お久しぶりになってしまったのはTOJのレースレポートを書こうとしたら書きたいことがあり過ぎてまとまらなかったから。まだまとまってないので先にITTの報告をさせて頂きます。
ITT 30位 42:23
まずは敗因分析という名の言い訳。
第一に今回はTTに向けた練習をしていないのだから仕方が無いかなとは思う。今年はありがたいことにレースが多いかわりに、全ての大会に標準を合わせる事が出来なくなった。そうすると注力する大会を選ばなければならないのだが、残念ながら今回の大会がその候補からこぼれ落ちていたというだけの話。元々ツールド熊野に出場予定だったのでそもそものレーススケジュールに入っていなかったというのもある。
TTポジションでパワーを出せるようになるためにはTTポジションで多くの時間を過ごすしか無いのだろう。だが今年はUCIが変なルールを作ったがために、練習でもDHポジションを取らないようにしていたし、つくばにいるのでバンクにも行けてないし、TTバイクも乗り込めていなかったのでDHポジションで走る機会が少なかった。
だから、TTバイクに乗るとパワーが1割減みたいな感じ。アンパンマンの顔が濡れて力が出ない…って気持ちが少しわかった。でも、パワーを出せないなりに一定の出力で走り、垂れたりしなかったのは良かったと思う。
今回改めて、自分が積み重ね人間である事を感じた。やっていない事はとことんできないので、狙うならとことんやるしかない。そもそもTT自体が準備が物を言う種目である。実際にぶっちぎりで優勝したトドメはこの大会に焦点を合わせていたわけではないだろうが(本来来週開催される予定であった全日本選手権TTに合わせてたのだと思う)、オフシーズンからずっとロード練習でTTを使っていた。
僕的には他の大会より優先してまでITTで勝ちたいとはあまり思わないが、ITTを鍛える事でTPやTTTでチームに貢献出来るだけでなく、僕自身のロードレースにおけるカードを増やせるはず。
FTP域を鍛えれば鍛えるほど、今回のようなコースではタイムが向上すると思うので、今の僕のロードレースにおける課題と重なるし、丁度いいのかもしれない。FTPを上げることでITT能力を鍛え、ITT能力を鍛えることでFTPをあげる。山ばっかり走っていても平坦ばかり走っていてもダメなので、FTP向上のためのメニューの日は山にばかり行かず、TTで走るなどして今から来年を見据えて今後を過ごしていきたい。
p.s. つくばも住めば都
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