書きたくない時こそ、早く。

というのはわかっているんだけれどもね。

2023年6月11日 個人ロード 24位

年始時点での今大会の目標は完走だったが、徐々に目標は上方修正されていき、完走を前提として、入賞狙い。あわよくば、とすら考えていた。まぁ実際にはかなり遠かったと思う。

2days木祖村で120㎞を完走できて、レースを想定したロング練を数回実施し、それなりに調子も上向きになってきたので、完走はできる自信があった。また、直前の練習でゴール前に想定される強度の調子が良かったので、展開次第でゴール勝負も上位に食い込める自信があった。

しかし、結果的には残り3周で集団から千切れ、ペースで粘ってなんとか完走。

以上以下、書き散らし。

前日

出発は遅め。

木祖に到着して慣らしライド。45分ほど、ええ感じになるまで脚を回した。前日と前々日に想定よりも乗れていなかったので、すこし踏む時間を確保した。ボラもつけてみて、想像以上に軽い走りに驚き。悪天候が予想されたので、フロントは普段から使い慣れているDTを選択した。

マネが受付してきてくれてありがたかった。

ホテル戻り、風呂入り、飯、MTG、ゼッケン張り、MTG2、マッサージ、就寝。

去年の宿よりも会場は遠かったが、夕食先の確保のしやすさ、買い出しのしやすさ、部屋の快適さなどから個人的には大正解だった。大戸屋も丸亀もスーパーも徒歩3分くらい。会場に近づいてもどうせ夕食のために塩尻まで下りてくることになるので来年もルートインが良いのでは。その頃には出場選手が5人くらいには増えていてほしいぞ。

当日

4時起床

朝食は冷凍パスタ、わらび餅を合わせて1000kcal。前日の夜も大戸屋でそこそこ多めに食べたので、やや苦しかった。

5時ホテル発 6時前会場着。

前日のMTGで駐車場所を決めておいてよかった。メインの駐車場よりも一歩手前のコンクリの駐車場を選んでよかった。来年もここがおすすめ。

到着してからは少し時間があったのでやや暇してた。某大とかはスタッフだけ先に来てテントとローラーを出し、選手はその後にゆっくり来ていた。うちもスタッフの余力と車の都合があえばそうしたいところ。

1時間ちょい前までに着替えて、検車に行ってアップ。寒そうだったので、スタート位置は諦めてぎりぎりまでアップしてた。結構雨が降っていて、スタート位置についてからスタートまでの間、すこし寒かった気がする。ほかの3人は最前列で並んでいたようで、合流できなかったので服は早稲田さんに渡した。ありがとう。

スタート後、早めにポジションを上げたいと思いつつ、有力選手が近くにいたので落ち着いて無駄足を使わずに前に出られるところででるつもりでいた。個人的な予想ではかなり序盤にそこそこ強い逃げが形成されると思っていたが、その通りになった。でも、それが勝ち逃げになるとしても最後までドロップせずについていける自信がなかったので、集団待機を決め込んでいた。

この逃げには岳と秋田が反応できる位置にいたらしい。お見合いした、と話していたが、直感的に乗りたいと思った逃げなら例えチームメイトと被ったとしても乗った方が良い。きっとそういう逃げは強力だから一人で勝負するよりも二人で勝負する方が有利だし。

わっしは既に逃げが決まったあとにその逃げが決まったことを知った。木祖村での経験からスタート直後に先頭まで上がれるつもりでいたが、雨の影響で思う様に走れず、1周回目を後方で消化することになったのが原因。2周目で雨にも慣れて、前まで上がることができ、岳が前方にいて感動した。

その後は集団も逃げを見送りモードでゆっくりめ。10番手くらいまであがると横からかぶせてくるニキがいないので、集団走行が非常に楽になるのを感じた。一方で、30番手前後が一番カオスで危ない走りの選手も多くストレスがかかった。変な落車や遮光に巻き込まれたくなかったので、できる限り10番手前後を確保するようにした。コースの中で一番負荷がかかるのが補給所の坂で、一番位置を上げやすいのがその手前のアップダウンだったので、アップダウンで位置を上げ、登りでやや力を抜いて15人くらいに抜かれて下りに入るのを繰り返していた。しかし、補給所後の下り基調のアップダウンでコーナーの立ち上がりや登り返しで後ろにいると想像以上に脚を削られていることに気付き、中盤以降はできるだけ前で補給所の登りを登り切れるようにした。

集団では大きな動きはなく、距離を消化。特に何かを出来るほどの脚はなかったので、エネルギー切れにならないように食べたくない口に羊羹をねじ込んで、飲みたくない口にドリンクを注いだ。これほどまでに食べるのが億劫になったのは久しぶりでカロリーを多く含むドリンクを用意していて本当に良かった。アクティバイクのグランフォンドウォーターがおすすめ。もう宣伝じゃないです。

残り6周くらいから天野、中央の選手を中心にペースアップの動きが起こる。そこで多くの選手がドロップしたと思う。再度、まとまることも多かったが、特に補給所でのアタックには反応しないわけにはいかず、結果的に見れば無駄な脚をつかった。見極める力がすこし不足していた。ここで大きく脚を削ってしまい、その後も登りだけでなくずっと速いペースで推移したので、徐々についていけなくなり、残り3周の補給所の登りで気合いをつかった後、アップダウンで離されてしまった。その後は後ろから来た北嶋くんとランデブー。残り1周に入れば完走はできると思い、二人で頑張って回して無事完走。

コーラは格別でした。

反省

良かったこと。

・元々のシーズン序盤の目標だった完走は達成できたこと。ちなみに、学連の全国規模のロードレースでの完走は初めて。最後まで諦めなかったのも良かった。
・こけなかったこと
久しぶりの雨のレースでとてもナーバスになった。かなりマージンを取ったせいで脚を使わされたところもあるけど、最大限のリスクヘッジが出来たと思う。
・登りである程度、余裕をもてていたこと。これまでと違い、LTもOBLAも上がっているためか、レース中に余裕をもてるようになった。

More Better

・VO2強度のキャパシティ。千切れた後もFTP弱くらいなら踏むことが出来た。ついていけなくなったのはFRC容量を使い切ってしまったからだろう。FTP以上のインターバルをほとんどできていなかったので、ここは仕方が無い部分もあり。
・雨天時の走行技術。下りは得意な方だけど、それはタイヤのグリップがわかりやすいドライな路面に限る。ウェットだとグリップ感がわかりにくくて、ちきってしまう。まぁ、多くの選手より上手い自信はあるけど、ウェットだと強みを発揮できないのだと認識。
・長時間レース耐性 後半、明らかに脚が重くなった。150㎞レベルで勝負するにはまだまだ長距離耐性がない。インカレに向けてはより多くのロング練を実施していく。

大前さんとレース後に話したけれどもやっぱり強くないとレースが面白くない。ただついていくだけ。逃げに乗れたわけでもなく、追走をできるほどの余力もない。

競技をやると実感する言葉ランキング第3位「勝負事で本当に楽しむためには強さがいる」

最後の個人ロードだった。去年も一昨年も出場しなかったから1年生ぶり2回目。随分と休んでしまったせいであっという間に「次に活かす」、が使えなくなった。ロードレースに出場するのも、全日本とインカレのあと2回だけ。悔いのないように生きる。

サポート、応援ありがとうございました。小原さん、ジャージありがとうございました。おかげさまでハンガーノックにはならずに済みました。

以下、中京大OB山内様より。

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