7/3 長尾6
諸事情にて闇朝練には参加出来ず、近場で。
サイコンの電池が無かったので1つ1つ踏み切る感じ。
途中で3輪バイクに乗ったヤクルトレディ(正確にはヤクルトウーマン)を抜かしたら追走してきた。
彼女は3輪の利を活かして鋭角コーナーのインを突いて距離を詰めてきた。
勾配の緩まる区間では自分の5m後ろあたりにぴったり張り付いて離れない。ツキイチである。
そこには卑怯とかそういう感情を感じさせない、彼女の勝利への飽くなき執念が表れていた。
全国のヤクルトレディ達のアシストを受け、この勝負にかけた行動に誰が文句を言えるのであろうか。言えるわけがない。
だがこちらも一介の自転車選手として負けるわけにはいかない、ラストの急勾配で渾身のアタックをして振り払った。
あじさい散る初夏の熱い闘いが終わった。
(一部脚色あり)
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