2/9(木)オフ報告

「精力善用 自他共栄」

こんにちは。

オフ暇すぎるので、日記みたいなのを書きました。暇人以外読まないことをお勧めします。

アイキャッチの色紙は高校一年生の時に柔道初段を取得した時にいただいたものなのですが、今でも賞状とともに大切に保管しているものの一つです。この言葉は、努力しなければならない時にいつも思い出す言葉で、ベッドの真横に置いてあるので、朝起きた時に毎日確認しています。高校生の時から今まで、このスローガンが自分の人格形成に関わってきたのかな〜、とか思ってしみじみしています。

中学生の時の自分は完全に負け癖が付いてました。中学受験で第一志望に受からなかったし、中学に入ってからの一番最初のテストはビリから30番。数学の二次方程式のテストは再再再再テストまでいき、毎朝7:00に学校に登校し、「なぜお前はそんなにポン助なのか」と言われながら僕の朝が始まっていました。遅刻して一週間掃除当番を任され、池袋で女の子と遊んでるのを見られて親も呼ばれました。部活の野球でもなかなか努力できなくて、普通で終わりました。

そんな中唯一ちょっと頑張れたのが中学校の時に剣道、高校の時に柔道でした。どちらも礼に始まり礼に終わるスポーツでした。それまで他人への礼節とかを気にしてなかった自分が愚かに思えてくるようになりました(今も結構自己中だけど…)。だから、まずは時間を守ろうと思いました。そこからいつものように遅刻していて校門でしばかれていたようなガキでしたが、HRの1時間前には教室に行くようになりました。この2種類のスポーツを初めてから色々と自分へのストイックさが身についた気がします。自分の通ってた中高は規律が厳しかったけど、それだけは守っていこうと思うようになりました。

武道から学んだこと二つ目は一つのことに集中することです。剣道をやっているときは剣道に集中する。柔道をやっている時は柔道に集中する。当たり前のことだけど、今でも難しいです。

中学校の時は武道大会で準優勝までいき、経験者相手に一本取って会場を沸かせた記憶があります。結局ここで負けてしまいましたが、勝ち癖を学んだ気がします。水分補給もできなくて声もカスカスの極限状態での試合でした。。そして剣道だけでなくいろんなことをやりたい、と思うようになりました。僕の「やりたいです!」はここが源泉だったんだな〜、と最近気付きました。

柔道を始めてからは、基本技を学んだ後、色々な人と積極的に組みました。高校2年生の時に、やる気があった友達と授業後に柔道の先生に「柔道初段を受けたいです!」と伝えて、受けにいきました。内容は、礼法と受け身3種類、基本技8種類、乱取りとかだったかな〜、結構あやふやですが。乱取りでは、全然勝てなくて「落ちたかも」と思ったけど、パッションが評価されたのか受かっていました。

この中高を卒業する頃には、自分へのストイックさ、一つのことに集中する大切さを学びました。組織の規律を守ることとかは、脳筋感が否めないところではあったのだが、自分はこの6年間でこんなにも変われたんだな〜、と実感できる青春だった。

大学から始めた自転車競技だったが、正直最初の方は先輩方、同期に朝練とか全体練とかで全くついていけなくて不安だらけだった。一人でVとか登りに行ったりしたが、そんなんしても、ついていけるようにはなれなかったのでもっと不安になった。バンク練習とかも知ってることなんかひとつもなかったから、最初の方はちっとも面白くなかった。朝練に行くときに、岳さんとかに引いてもらってた時も、「こんぐらいのスピードは出てて欲しい」って言われた時余裕そうに「いけます!」とか言ってたけど、あれ実は後ろでちぎれそうになってきつかったです。毎日悔しくてなんか泣けてきていました。

でもその時に思い出してたのが、2つの武道から学んでいたことです。まずは自転車に集中すること。先輩方に「乗り込め」って言われたからやってみる、バンク練習では山根さんとか、内田さんとかに「1kmTTでは死ぬ気で突っ込め」って言われたから、今日が命日だと思って死ぬ気で突っ込んでみる。情報とか効率を収集しようとして、現状何もしていないよりも、実際にやってみることでactiveしながら情報も得ることができた。

後はストイックさ。面倒臭くてもブログを書いて次に繋げる。朝早くに練習するのだるいけど、とりあえず部室に行く、そこから何やるか考える。1kmTT計測するの、寿命縮まりそうだしだるいけど、とりあえずスタートラインに立ってみる、そこから自分にどうしたいか問いかけてみる。朝寒い中起きてoyamada6周もするのだるいけど、とりあえず集合場所行く。そこで自分にどうしたいか問いかけてみる。楽な方とると絶対後悔するけど、とりあえずスタートラインに立つ。

最近の自分は、入部当初の活力を徐々に失ってきている気がする。その理由として、現状に満足し出してしまっている自分がいることは間違いない。入部当初自転車競技に関して自分に満足できる部分なんて何もなかった。0点からの出発。だから這いあがろうとしてた。だけど、今は100点中1点くらい満足できることができてしまったのかもしれない。自分は苦しい状況に置かれて初めて成長できるタイプなので、自分のタイムとかパワーとかに自惚れている暇はない。今こそより成長していくために、心を入れ替えなければならない。これからシーズンに入り、レースも増えていく。また、情熱を失ったときはこのブログに戻ってこよう。

平井健三

平井健三

経済学部3年 成長を楽しみます!!

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