報告

レースの詳細はまとめて後日書こうと思います。感想だけ。

9/4 イソカレ口ード 105km地点でDNF

4周目の下りでの大落車に巻き込まれ、幸いにも軽傷だったのでモトに工具を借していただき自転車を直して再発走して落車した選手や集団からこぼれた選手と回したが足切り。結果論だけど、だいぶマージンとって下っていないとあの位置あのスピードで落車が起きたら避けようがなかった。75~80km/hくらいは出ていたと思う。自分はコースの中央付近で行き場を失って転倒して滑ったから軽傷で済んだが、アウト側で落車して側溝に落ちたり電柱にぶつかったりしていたらと思うと本当に怖い。

落車したメンバーを見るとほとんど有力選手しかおらず、位置取りに関してはそこまで自分に非があったとは言えないと思う。それでもやっぱり他人と走っている限り、落車に巻き込まれる可能性はいつだってあるのがレース。

公道では特に気をつけて走っている。しかしクローズドなコースで行われるレースでは下りはみんな攻めるからそこで後手を踏む訳にはいかないと思っていて、苦手だった下りは今年までにある程度克服した。タイヤはウェット路面に強いコルサコントロールを選択していたので自分的にスリップの不安はなかった。攻めていなかったとは言えないけど、自分のキャパシティを超えて下ってはいなかった。しかしあとから思うと、下りで何人か抜かしたりしたし、1度イン側から来た選手とぶつかってペダルが外れたりもした。自分が落車を引き起こす可能性も十分にあった。今回で自分たちはこんなリスクを背負ってレースをしていたんだと思った。

ここから勝負というところでこのような結果になってしまって非常に残念。

去年からこの3年生で迎えるインカレ、特にロードにはできる限りの準備をしてきたけれど、順位すらつかず、怪我なく帰ってくることも出来なかった。バスから降りて、サポートの人の顔を見たら一気に悔しさがこみ上げてきた。とても不機嫌になってしまってすみませんでした。このブログを書いている今もくやしい。笑顔でインカレ後にお酒を飲みたかった。

でも、こんなことを思えているだけで自分は幸運なのかもしれない。

亡くなってしまった選手と面識はないけど、同じ自転車競技者としてとても残念に思う。

安全第一ということは何よりも大切だけど、安全に走れる余裕を広げていくのも競技をやるなら絶対必要だと思う。というか、それも含めて強さだと思う。安全第一と言っていつまでも同じ技量で、パワーだけ向上して上のレベルのレースに参加している人間は危ない。危ないか、相当強くなければ後ろで走って千切れる。初心者が多い慶應チャリ部だとそういう傾向が強くなりがち(初心者はTTで昇格するのがかっこいいみたいな風潮がうちにはあった気がする。)なので、テクニックを向上させることはパワーを上げることよりも楽だし役に立つということを初心者の後輩たちには分かってもらいたい。かく言う自分もまだまだ未熟なので頑張る。

はるばる鹿児島までサポートありがとうございました。4年生はお疲れ様でした。

p.s. 感想のつもりが長くなってしまった。

最近の記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


アーカイブ

月を選択

最近の記事

  1. 前日調整

  2. かんちゃれ

  3. 川崎+α

  4. TRS 北400

PAGE TOP