神宮

アイキャッチの、観客が沿道に並んで観戦している神宮ならではの雰囲気が好きです。

3/10 神宮

前々からの体調不良で当日行けるかどうか怪しかったため、配置はフリーのカメラマンだった。

去年と同じようにテントを立て、受付までは時間がたっぷりあった。

いつも通りゼッケンへ名前を書いた。

試走までに健三、阿部、高橋、秋田などなどのゼッケンを貼った。終わった後に全員分の後ろ姿の写真を確認して、出来は今回は合格点だったものの安ピンをぶっ刺してごめんなさいでした。

試走からはそのままクラス3→2→大学対抗と続いた。

学生委員長の大和田は開会宣言お疲れ様でした。ありがとう。

陣地では、空気入れがなくなり貸してもらうために走り回ったり、あたふたゼッケンを貼ったり、カメラの準備をしたり。

スタート地点でのサポートは私には割り振られておらずする想定ではなかったので、神宮らしい写真が撮れる銀杏並木に移動しようかと思ったけどやめておいた。写真は去年の方が上手だったな。

あとは、応援に来てくださったOBやOGの方々とお話しした。本当にたくさんの愛をもって現役に接してくださっていることへの感謝を忘れないようにしたいと思った。

スタートでは機材トラブルの場面があった。スタートでのサポートに必需品である六角を、いつも欠かさず持っていたけどロードで使う場面に遭遇したことはなかった。いつか誰かに六角以外にトルクスも持っててと言われた気がしなくもないので、毎回持っていくものは六角だけで良いかどうかを聞くようにしている。今回初めて必要になった時に、スタート直前でのメカトラに対応できたことは良かったと思う。

マネージャーの行動は、選手の成績に直接影響しうると思っている。仕事を拡大した以上は、マネージャーの時間の認識違いで出走不可となったり、必要とされた時に選手のそばに工具を持ったマネージャーがいなかったり、マネージャーの行動がそもそも誤っている場面と、選手とマネージャーの想定に乖離がある場面がある。

スタート前でサポートがおらず荷物を受け取ってもらうことができなくて、1周完了後にコースから携帯とイヤホンを投げる選手をどこかで見たことがある。

ミスが起きた時に事象に対して反省することは言うまでもないが、その問題を想定し防ぐ方向になぜ動けなかったのかを自責の視点で考えることがより重要であると思う。

どこまで自分ごととするか。もし何かトラブルが起きた時に今回は運が悪かったとするのか、自分の行動に責任を感じて悔い改めるのかは、人が優しい組織に身を置いているからこそ自身の部活への関わり方として誠実に考えるべきだと思う。

マネージャーは、どうやっても選手より多い時間を部活へ費やすことはない。

いてもいなくてもいい存在だったマネージャーというものを、尊敬する先輩が変えてくださった。そして、まだまだ男性社会の主務という役職を、マネージャーが務めるという道を開いてくださった。そのことに感謝し、さらなるレベルアップを図る段階で私は何もできていない。

どれだけの仕事を家でこなしても、何回日吉や三田の事務室に出向いても、どれだけメールを打っても、何枚の書類を作成したってこの負い目が消えることは今後絶対にないと思う。

岳さんや西村さんは、試合会場でずっと立っていたら「選手がマネージャーを立たせているみたいだから座って」と言ってくださったけれど、足で稼ぐくらいしかあのころはできることはなくて、今も選手が出走して仕事がなくなったってずっと意味もなくうろちょろしている自覚がある。

そんなマネージャーが、自分が、「大学の4年間を体育会生として、マネージャーとしてやりきった」というためには相当の献身とそれへの自負が必要だと思う。

今の状況で、「マネージャーは選手の成績にただ乗りしている」と思われることは仕方がないことだと思う。選手のような時間の使い方をすることが正義という意味ではなく、自分たちの仕事は顕在化しないことのほうが多いということである。仕事に忙殺される日々の方が心理的には安定するかもしれないが、この部活に入った意味は何かあるのだと思う。

誰かが勝った時、チームが目標を達成した時に共に喜ぶ資格のある人間になりたいと思う。

自身の体育会生活に後悔がないよう、残された時間を相当な覚悟で謙虚に、誠実に部活動に向き合っていかなければならないと感じる。

長々と書いてしまいましたが。

明日、本当に4年生がいなくなることが寂しくて咽び泣きそうです。

大会関係者の皆様、OB・OGの皆様、いつもありがとうございます。

立哨役員の皆様も、本当にありがとうございました。

学生委員の大和田とりこちゃんもいつもありがとう。

應援指導部の皆様は、寒い中素敵な応援を届けてくださってありがとうございました。日程の延期後も依頼を快諾してくださり、感謝しております。あれだけの声援を受けて走ることは塾体育会の一員として大変光栄なことだと思います。引き続きよろしくお願いいたします。

皆様大変お疲れ様でした。

私も年を取り、風邪が肺炎へといとも簡単に進化することに気がついたので皆様くれぐれも季節の変わり目はご自愛くださいませ。

まだ19歳なんですけど、、( ; ; )

平石梨佐子

平石梨佐子

商学部3年

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