関東選手権in平塚(杉岡さんありがとう)

今週の土日はTRSやオープンロードがある裏で、実はひっそりと関東選手権(トラックレース)に出ていた。出場種目はチーパとポイントレース。前日に小ギアや工具を入れた袋が部室どこかに消えるというアクシデントが発生した。現在も行方不明。これからまた探しにいく。自分が知らない間に消えただけに心当たりがないので、目撃情報求む。こうやって書いておくとあっさり見つかるものである。

小ギアは杉岡さんに貸していただいた。非常に助かりました。

工具袋の中の工具類は県のメンバーの誰かしらが持っているのでなんとかなるのだが、DHバーをつける際に必要なコラムのスペーサーもその袋の中に入っていることに気がついた。これではDHバーが使えない。あまりにも袋がなくなった弊害が大きすぎた。スペーサーの予備はない。茨城の後輩に連絡したらスペーサーを持ってきてくれることになった。ありがたい。持つべきものは優秀な後輩である。借り物競走にはなってしまったが、なんとかレース参加にありつけた。レースに出られるありがたみを久々に感じた。レンタル倉庫でも借りて、部室を拡張してほしい。

以下はそれぞれの種目のレポート

チームパシュート 3位 4分37秒

メンバーは自分、筑波大の伊東さん、取手一高の2人。このメンバーで合わせるのは初めてというか、そもそも全員が全員チームパシュートを走るのが初めて。風もそれなりに強かったことも考慮すると、このタイムはまずまずな感じだと思われる。目標タイムは4分35秒。順番は1走伊東さん、2走自分、3走と4走を高校生二人にした。ギアは自分は51-13、伊東さん54-14、高校生は52-14でセット。周回は最初一周を伊東さんが引き、自分が一周半、その後高校生が一周ずつ引いたら、残りの周回は大学生は一周半、高校生は半周か一周という感じの作戦にした。ラップはスタン一周を32.5で入った後27秒フラットで刻む感じ。

普段よりも一段と強い日差しが照りつける中スタートした。最初の一周は目標プラス1秒。少し遅れ気味。自分の番になったのでタイムを挽回しようと少しだけ踏んだ、つもりだったが…、25.9と結構なペースアップをしてしまった。後々確認したのだが、確かに最初の半周は遅かったが、返しの半周はしっかりターゲットタイムだったと。つまり自分が焦ってペースをあげてしまったということになる。

自分のせいで他の3人は疲弊気味。それでも高校生たちが頑張って7秒ちょいで回ってくれた。二回転目で伊東さんが一周引きに変更。自分は一周半引き、高校生は一周と半周ずつ引いてくれた。ペースは落とさずになんとか持ち堪えている。ホームストレートの向かい風で減速気味な様子。その後は自分がラスト一周を引き切ってゴール。最後もペースアップによって高校生が着き切れしてしまった。トップの東京とは実は1秒ちょいの差だったので自分がもう少しペースをうまく管理していれば勝てていたなと思った。インカレとかだとこういうところをとことん突き詰めていくことになるんだろうね。でも楽しかったし、良い経験になりました。

宿舎は競輪宿舎。競輪宿舎のいいところ。

その1 近い

その2 近い

その3 近い!!!

ポイントレース 2位

本来であれば栃木代表で宇都宮ブリッツェンの貝原選手が参加予定だったが、怪我により欠場。自分がマークすべきはRaphaの中里選手ということになった。人数は3人がDNSしたので13人と少なめ。自分の計画としては2人逃げに持ち込んでとりあえず集団をラップして、集団の人間をうまく盾に使いながら、中里選手よりも先着を重ねようという感じ。スタートは一番キャップが先頭固定というルールがなかったために、成り行きで自分が先頭でスタートした。そろそろ先頭スタートも板についてきた。

