試合結果

ツール・ド・おきなわ 市民210km 結果 : DNF

ラスト25kmで前後輪共パンク。機材車を待っている間にタイムアウトとなってしまいました。

– レースレポート –

●スタート~普久川ダム(1回目)

名護市街地をスタートして本部の方へ向かうのだが、例年ここは落車が頻発するということでかなり気を使った。

本部辺りの道路は突然1車線になったり、中央分離帯にポールが立ってたりとかなりトリッキーな感じだった。中盤辺りのポジションをキープしていたが、車線が狭まる度に危ない場面が頻発してた。美ら海水族館まで5kmくらい?の地点で自分の前で大規模な落車が発生してた。幸い巻き込まれることはなかったが、もっと前に行かないと危険だと思い、下りを利用してポジションを前にあげていった。常に先頭が見える位置をキープした。

本部を過ぎて海岸線に出ると、大分集団が落ち着きリラックスして走れるようになった。それでも気を抜くとすぐポジションを落としてしまうのでポジション取りには引き続き気を使った。集団の真ん中に居ると確かに楽だが、両サイドから被せられてすぐポジションを落としてしまう。それに身動きも取れにくい。基本的に右サイドか左サイドをキープして走った。

普久川ダムが近づいてくるとだんだん集団が殺伐としてくる。国頭道の駅辺りから徐々にポジションを上げ始めて普久川ダムの登りを3番手くらいで登り始める。

去年のレポートを見ると、1回目の普久川ダムの登りで激しいセレクションが行われたのでかなり気合を入れたが、ペースは早くなく大集団のままKOMを通過。シッティング多めで、90回転くらいで回しながら登った。

●辺戸岬~普久川ダム(2回目)

普久川ダム頂上から辺戸岬へのアップダウンもペースが上がらない。ペース上げたい人が集団内に少なくて、協調する人がいないという感じ。アップダウン区間を抜けて海岸線沿いの平坦路に出てもペースはゆっくり。

普久川ダムが近づいてくるとポジションを上げ始めて10番手くらいで登り始めた。

●普久川ダム(2回目)~安倍

2回目の普久川ダムもペースは上がらない。中盤過ぎて高岡選手が単独で抜け出し、集団から離れる。アタックという感じではなく、自分のペースで登っていたら自然と集団が離れたという感じだった。集団もまだゴールまで距離があるし、下りで吸収できるという雰囲気で積極的にペースアップして捉えるという感じではなかった。

しかし、下りを経てもタイム差は縮まらずアップダウン区間で逆にタイム差が開いていく。そんな状況でもペースは上がらない。だが自分も積極的にペースアップできるほどの余裕はない。集団内で他力本願的な走りをするだけだった。

所々出てくる丘(1km~2kmくらいの登板)がキツい。ダンシングとシッティングを使い分けながら最小のパワーで登れるように省エネ走行。高岡選手の逃げ切りが濃厚となって、恐らく集団ゴールになると思ったので集団内で体力を温存。安倍手前で集団は約25名ほど?

この集団で粘れば一桁台は狙えると思い、最後の羽地ダムの登りに向けて気合を入れる。なるべく余計な体力を使わないようにローテも短めで。

しかしラスト25km地点くらいの下りで中央分離帯の小さい突起物に気付かず、おもいっきり乗りあげてしまった。

同時にプシューという音と共に前輪がバースト。結構スピードが出ていたが、なんとか周りを巻き込むことなく安全に停止。急いで前輪を外したがなかなか機材車が来ない。5分ほどで機材車が到着したが当然ながら集団は遥か先に行ってしまった。

前輪を受け取り、気を取り直してゴールを目指したが後輪もパンク。なかなか機材車が来なくて30分くらい待ってようやく到着。しかし後輪のスペアホイールは既に無くなったらしく、さらに30分程待ったが状況は変わらず。

各クラスの参加者がコース上を通らなくなり、交通規制も解除されたので関門までトボトボと歩いて関門でタイムアウト。バスに乗って名護に辿り着きました。

– 反省 –

試走および注意力が足りなかった。前後輪のパンクの原因となったであろう中央分離帯の突起物も、試走を重ねていたら「ここの下りは中央分離帯に突起物があるから注意しよう」と警戒できた。

また、コース上の特徴(どこにどのような登りがあるか、その傾斜や距離は?)などの情報をもっと頭の中に叩きこんでおけばよかった。コースの特性をもっと把握していれば体力的にも余裕をもって走れていたかもしれないし、その余裕が注意力を高める要因になったかもしれない(問題の下りでは体力的に辛くて注意力が散漫になっていた)。

それから毎回レース後に思うのだが、自分はまだまだ改善するべき問題点がたくさんある。簡単に言うと現時点での自分の身体能力は弱すぎる。勝負に絡む走りをするためにはもっと練習を重ねなければいけないと思った。

– まとめ –

自分はレース経験が少ないためインカレ後たくさんのレースに出たが、これは非常にいい経験になったと思う。

レースに参加する度に自分の問題点が次々と明らかになり、改善すべき点が見えてくる。これは普段の練習だけじゃ決して分からない事だと思う。やっぱりロードレースで結果を求めに行くならレースにどんどん出るべきだと思う。

今回のツール・ド・おきなわは不完全燃焼で終ってしまったので来年も出たいと思います。


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