飯山

始まりの地でクラス3生活にピリオド。理想を言えばもっと早く上がりたかったけれども、昇格してみるとなんだかこの地に色々な縁を感じて、’この地’で上がれて良かったと感じた。

今回の運転は往復一本引きしたけれど、なかなか辛かった。特に行き。体調が悪かったからだけど。去年の六川さんには今更ながら改めて感謝したい。TTTで上がりましょう。

4/29 1日目

2.3kmショートTT

昇格した今だから言えることなのだけど、普通に体調が悪かった。低気圧にやられたのか、鼻水が酷くて、それに伴って一日中頭痛がひどかった。内臓の調子も悪く、その日の宿の豪華な食事も満足に楽しめなくて残念。少し前であれば参加するのがグレーな体調。一応熱はなかったし、人を乗せていく義務があったので頑張って運転した。

話を戻すと、最初から全然ペースを上げられずに終了した。抑えめで走ろうとは思っていたが、そんなこと考えるまでもなく体が強制的に抑えモードに入ってしまって全然速度が乗らなかった。

この距離のTTは元々得意ではないのだけれども、それにしたって酷すぎるクラス3で40位という結果を手にした。本調子でも昇格は厳しかったように感じる。

昇格人数が6人なので期待していたが、箸にも棒にもかからない結果だった。落ち込んだが、そんなことどうでも良くなるくらい頭痛がひどくなったので、この日は自習室と化したピカピカに明かりがつく部屋でさっさと寝た。

4/30 2日目

テンポレース

朝起きた時点で、鼻水はだいぶ落ち着いていて、頭痛は治っていた。雨音がして、少し萎え気味だったが、自分は雨のレースが得意(なはず)だし、何よりも体調が戻ったのが嬉しくてモチベーションが上がっていた。

朝ごはんもしっかり食べられた。前日は、足がクソ痛かったけど、それも抜けてた。

準備段階は割愛するが、予報通り、そこまで寒くない上、雨自体は自分たちが出走するタイミングではほぼ止んでくれた。今回はアップオイルの効果をめちゃくちゃ感じた気がする。

自分は2組目だったので1組目のレースを観察していたが、優勝者が4P、2~4位までが3Pで同ポイントの着順争いになっていた。周回数を考えると、7P取れば昇格が確定なので、最初はそれくらいを狙おうかと思っていたが、思ったよりもポイント争いが拮抗している様子で、7Pはできたら目指す感じで、とりあえず5Pを確実に目指す感じで走ることにした。

作戦は序盤に逃げて3Pくらいを確実に抑えて、あとは流れ的に取れそうなタイミングで無理しても良いから2Pを奪いに行く感じ。

結果は作戦通りというか、作戦以上だった。

トラックと同じルールなので、最初の4周はただの周回で、5周目から毎周回のポイント周回スタート。強いと聞いていた日大の一年生が逃げて最初のポイント周回を取っていった。その子を逃したくなかったので、自分は引きすぎない程度ににローテに入った。その子のペースダウンが思ったよりも早くて、2回目のポイント周回でその子が射程圏内に。前に上がってとりあえず1P欲しいなと思ってもがいたらあっさり取れてしまった上に、謎に一人抜け出す形になっていたので逃げに移行。

逃げてから集団と一気に差が開いた。去年は無理して一気に差を広げたイメージがあったが、今回はスルスルと綺麗に差を広げられて、2周逃げて2P加算。集団が近づいてきていて、無理して逃げて4Pnt目を取ることもできたが、足を止めて一旦戻ることにした。この判断は多分正解だった。

その後3,4周は様子見。割と均等にポイントが分けられたが、共産が2P取って自分と1P差まで迫ってきたとのアナウンス。焦りすぎない程度に焦ったので、もう一発攻撃することに。順天の後輩が飛び出して1P取って戻ってきたタイミングでカウンターアタックした。また綺麗に抜け出せた。そのまま逃げて3P加算。6Pに。

雰囲気的に、多分昇格は半分確定した感じ。とはいえ、ここまできたら勝ちたいし、安心はできないし、何よりまだ余裕があって調子が良かったのでもう2Pくらい狙うことにした。

ちなみに本当に2P加算できた。しかもスプリントで。こちらは自分のトラックレースの経験値が光った(自分で言うな)と思うのだが、

わざと集団の前に出て足を緩める→ポイント欲しいやつが1~3人アタックするのでその後ろに着き直す→最終コーナー手前でわざと車間を切って、前の選手たちより速いスピードでコーナーに侵入→ギリギリまでドラフティングを使いながら、ゴール前ギリギリで捲る

というムーブで2周連続ポイントゲットした。冬のスプリント練習の成果あってか自分がもがき出すべきタイミングがしっかり見えてたし、最近の筋トレの成果も少し出たのか伸びも良かった。

最近はレースで集中できない感じが続いていたが、この日は久々にゾーンに入って全てが噛み合っている感覚があった。あえて自画自賛するが、ポイント取りにいった周回は全部ポイント取れて、完璧なレース運びだったと思う。

話を戻すと、8Pゲットして昇格はほぼ確実に。あとは優勝を確実にできるかどうか。残りも5,6周程度だったので、2位で4Pの共産が詰めてこない限り、落車、パンクのリスク回避で集団の最後尾でヒラヒラすることに。普通なら集団の最後尾は危ないが、テンポは逆に前の方が危ないと考えた。

六川さんたちにしっかりカメラ目線を決めながらウイニングランを楽しんでゴールした。今回ばかりは、確かにニヤニヤしてました。認めます笑。

一年という時間が経ってしまったが、ようやく昇格を手にした。終わってみるとなんだか淋しくなったが、ようやく全国大会への切符を手にしたのでますます頑張りたい。TTバイクで加須への出走が確定したことが、何よりの喜びである。

サポート応援ありがとうございました。たくさんの祝福メッセージもありがとうございます。

松本組も基準をたくさん取れたようで良かったです。これが良い流れを作るきっかけとなれば幸いです。

ここはあくまでスタートライン。喜びすぎない程度に喜んで、これからも頑張ります。

ps.今回のレースのデータ

40min 270w NP295w

30min 285w(集団の最後尾に下がる前) NP323w

体重66kgくらい

危ない動きを自分で潰せるくらいの余裕を残しながら、これくらいの値です。とりあえず、載っけておきます。

秋田圭佑

秋田圭佑

総合政策学部3年

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