スタートしてからは集団後方で待機していた。中里選手が集団最後尾で車間を切って走っていたので動くタイミングを警戒し続けた。予定でも取るつもりはなかったが、一回目のポイント周回は中里選手が動く様子もなかったので見送った。その後、中里選手がスルスルと前方に上がっていったので自分もそれについていく。しかしながら、前を固めているだけで動こうとはしない。自分も同じくして前の方に上がってしまったので、痺れを切らして、かけ下ろしで自分から攻撃を仕掛けた。後ろが追走できるようにドカンというよりはヌルヌルとという感じで。そのまま2回目のポイントは1着通過。しばらくすると、中里選手が単騎で追いついてきた。上で待って後ろに着こうとしたが、速度差を作りすぎて、なんともダサい着き切れ。後ろから全力で追うが、中里選手も全力で踏んでいるのでジリジリと離されていき、3回目のポイント周回を2着で通過してから諦めて集団に戻った。

その後は中里選手vs集団といった構図。4回目と5回目のポイント周回は息を整えるために見送った。この2回のポイント周回を1着通過した中里選手と一気に10ポイント分離されてしまった。その後の立ち回りを考え直していると、中里選手が疲れてきたのか少しずつ距離が縮まってきた。それなりに息も整ったところで単独で抜け出して追撃開始。山梨の望月選手?が追っていたようだったがそんなことに気が付かずに単独でグイグイ踏んで合流成功。2人で回し始める。中里選手がリードしているのでいっぱい引いてくれるかと思っていたらきっちり半周で交代してくる。自分も半周交代。思い返してみると、ポイント周回などの関係上、自分の方が多く引いていた…。そうなると何が起こるのか。そうです。逃げている間のポイント周回を全て掻っ攫われました。一回だけタイヤ差くらいまで追い込んだが、後は疲れてしまって全然競りかけられなかった。そうこうしているうちに集団をラップした。ラップ直後にポイント周回があり、中里選手のラインを上手いこと消して先着。しかしながら、高校生に刺されて1ポイント分しか稼げなかった。このままちびちび稼いでいくしかないな〜なんて思っていると、中里選手がまたもやアタック。2ラップ目を狙いにいっていた。この動きには流石に反応できなかった。だって、内心マジか!?!?って感じだったので。もう無理だと思っていたが、中里選手が思ったよりもすぐにペースダウンしていたことと、六本木エクスプレスの半沢選手が追走をかけたこともあり、気持ちを奮い立たせて追走にでた。半沢選手の後ろを使って再び中里選手に合流。3人で回す。もう逆転のチャンスはないので、手前のポイント周回は見送り、ゴールで1着を狙うことにした。ゴールまで3人の隊列を維持し、スプリント体制に入るが、駆け出しが遅くて捲り切れずに2位でゴール。ボコボコにされて終わった。

写真は関東自転車競技連合のホームページより。一番左が自分。

腕が細い…。参考までに私は体重65キロのBMIは20.3。BMIの割に腕が細く見えるのは多分腕が長いからです。

ボコられた。慶應大学になっているのは許してください。自分で登録したわけじゃないんです😢

こんなところでボコボコにされているようでは話にならないのでさらに精進する。

監督にも言われたが、とにかくトップスピードがないとのことだ。筋肉の質とかのせいにしてるからこういうことになるんだ。反省してさらに頑張る。ちなみに、予選を含めてポイントレースは2着が最高である。シルバーコレクターに足を踏み入れ始めているので、ゴールドメダルを目指して頑張りたい。

そして今回気がついたこととしては自分は朝型ではないということだ(また始まったよ…)。

生理学的にやはり朝に弱いタイプというのは絶対にいるらしく、思い返すと自分は今回のように午後からのレースの方が明らかに調子がいいことを悟った。全日本は朝が早かったので体が動かなかったということにしておく。海外レースは午後スタートが多いので、これで言い訳ができなくなった。

今回のポイントレースが楽しくて満足してしまったせいで、白馬を走る気が失せてきた。多分出走します。多分…(DNSするかもしれないのはあくまで家庭の事情です。決して個人の都合で欠場するわけではありません。)

秋田圭佑

秋田圭佑

総合政策学部3年

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