キャノンボール(東京〜大阪) 旅ブログ前編

記録として旅の様子やそのときの心境を長々と書いておく。長いので暇な人だけ読んでほしい。

まずは前編。出発前から中間地点となる浜松までを時系列順に。

今回は9月12日の夜に出発したわけだが、本来10日の夜に出発する予定だった。しかし11日と12日の名古屋・大阪の天気が悪かったため、丸2日延期した。

11日に昼まで寝てしまったこともあり、12日の朝は2時間半ぐらいの睡眠で起きてしまった。また出発前に仮眠をとったが、結果的に1時間半しか寝れなかった。この眠れなさは緊張に依るもの。

もしかしたら、私は周りの人から、バカみたいに楽しんでキャノンボールをスタートしたと思われているのかもしれない。だが、そんなことはない。500km以上を走り切るには相当の覚悟がいる。日付が近づくにつれて、緊張は高まっていってた。これが睡眠に影響したと思う。もっと寝る必要があった。

出発前の飯に関しては、米4合を全てチャーハンにして食べた。うまかった。エネルギー的には十分だったと思う。

荷物に関しては、大阪に着いた後のための私服、スニーカー、輪行器具に加え、ライトの替えやバッテリー、替えのタイヤ、日焼け止めクリーム、コンタクト洗浄液やメガネなど。リュックサックの総重量は4.0kgだった。もっと軽くしたかったが、タイヤの替え以外は全て使用したので、必要な重さだっといえる。

ライトは夜が長いため、連続稼働すると切れる可能性が高いから替えが必要だった。ライトを貸してくれた岳と中野、ありがとうございます。

9月12日

22時40分日吉発

23時35分日本橋着。日本橋は国道1号の始点である。

日本橋
日本橋

23時45分日本橋出発。ここを0km地点とする。24時間後に必ずゴールしてやるという気持ちを持ってスタートした。

東京タワー
神奈川県に入ると『静岡』が表示される。

9月13日

1時08分横浜32km

横浜駅

1時38分戸塚43km

2時24分平塚63km

3時10分小田原84km

↑ここで1回目の休憩。15分間。パン2つと水。395円。箱根の道中では空いていないお店も多いため、ここで補給が必要だった。

3時25分コンビニ出発

箱根湯本
箱根駅伝5区で第88回大会まで使用されていた函嶺洞門。現在はバイパスが存在する。夜見ると不気味。

4時50分芦ノ湖107km

箱根駅伝5区の最後の曲がり角

5時25分三島125km。ここで静岡県に突入。このあたりで日焼け止めを塗り、クリアレンズからサングラスに変えた。

箱根の山から見る富士山
富士市から見る富士山
通らざるを得ない歩道橋その1。下は国道1号線
静岡市に入ったあたりで、初めて『名古屋』の標識を発見。しかしまだ距離がある。

7時10分興津171km

↑この辺りでエネルギー不足により、2回目の休憩。22分間。パン3個と水。511円。ここで、2年前の初級キャノンボールと比較して、どれぐらいのペースで走っているのかを確認したのたが、以前の方が30分ほど早く走っていることが判明。この時点で、24時間で走り切ることが黄信号になってきた。

7時32分コンビニ出発

8時25分静岡190km。少なくとも3分の1は超えた。

静岡駅

9時35分島田217km

大井川

10時25分掛川235km

10時40分袋井245km

↑ここで水不足により3回目の休憩。25分間。パン1個、炭酸、アイス、水。592円。このあたりで24時間はほぼ不可能だと悟った。気温が高かったため、思ったより水の減りが早く、休憩せざるを得なかった。先も長いため、休憩もやや長めにとった方がいいと判断した。

11時05分コンビニ出発。

天竜川

12時00分浜松266km

まだこの段階では楽しむことができていた。疲労感もほぼ0。2年前と比べてタイムこそ遅いが、精神的には余裕があった。

しかしキャノンボールの本当の辛さはあと150km走って三重県に入らないとわからなかったため、まだ序章といえる。

後編に続く。

P.S. 秋田の質問ドラえもんの答えって『こだま』なのか。ちなみに、キャノンボールという名前は、北アメリカ大陸を24時間以内に横断する非合法カーレース映画が由来らしい。

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