美山

1日目 12キロ個人タイムトライアル

クラス3  6位 全体19位

2キロの直線コースを3往復するタイムトライアル。行きは3%ほどの登り、帰りは折り返してそこの登りを下るというコースレイアウトだった。

個人的にはロードレースなどよりも昇格のチャンスがあると考えていたので何とかものにしたかったが力及ばず6位。トップとは約1分差、昇格圏内の3位とは9秒差だった。

何がダメだったのかはよく分かっていない。

メーター無しで走ったので…。これはDHバーに付ける用のマウントを実家に忘れた自分のミスである。

何がダメだったのかは分からないが、とりあえず走るのが難しいタイムトライアルであった。登りと下りしかないと言うことと風がつよめだったことがその要因である。ギアを変える時にいちいちバーから手を離さなければならず、風の影響でペースの上下が激しかったのでかなり煩わしかった。みんな同じ条件なので文句は言えない。

個人的には昇格できなかったことよりもトップと大差をつけられたことの方がショックである。それなりにFTP領域が踏めるようになっていただけに心を折られた感がある…

2日目 40キロロードレース

12位

朝ご飯にコロッケを食べた。それも朝6時ごろ。前日に京都市内のホテルで惣菜パーティーをした時の余りである。中野さんが朝ご飯は惣菜のあまりのコロッケにすると言っていたので自分も無意識のうちにつられてそうすることにしたが、冷静に考えてレース前に揚げ物を食べるアスリートはいないだろう。きっと疲れていたんだ。油は吸収が遅いからハンガーノック対策になるだろうと謎の持論で自分を納得させてその場を収めた。胃に負担がかからないように牛乳と一緒に食べた。トップアスリートへの道はまだまだ遠い。

一周10キロのコースを4周回。そこまでアップダウンはないが、ゴール前3キロから6%1キロほどの登りがあり、その後はヘアピンの下りを抜けてゴールまでそこまで長くない平坦を走る感じなので、自分の中では勝負所を思い切ってその坂だけに定めることにした。個人的なプランとしては3周目か4周目の登りでペースアップをして少人数で抜け出したいと考えていた。アタックではなく力技のペースアップによって抜け出そうと考えたのはコースを試走してみての勘によるものである。今回は旧松山城南出身で日大の森本君と鹿屋の石原君の動きに警戒することにした。

招集場所を間違えるというミスにより最後尾スタート。いつものクラス3と違って人数が多いので上がるのに結構苦労した。

スタート後はこれといって内容を書くほどの動きはしておらず、集団で待機。道幅が場所によって変わるので集団は団子になったり伸びたりを繰り返していた。

最初の二周の登りは森本君の先頭固定で進んでいった。やはり足がある。登りの前で人が後ろから上がってきて周りを囲まれてしまうので登りに入る時に後ろにいるシーンが多かった。幸いアタックなどはなかったのでよかったが、アタックなどがあっても反応できる位置ではなかったのでもう少し前にいた方がよかった。

下りは片側一車線しか使えない箇所があり、集団が詰まるのでかなりストレスだった。クラス3の選手で詰まるのはまだいいが、今回は一般の参加者の人たちのカテゴリーと混走で、一般の人たちは自分達の少し前でスタートしているので、そこで千切れた人たちが自分達の集団と混ざって詰まるのがかなり怖かった。千切れるということは大方の人はあまり速くない上、走りもうまくないので…

3周目で石原君がアタックをかけたのでそれに乗ってみるが後ろがつながってしまっていたのですぐに踏み止める。三周目あたりからは位置を下げ過ぎないように心がける。それでも登り前では位置が下がりがちになってしまう。この周は登りの手前で中央の選手がアタックしていて集団がそれを追うような形になっていたので自分から無理に動いたりはしなかった。ただ中切れが起こりそうな匂いがしたので足を使って少しだけ位置を上げておく。

4周目は最終周ということもありみんなが前に上りたがっている感じ。今回は絶対に先頭付近で登り口に入りたかったので積極的に前を引きながら先頭付近をキープする。石原くんも自分と同じくらいの位置にいたので目を離さないようにマークを続ける。

のぼり口前で3人ほどの選手が散発的にアタック。メンバーがメンバーだったのといざとなったら集団を引きずり回して逃げをキャッチする自信があったのでこれは見送っておく。予定通り?先頭で上り口に到達。7倍以上で牽引を開始する。集団はいい感じで縦に伸びている。そしたら自分のすぐ後ろにいた石原君がアタック。昨日のTTで自分の一つ上の順位?の選手が反応し、自分もかなりきつかったがその選手の後ろに張り付く。石原君も7倍前後のペースで踏み続けていたおかげか、逃げも全部吸収した時点で自分の真後ろで集団に亀裂が入り始めた。その亀裂は頂上付近ではいい感じの差になり、自分、石原君ともう一人の選手の3人が抜け出す形になった。差にすると10秒ないくらいではあるが、逃げのメンバー、力技で千切ったことによる後ろの疲れ具合、ゴールまでのコースレイアウトを考えると逃げ切るには十分であった。

自分から逃げ切ろうと声をかけると2人もペースアップに協力してくれた。逃げ切りという文字が頭をよぎったときにここで悲劇が。

別カテゴリーのおじさん軍団のグルペットに下りで蓋をされてしまった。片側一車線なので抜くこともできず、他のおじさんたちは道を譲ってくれたりしたが、一人だけ綺麗にアウトインアウトで道を塞いでくるおじさんがいたおかげで集団が追いついてきてしまった。仕方がないので集団スプリントに切り替えるが、牽制している間に人が上がってくるのは嫌なのでガンガンペースを上げて集団を縦に伸ばし続ける。

そのままの流れで実は残り150くらいまでは4、5番手をキープしていた。なんで12位になったのかというとただでさえスプリントが弱いのに周りにつられて早駆けをするという頭の悪い失態を犯したから。スプリント能力もそうだが、力技でマージンを作ったから足が疲れていた。残り50メートルで抜かされまくったあたりからはガッカリし過ぎて完全に踏みやめてしまった。勝ったのは石原選手。逃げで疲れるような自分とは違って強かった。

綺麗事(極論)を言えば自分の実力不足でしたという感想になるのだろうが、今回の件に関してはそんなことも言えないくらい憤りと失望を覚えた。面白いくらい予定通りの逃げになっていただけにタイミングが悪過ぎてガッカリすぎるほどガッカリである。もうしばらく学連のレースは出たくないくらい激しく落ち込んでいるが、今週末には加須のTTがあるのでそれまでにはやる気を取り戻したい。

わざわざ授業を切ってポートに来てくれた中野さんとカリスマ運転手の六川さん、運転手代理の大悟さんと清水さんはありがとうございました。こうやってみると自分って何もしてない…

ps.六川さんが落車して落ちたっていう崖が想像以上にやばくて平気で5メートル近くあった。軽い捻挫とかすり傷で済んでるのがヤバすぎる😰

秋田圭佑

秋田圭佑

総合政策学部3年

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