かんちゃれ

DNF

4月のレースでは一番気合入れて臨んだレース。結果は自分の弱さでしかない。

前日はワトバで脚を回す程度。

前泊し、5:20起床。おかゆとパンを食べた。出走1時間前はだんご。90kmあるので、ジェルを2個＋でカーボを入れたボトル。一つは補給用にして炭水化物200gをレース前にとって、レース中に補給で200gを用意した。

とにかく眠かった。前日の移動中から会場についてアップ始めるまで眠かった。アップとカフェイン50mgで身体をむりやり起こしたので少し気持ち悪かった。

試走はFTPからVO2くらいで踏んで超絶調子が良いと感じた。そう感じるしかなかったが。あとは30分くらいローラーで脚を回した。

レース展開としては、ローリングでヌルっとスタートした。誰もアタックせず。心臓破り手前で散発的にアタックがかかるも、1人でいったのでそれには乗らなかった。バックストレート手前もしくはホームストレート奥のアタックに備えたが、ペース上がったものの、集団は崩れずそのまま。

2周目にはいると前に法政、日大あたりが集まってきた。いい感じのメンツが少し飛び出していたので、ブリッジしたら、意外とすんなり逃げが決まった。このメンツのうち2名がそのまま逃げ切ることになる。最初は6名で、あっという間にホームストレートで集団と30秒差。まさにオープンロードで乗れなかったアタックに乗ったような形。

3周目は余裕があり、集団遅いっすねみたいな会話をできるほどだった。しかし心臓破りが終わってストレートに入ったところで、ガチガチに平坦で踏み始め千切れそうになった。下りで休んで、4周目も心臓破りはなんとかなったものの、ストレートで厳しくなり、ストレート直後の緩斜面でちぎれた。

今回のレースでは、まずはじめに心臓が痛くなった。心臓の下の方がキュイーンと締め付けられる感覚。正直、脚は有り余っていた。

ドロップして集団でぬくぬくしていた。サイクリングペースで、前の逃げとは全然別のレースをしているように思えた。逃げが散発的にかかるが、吸収されていくので、集団のペースは上がらない。ストレートでは脚が止まるような感じ。何度かアタックに反応してみたが、集団頭を取ることに集中するよう切り替えて動くようにした。10番手くらいで中切れをくらわない位置で耐えるのみ。前に出てFTPくらいで踏んでいたら勝手に後ろがいなくなることさえあった。

集団内では自分の脚には自信があった。それでもスプリントでは強そうなメンバーだったので、最終周の心臓破り手前でのアタックを狙って脚をセーブしていたつもりだった。

残り4周を残してDNFになった。心臓の下あたりが痛すぎて、限界だった。ドクターの方に来ていただき、自分が落ち着いたところで回収車に乗せていただいて運ばれた。

逃げからドロップするとき、集団からドロップするとき、どちらも心臓が痛すぎて耐えられなかった。逃げからドロップした時は、もう心臓は痛くならないだろうと思った。

以前から、体調を崩して休んでから練習を始めた時に、心臓が痛くなることがあった。それの痛みがとんでもなく痛くなったような感覚だった。しかし、今週の朝練ではこんな痛み無かったし、練習量を落としたわけでもない。

考えられるのは、前日にSAで食べたうどんの汁に油が大量に浮いていてお腹を壊した。前日の金曜日に授業を入れすぎて疲労が抜けていない。金曜日に調整で心拍を上げきれなかった。など。おそらく、睡眠不足と調整不足と、お腹の調子が悪いのが重なってバッドコンディションだった。木曜は川崎から車で帰った関係で帰宅が遅くなり、また、金曜は1限があるので早起きだった。4限まであって宿についたのが22時で寝たのが23時。なぜか3時に目が覚めてしまい、そこから眠れず。という惨状。

今回のレースの反省としては、レース前3日くらいは規則正しく8時間程度の睡眠をとること。前日はしっかりと心拍を上げきること。油は避けること。

心臓が痛くなったからとはいえ、完走はできたはずだ。踏みやめた自分が不甲斐ない。これまでのレースのなかではかなり自分なりに自信をもって臨んだレースなだけに、この結果は悔しい。補給をしにきてくれたマネージャーから補給を受け取らないまま終わってしまった。3連休を犠牲にしてわざわざ来てくれたのに、心配までかけてしまい申し訳なかった。

あと気づいたこととしては、登りはしっかりトルクをかけて踏める感覚があるのに対し、平坦は回しているイメージだということ。つまり速度域が速くなると、ペダリングのアラがでているような感覚があった。ピストローラーなどで、基礎から取り組むべきところ。

関東チャレンジは結果を出したいレースだったが、月曜のレースは結果を出さなければいけないレースなので、切り替えて集中していく。