をして下さった、Pioneerの担当者の方々、ヘルメットを貸してくださった北見さん、サポートありがとうございました。
また、応援・ご指導下さった宇佐美総監督、橋本先生、わざわざありがとうございました。そして、サポートしてくれた金子、立教の山本、そして沿道で応援して下さった方々、ありがとうございました。もっと強い、応援されるのにふさわしい選手になれるよう、引き続き精進します。

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