インカレロード

8月22日インカレロード dnf15周

自分が競技をやっているうえで出場することを夢みていたレースにやっと出場することができた。目標にしていた完走には遠く及ばない結果ではあったが、今回の経験は自分が残りの1年間取り組んでいくうえで、糧になっていく大切な試合になりました。

アップは脚のストレッチとコースを1周だけ行った。今考えたら、少しアップが足りなかった気がする。ただ今回は最初の1周がニュートラルになったおかげで、その1周でいい感じに体がほぐされた気がする。

レースには特に緊張することもなく入ることができた。前から十分の三ぐらいの位置で並ぶことができ、ローリングが終わってからは中盤から少し後ろぐらいの位置でスタートした。決して良い位置どりとは言えないが、今までの自分からすると上出来な位置どりであったと思う。2〜4周目は日大のペースアップにより集団のペースが上がり、かなり辛かった。少し集団からちぎれかけていたが、集団からちぎれかけても焦らずに400wぐらいで淡々と追えという纐纈さんから頂いたアドバイス&早稲田などの強そうな人の後ろにつかせてもらうことによってなんとか集団に居残ることができた。そこからは集団のペースが落ち着き、比較的楽に走ることができた。集団のペースが落ち着いている間はとにかくハイブリッドな踏まないペダリングを心がけた。10周目ぐらいから再び集団のペースが上がった、辛かったがなんとか気合いでへばりついた。その後また集団のペースが落ち着いたが、12周あたりから脚がふわふわしてくるいつもの痙攣前の感覚に襲われた(まあただ単に自脚がないだけ)。ケイデンス高めで集団について行こうとしたが、そのまま踏めなくなり15周目を終えたところでdnfとなった。

10周も残してdnfになっている時点で自分がまだまだめちゃくちゃ弱いと言うことは十分承知しているが、今回のレースで以前よりも成長を感じた部分もある。一つ目は集団のペースアップにある程度対応できたことだ。心臓破りの坂などはいつものG練の中盤の踏み直しの坂ぐらいの感覚で登ることができた。二つ目はコースを体で覚えた状態でレースに臨むことができたことだ。事前にコースを走ったことによって、コースのライン取りや下りのコーナーを今までよりも上手くこなすことができた。

ダメだった点は山ほどある。端的に言ってしまえば総合的な能力においてまだまだ足りていない。上記で書いたよかった点もまだ開発途上の段階で、集団のペースがもっと上がっていればすぐにちぎれていただろうし、位置取などの走行技術もまだ納得できるものではない。一番欠如していた点は150km走る抜く自脚がなかったことだと思う。100kmになる以前に脚がつりそうになっている時点で完走できる土俵には立てていないし、終盤にかけてより一層ペースが上がることも考えに入れれば、ベースの強化が不可欠だ。それからペダリングも改善が必要であると考えている。踏み気味のペダリングが完全に癖付いてしまっているので自分ではあまり違和感を感じないが、レースの動画を見返すと自分が思っているよりも低いケイデンスだった。

今後の練習では、ロング練では極力ノンストップで走ったり、後半の脚がない状態で追い込んだりするなどのレースに似た環境で練習を行なっていきたい。高強度練は今よりももっと高いパワーをより長い時間出すことを目標とし、それを長距離練と織り交ぜた時も出せるように練習していく。きちんと練習して課題を克服すれば、目標である完走は絶対に可能だと感じた。就活も始まれば思うように自転車に時間を割くことはできなくなるかもしれないが、1日1日の活動を大切にして、来年こそは完走します。

レース後のミィーティングで、4年生をはじめとした方のインカレに対する熱い想いや悔しさを目の当たりにして、ものすごく胸が熱くなった。レース後にチームのみんなで共有したあの悔しさを忘れずに、チームとしてももっと強くなって、来年のインカレでは慶應旋風を巻き起こしてやりたいと思った。そのためにも、自分が選手としてもっと強くなるだけでなく、チームが強くなるためにどのように部に貢献できるかも考えて常日頃行動しなければならない。自分は今日までチームを引っ張ってきた4年生のような頼もしい存在になることは難しいが、4年生のように練習を毎日コツコツ積み上げる姿勢や部活の活動全般に常に真摯に向き合う態度を見習って、残りの1年間の部活動に精進して参ります。

サポートをしてくださったみなさんありがとうございました。毎度のことながら本当に素晴らしいサポートで感服いたします。

4年生の皆さん、本当にお世話になりました。4年間お疲れ様でした。

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